杉咲花「おちょやん」第15週「うちは幸せになんで」、テルヲ(トータス松本)再び!予告動画

2021年03月12日09時59分ドラマ
@NHK

NHK朝ドラ「おちょやん」第15週、濃い登場人物の中でもピカイチのテルヲ(トータス松本)が再登場!今度も借金とりに追われているが、なんと警察に捕まってしまう!縁を切ったはずの千代(杉咲花)はどうするの?NHK朝の連続テレビ小説、第15週「うちは幸せになんで」(3月15日~3月19日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



3月8日から放送された第14週は、鶴亀家庭劇でやりたい放題やっているように見えた千之助(星田英利)が、万太郎(板尾創路)を負かすために、一平に頭を下げて、劇団一致団結で万太郎に挑んだ。結果は、負けてしまったが、一座の結束が固くなり、芝居の反響も上々となった。千之助が万太郎一座を追い出される時に、万太郎にかつらの中に生卵を入れられて、知らずにかぶるシーンがあったが、一平の父・天海の葬儀の際、万太郎が帽子の中に卵を入れて現れたことがあった。葬儀の際は「喜劇王の卵を産んだ」と一平のことを天海につげ、千之助の頭で卵を割るシーンは「芝居の殻を割れ」ということなのかという考察も出ている。そして、3月12日、第70話では、万太郎と千之助、それぞれがお互いに帽子に生卵をいれていて、二人とも頭から黄身をたらして和解となった。

3月15日から放送される第15週「うちは幸せになんで」に、テルヲ(トータス松本)が再登場する。これほど、出演するということだけで話題になる登場人物はいない。今度はいったいどんな迷惑を千代にかけるのか??またまた借金とりもやってくる模様だ。テルヲに迷惑かけられるのは一体いつまで続くのか?

「逃げるは恥だが役に立つ」の著者、漫画家・海野つなみのレビューもついた「10分でわかる前半ダイジェスト」が番組公式サイトに公開されている。後半について演技力抜群の杉咲花が自分の年齢以上の人をどう演じるのかが楽しみだと言い、「視聴者のはらわたを煮え繰り返させたテルヲも再登場とのことで、それもドキドキ...」と語っている。

【第14週(2021/3/8-3/12)ネタバレあらすじ】
昭和7年、天海一平(成田凌)が二代目天海天海を襲名し、千代(杉咲花)と夫婦となって、3年の月日が流れた。鶴亀家庭劇は道頓堀で順調に人気を上げていく中で、千代は座長の妻として、大忙しの毎日を送っていた。そんな千代に、岡安のシズ(篠原涼子)は、離縁しろと言い放つ。いわれた千代は一平への不満を爆発させる。千代にとってシズは家族同然なので、愚痴をこぼしたりできるのだ。不満を言ってすっきりした千代は家に帰る。

一方、世界の喜劇王チャップリンの来日が大々的に報道される。大山鶴蔵(中村鴈治郎)は、鶴亀家庭劇と万太郎一座のどちらかのうち、一人でも多く客を呼べた一座が、世界の喜劇王チャップリンに、道頓堀を代表して喜劇芝居を見せることができるという案を出した。千之助(星田英利)と万太郎(板尾創路)の一騎打ちとなる。千代は、鶴亀家庭劇が世界に認められれば…と胸が高鳴る。一方、いつも以上に強引でムキになる千之助は、女優たちを怒らせ、収拾がつかない事態になってしまう。香里(松本妃代)やルリ子(明日海りお)が言い返すが全く相手にせず、辞めろの一点張りになる。千代ばなだめるも、ルリ子は女優としての自覚を持てという。

千之助に言われて万太郎一座の動向をさぐろうと一座に入り込んでいた小山田(曽我廼家寛太郎)が一座に捕まってしまった。小山田を助けに来た千代は、小山田が偵察のために台本を盗み見ようとしていたことを知る。万太郎一座の連中に取り囲まれ、絶体絶命の二人となる。その時、万太郎本人が現れ、意外にもあっさり手の内をすべてさらすのだった。なんと、台本をすべて見ていいといって二人の前に差し出した。他にも何でも聞いて良いと言う万太郎が言うので、千代は思い切って、千之助と過去に何があったのか、二人の因縁を聞き出すのだった。

千之助と万太郎の因縁は、二十年以上前にさかのぼる。当時、須賀廼家兄弟一座で人気を二分する看板役者だった二人。しかし、ある日、万太郎は千之助を追い出してしまう。理由は「飽きたから」といい、舞台に出たい千之助が万太郎に役を懇願するとかつらを渡した。そのかつらの中には生卵が入っていて、千之助がかぶると殻が割れた。屈辱に千之助は一座を飛び出したのだ。その話を万太郎から直接聞いた千代は急いで戻り、千之助の家に上がり込む。姿をくらまそうと準備していた千之助に、どうして鶴亀家庭劇が絶対に勝てないのか、どうすれば勝てるのか、千代は食ってかかるのだが、万太郎は「無理や」の一言でかたづける。

過去の因縁のせいで、万太郎を意識すると力が入りすぎ、脚本も芝居も独りよがりになってしまう。千之助は、その弱さを誰よりも自分自身がわかっていた。図らずも、千代にその思いを吐き出せたことで、一平や座員の女優たちにも協力してほしいと素直に頭を下げることができたのだった。そして、鶴亀家庭劇全員で作りあげた新作「丘の一本杉」で、万太郎一座に勝負を挑むのだった。「丘の一本杉」は大好評で、万太郎一座に15人ほど及ばなかったものの、万太郎や大山の予想をはるかにこえる話題をなった。

千之助と万太郎は和解し、お互い切磋琢磨してゆくこととして別れようとしたが、お互いの帽子に生卵を入れておく仕返しを忘れなかった。

【第15週(2021/3/15-3/19)あらすじ】
■第71話(月)
万太郎一座との対決には負けるも、公演は成功し、結束が強くなった鶴亀家庭劇。女たちは千代(杉咲花)の家に集まり、男たちは一平(成田凌)を連れ、酒を飲み交わし、絆を深める日々…。当然、夫婦の時間などゆっくり持てない千代。千代にはふつうの幸せを味わってほしいと願うみつえは、温泉旅行を提案する。その矢先、岡安の店先が大騒ぎになる…。ひどい身なりをした千代の父、テルヲ(トータス松本)が現れるのだった…

■第72話(火)
父親を冷徹に無視し続ける千代(杉咲花)。それにもへこたれず、つきまとうテルヲ(トータス松本)。それは千代が住む天海家、稽古場、福富楽器店にまでおよぶことに…。千代を取り巻く道頓堀の人々は、テルヲの存在に困惑し、警戒しながらも、次第にただならぬ雰囲気を察していく。挙げ句の果てに、居酒屋・水月にまで押し掛けるテルヲは、鶴亀家庭劇の劇団員と飲んだくれる一平(成田凌)に、あることで勝負を挑むのだった…

■第73話(水)
千代(杉咲花)には、良いお母ちゃんになって幸せになってほしいと本気で願うテルヲ(トータス松本)。千代に女優を辞めさせようと考え、向かった先は鶴亀株式会社の社長、大山鶴蔵(中村鴈治郎)のもとだった。さらに、千之助(星田英利)のいる居酒屋・水月を再び訪ね、あることをお願いする。一方、鶴亀家庭劇の評判を聞きつけ、東京の演劇雑誌から取材依頼が舞い込む。熊田(西川忠志)を含め、喜びに沸く劇団員たちだったが…

■第74話(木)
千代(杉咲花)たち鶴亀家庭劇が、東京の演劇雑誌から取材を受ける当日。劇団員たちは記者とカメラを前に各々気合いが入っていた。一方、千代を見守るため、天海一座の稽古場に潜むテルヲ(トータス松本)の前に借金取りが現れる。借金取りは、金のないテルヲには目もくれず、娘の千代に返済を迫ろうとしていた。取材の最中にテルヲと借金取りがけんか沙汰をおこし、たちまち大騒動に…。熊田が呼んだ警官たちが現場に駆け付けて…

■第75話(金)
警察署の接見室に訪れた千代(杉咲花)は、身内がいないと言い張るテルヲ(トータス松本)と面会を果たす。千代はテルヲに対して、自分はこれまでテルヲと関係なく生きてきた。テルヲをずっと恨み続ける、と言い放つ。それに対して、テルヲは過去の数々の非道を詫び、誠心誠意頭を下げて必死に謝罪する。千代はその言葉を背中に受けるも、自分がどうしたいのか、心と頭が追いつかない。すると、千代は懐からあるものを取り出す…

【作】八津弘幸
【出演】杉咲花、成田凌、篠原涼子、名倉潤、星田英利、中村鴈治郎、明日海りお、板尾創路、西川忠志、倉悠貴他
【語り】桂吉弥
【音楽】サキタハヂメ
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

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