【男子総合結果】「世界フィギュアスケート選手権」日本勢、2位、3位、4位を獲得！五輪枠3枠決定！優勝はチェンの手に！

3月24日より開催された「世界フィギュアスケート選手権」の男子フリーが3月27日に行われた！残念ながら一位の座をネイサン・チェンに奪われたものの、鍵山2位、羽生3位、宇野4位と、日本選手が上位を獲得する偉業を成し遂げ、五輪枠の3枠を勝ち取った！関連動画ははフジテレビ、BSフジ、FOD、FODプレミアムにて放送される！フジスケート公式サイトには関連動画、日本選手3人の演技動画が公開されている。



世界選手権、その大舞台に日本の若手が臆することなく登場し、見事に2位を勝ち取った。それは、鍵山優真だ。ジャンプ、前半はほぼノーミスで順調に進んだ。後半、２つのジャンプにミスがでたものの、最終的に2位を勝ち取る偉業を成し遂げた。今季シニアデビューを飾った鍵山に今後の期待も大きくなった。

SP1位でフリーを迎えた羽生結弦だったが、ジャンプに安定感を欠いてしまい、着氷に乱れることが多発してしまった。もともと予定のジャンプ構成ではネイサン・チェンの値を下回っていたため、加点で稼ぐしかなかったが、ネイサン・チェンがほぼノーミスだったため、羽生もノーミスでないと対抗できなかった。ジャンプには生彩を欠いたものの、ステップ、スピンでは大きく加点をもらう演技であり、そのメッセージは視聴者にしっかりと届いた。次のシーズンでは通常通り、コーチの声を直に聞けるところでの演技が待たれる。

SP６位から巻き返したのは宇野昌磨だ。冒頭からジャンプの着地が乱れたが、後半の3回転アクセル＋シングルオイラー＋3回転フリップを見事に決めて、意地を感じさせる演技であった。5位となったコリアダや6位のキーガン・メッシングもミスが少ない演技で視聴者を感動させた。上位6位には入らなかったものの、五輪2枠獲得に貢献したジェイソン・ブラウンの演技には心を奪われるファンが多かった。4回転を苦手とするものの、心に打たれる演技は今度プロとなって活躍する場を期待する人も多い。





■男子総合結果上位6名の結果
1位：ネイサン・チェン（USA）320.88（SP：98.85、FR:222.03）
2位：鍵山優真（神奈川・星槎国際高横浜）291.77（SP：100.96:、FR:190.81）
3位：羽生結弦（ANA）289.18（SP：106.98:、FR:182.20）
4位：宇野昌磨（トヨタ自動車）277.44（SP：92.62、FR:184.82）
5位：ミハエル・コリャダ（FAR）272.04（SP：93.52、FR:178.52）
6位：キーガン・メッシング（CAD）270.26（SP：93.51、FR:176.75）

■大会放送スケジュール
■フジテレビ（地上波）　放送スケジュール
3月28日　深夜01:00～　エキシビション
3月29日　深夜02:35～　ペア・アイスダンス

■BSフジ　放送スケジュール
4月10日　よる19:00～　女子ショート、フリー
4月11日　よる19:00～　男子ショート、フリー

■FODプレミアム　放送スケジュール
3月28日　よる21:30～　エキシビション（LIVE)

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