「私の国」第5-6話あらすじ:朝鮮開国、人質ヨンを助けるために|BS朝日(全16話)

2021年05月13日09時55分ドラマ

ヤン・セジョン×ウ・ドファン×ソリョン/AOA×チャン・ヒョクの共演で送る韓国時代劇「私の国」(全16話)が、BS朝日でで無料BS初放送中!5月14日(金)、17日(月)の第5話と第6話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などを紹介、予告動画は作品公式サイトに公開中だ。
※ネタバレなしはこちら⇒第5-8話あらすじ



「私の国」は、激動の朝鮮建国期を生き抜く若者たちの愛と友情の行方を描くロマンス・アクション時代劇。【「私の国」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物、韓国での評判などまとめて紹介している。

■第5話
1392年、朝鮮を開国し、初代国王の座に就いたイ・ソンゲ(太祖)。カン氏が王妃に。イ・バンウォンは、王が庶子である幼い八男バンソクを世子に冊封しようとしていることに激しく抗議する。司憲府の観察になったソノは、入宮の際には官服を着用し、馬から降りるようバンウォンに告げる。庶子の分際で官職についたと、侮辱の言葉を口にするバンウォンは、馬を殺されたのを確認し、お前の父親なら門番を殺しただろうと、嫌味を言う。
冒頭、扇を開いて馬で駆けるチャン・ヒョクがかっこよすぎる。ドスの利いたしゃがれ声で圧倒的な存在感を示す。

一方、フィは梨花楼の行首ソ・ソルの元を訪れ、ヒジェから離れる条件で密文書を入手。鎧に忍ばせた紙はこの密文書の半分だった。フィは、人質に取られたヨンを守るため、イ・バンウォンの弱点を探り、チド、ムンボク、ボムの4人でカンゲの賭博場を襲撃し賭け金をごっそり奪って、御法度の賭けに興じているバンウォンの側近チョン・サジョンをソノに引き渡す。

ヒジェは脱走兵の死亡者名簿でフィの名を確認し、灯籠を流して魂を弔う。ヒジェは王妃カン氏に呼ばれ、ナム親子が同席する場で、八男のバンソクが世子になると聞く。「王の狙いは、王座に長く在位するためで、幼い世子を望むのは王だけではないので、側近に警戒するように」と進言し、影の王になろうとしている傍らのナム・ジョンに視線を移す。ナムは、世子冊封後にすぐに私兵を解体し、バンウォンたち6人の王子を皆殺しにする計画を話す。ナム親子が帰った後、功臣やバンウォンの攻撃を防ぐため、事前の情報を買う資金稼ぎに朝貢貿易をする必要があると進言し、ヒジェはそれを任せてほしいと頼む。
イ・ソンゲの6人の大君については【エピソード0】で解説。

王イ・ソンゲはバンウォンを呼んで、彼と同腹の大君たちの体たらくを口にし、誰を世子にすべきかと尋ねる。王妃カン氏や大勢の臣下たちの前で、バンウォンは「聡明なバンソクでいいのでは」と答えるしかなかった。秘密にしていた長男の病をソンゲが知っていたのは、、サジョンが口を割ったためだと気付く。
ソノに脅され6人の大君の弱みをびっしり書いたサジョンだが、その中にバンウォンの弱みはなかった。ナム・ジョンに有益な情報がなかったと叱責されたソノだが、長男の病を利用するとは、お見事。

ソノと連れ立って町に出たヨンと偶然を装って会うフィ。浮かれるフィだが、それは月に一度の外出日に、フィとヨンが会ったことをナム・ジョンに知られてしまったことへの決着をつけるため。何も言い出せないフィに向かって暴言を吐くソノ。思わず、ナム父子を悪党呼ばわりするフィ。するとヨンがソノをかばってフィに罵声を浴びせる。ショックを受けたフィはその場に立ちすくむ。ヨンとフィの縁を断ち切ることに成功したソノだが、やりきれない思いに駆られる。その頃、梨花楼ではサジョンが暴れてファウォルが怪我をする。手出しをしない護衛武士キョルに代わって剣を突き出したヒジェ。その頬を打って行首がその場を収める。翌日、自らの無力を思い知り落ち込むヒジェに、「剣に屈しない強さがあれば真実は力を持つ。お前は無力でない」と告げる行首。

夜、梨花楼にやってきたサジョンは、バンウォンの仕向けた刺客によって殺害される。刺客の一人の顔を見たヒジェは…。



私の国■第6話
ならず者カンゲが持ち込んだサジョン暗殺に加わったフィ。死んだはずのフィと梨花楼で再会し、涙を流し恋しい想いを告げるヒジェ。フィはヒジェを冷たく突き放し立ち去る。
フィを守りたいヒジェは、「梨花楼に累が及ばぬように、惨劇の痕を消すべき」といい、行首は素直に聞いてやる。その頃ソノは、父ナム・ジョンにも知らせず、イ・ソンゲに謁見。バンウォンが数百の私兵を抱えており、サジョンの配下の官兵と合わせると数千の上ると報告し、今夜サジョンが死ぬはずとも。そして、バンウォンを恐れながらも恋しがるイ・ソンゲの心を拝察し、自由に動けて人を使える権限を与えてほしい頼む。

悲しい再会に涙ぐむヒジェは、フィが生きていたことを黙っていたソノに恨みの言葉を吐く。行首と向き合ったヒジェ。開国功臣を手にかけることができるのはナム・ジョンとバンウォンだけだが、ならず者を使ったことでバンウォンの仕業と察する。フィのために黒幕を暴くというヒジェに、行首はヒジェにもフィにも危険が及ぶと忠告するが、それでもやると答えるヒジェに、「世子はバンソクだが、王になるのはバンウォンだ」と教える。そこにバンウォンが現れ、サジョンの刺客は自分が送ったと明かす。刺客がバンウォンの部下か確認するヒジェに、不要になれば始末する使い捨てだと答える。ヒジェは、「カン氏を連れて共に非難したときに大君を殺すべきだった」という。恐れ知らずのヒジェが気に入ったバンウォンは、自分の配下になって、王妃カン氏とソノの情報を知らせろというが…。

バンウォンに使い捨てにされるフィを心配したヒジェはフィのアジトへ。帰れと弓を向けるフィが自分の髪飾りを今も持っていることに気づくヒジェ。フィを抱き締め「これからは私が守る、もう失いたくない、あなたの生きる世に私が行く。誰にも知られずに…」と涙を流す。その姿を目撃したソノは、酒で気を紛らわせようとするが…。
劇中、フィ役のヤン・セジョンは何度と涙を浮かべるが、ヒジェを見送るときの涙も絶品の一つ。一方、ヒジェへの想いを断ち切れないソノを演じるウ・ドファンの、妓生を相手に見せる作り笑いも切ない絶品演技だ。

そんな中、ソノは中級官僚たちの私兵解散から手を付ける。フィはソノの計画に従ってカンゲ一味が守るイ・バンウォンの武器庫を襲撃。フィの事情を知ったチドやムンボク、ボムは、フィの妹なら自分たちにとっても妹だといい、一心同体でナム・ジョン復讐への協力を申し出る。
カンゲの手下たちに向けたフィの3本矢攻撃に注目。ヨンの哀れな身の上に涙したムンボクが、「ア、ハ~、ア、ハ~♪」と恋に落ちる。果たしてその相手は?」

王宮では功臣たちを招いて宴が開かれ、ソノも末席に招待される。ソノが私兵解散に動いていると知ったバンウォンは宴に乗り込み、宴に招待されない冷遇を訴える。王を怒らせて重臣たちの同情を買おうとするバンウォンの意図に気づいたソノは、私兵解散を提議する。そのおかげでイ・ソンゲへの非難は遮断できたが、「(私兵を解散させて)外敵からの攻撃をどう防ぐのか」というバンウォンの一喝に、重臣たちが同調する。イ・ソンゲは今後、軽はずみな行動に出るなとくぎを刺すが、ソノを待っていたナム・ジョンは褒めてやる。

次にフィはイ・バンウォンの心をつかむため、パク・チドと一緒に偶然を装って狩り場へ。オオカミを狙ったバンウォンの矢に合わせてフィも矢を射る。そして「俺の獲物だ」とぶっきら棒に姿を見せる。狩りにうんざりしたら尋ねて来い、重用してやるというバンウォンの誘いを「牛の尻尾より鶏の頭でいたい」と、バンウォンの側近たちを尻尾呼ばわりして断る。気分を害したチョンガが武器を手に迫る。バンウォンの刀を借りて応戦。そこに段取り通りチドの矢が襲う。バンウォンを助けて恩を売るつもりだったが、刺客(チド)に向けた矢が外れたことで、バンウォンに怪しまれる。簀巻きにされ引きずられ連行されるフィ。バンウォンの刀がフィの首元に振り下ろされるその時…。

■キャスト
ソ・フィ役:ヤン・セジョン
ナム・ソノ役:ウ・ドファン
ハン・ヒジェ役:ソリョン(AOA)
イ・バンウォン役:チャン・ヒョク
イ・ソンゲ役:キム・ヨンチョル
ナム・ジョン役:アン・ネサン
パク・チド役:チ・スンヒョン
パク・ムンボク役:イン・ギョジン
チョン・ボム役:イ・ユジュン
 他

BS朝日「私の国」番組公式サイト    
 2021.05.10 月~金08:30-10:00
「私の国」公式サイト

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