「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」第15-16話あらすじと見どころ:愛する人は仇の息子!BSフジ
ユルム(カン・テオ)の謀反を阻止するために『功臣録』を盗み出すノクドゥ(チャン・ドンユン)だが…一方、ドンジュ(キム・ソヒョン)がついにノクドゥの正体を知ってしまう!韓国王宮ロマンティックラブコメディ「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」(全20話・字幕)がBSフジにて放送、4月22日・25放送の第15話と第16話のあらすじと見どころを紹介、日本版予告動画は作品公式サイトで視聴できる。
「ノクドゥ伝~花に降る月明り~」は男子禁制の寡婦村を舞台に描かれるロマンティック時代劇。【「ノクドゥ伝」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころやメイキング映像、時代背景や人物紹介、寡婦などまとめているので視聴の参考にどうぞ。
■キャスト
チョン・ノクドゥ役:チャン・ドンユン
トン・ドンジュ役:キム・ソヒョン
チャ・ユルム役:カン・テオ/5urprise
王・光海君役:チョン・ジュノ
ノクドゥの父=チョン・ユンジョ役:イ・スンジョン
ノクドゥの師匠=ファン将軍役:イ・ムンシク
大提学ホ・ユン役:キム・テウ
チョン行首役:ユン・ユソン
ほか
■第15話
ユルムに復讐するためにノクドゥと手を組んだキム・スクは、謀反を企てたという盟約書『功臣録』を手に入れるために動く。ユルム(綾陽君)に王位に就いた後ムウォル団の処遇を約束してもらうための証が欲しいといい、ユルムが取り出した『功臣録』に名前を記載する。それが書庫の鍵付き金庫の中に隠してあることを確認し、ノクドゥに伝える。その後、ノクドゥは使いに市場に出たドンジュと出くわしブランコ広場で甘く、相変わらずお互い憎まれ口をたたいて楽しいひと時を過ごす。王妃の落としたノリゲ(飾り)がぴったり合ったことで、自らの出自を確信したノクドゥは師匠のファン将軍に打ち明け、協力を仰ぐ。
王宮に戻ったドンジュは王妃から紛失してしまった大事なノリゲを探してほしいと頼まれる。ノクドゥが似たような装飾品を持っていたことに気づいて、王宮で拾ったものかと確認すると、ノクドゥは母からもらったと答える。そしてその夜、海を見に行こうと約束する。
その頃、ユルムは同志の大臣たちをアソ院へ集め、謀反のもう一つの名分である「ノクドゥの存在と光海君が王位を保持するために息子を殺害しようとした20年前の事件」を暴露する。さらに、明晩、王の前に、捨てた息子を差し出して殺させるという計略を話す。これで光海君は二度も息子を殺害することになり、さすがに王を支持する者もいなくなるはずと、完璧な名分にニヤリとする。一方、ノクドゥはユルムの謀反をなんとしても阻止するために動く。まずファン将軍とヨン・グンの協力でユルムの別邸で騒ぎを起こし、駆け付けたノクドゥによってファンテをユルムの手の届かない牢に入れる。驚くファンテにノクドゥは一晩だけ牢にいるようにと説得する。次にスクと手を組んで金庫から『功臣録』を盗み出し、光海君の元へ急ぐ。地下牢についてノクドゥは、ユンジョの首に剣を当て「殺さなければならない。 息子や血縁など必要ない。 どこにいるのだその子は ! それを言うまでそなたは死ねぬ。 」と言う光海君の言葉を聞き、涙を流し、功臣録を持ったままその場を去る。
一方、馬を調達してノクドゥの家へ向かったユルムは、空っぽの家を確認して別邸に戻り、ファンテが連行されたことを知ると捕盗庁へ向かう。その頃、ドンジュは約束のブランコ広場でノクドゥを待つが、来ないノクドゥを迎えに行く。だがそこにいたのはノクドゥではなくユルム。「ノクドゥに手を出さない」でと、いうドンジュに、「ノクドゥがドンジュの家族を皆殺しにした王の息子だ」と明かす。その後、ユルムは功臣録が盗まれたことに気づく。
放心状態でブランコ広場に戻ったドンジュは、寂し気にたたずむノクドゥを見つけ、ノクドゥと過ごした日々を振り返り、駆け寄って後ろから抱きしめる。ノクドゥもまた、残酷な事実に打ちのめされ涙を流す。
「仕事と私とどっちが大事?」的な甘えや、ノリゲできもちをやくドンジュが可愛い。ノクドゥに失恋したヨン・グンは、どうやらポンニョに乗り換えた様子。失くしたノリゲを涙ながらに探す王妃。さあ、ノクドゥとスクはどんな方法で金庫から『功臣録』を盗み出すのか?象の置物は強力な磁石を使って盗み出したが、今度は、食いしん坊のエンドゥがいたずらした“味噌玉”からそのヒントを得る。今話は、ファン将軍役イ・ムンシクの立ち回りもみられるのでお楽しみに。何かと気遣ってくれるノクドゥが我が子と知らずにどんどん心を許す光海君。そんな王が自分を捨てた父であり、今もなお探し出して殺そうとしている。あまりにもむごい現実だ。
■第16話
ノクドゥが仇である王の息子だと知り、複雑な心境のドンジュ。ノクドゥもまた、彼女には何も話せずにいた。そんな中、ノクドゥが王に『功臣録』を渡さなかったことを知るユルム(綾陽君)から謀反への加担を打診されたノクドゥは、兄やムウォル団には手を出すなと伝え、きっぱりと断る。一方、光海君はノクドゥに牢の中での話を聞いたのかを尋ね、聞いたことを認めるも、話は聞き流し「心に残ったのは王様の寂しさだけ」と答える。光海君は、そんなノクドゥを自身の護衛である兼司僕(キョムサボク)に任命する。翌日ノクドゥの昇進を知ったドンジュは、復讐を諦めるべきか悩む。
その夜、 ノクドゥはユンジョを守るため、20年前、光海君が自分の息子を殺そうとしたという張り紙を町中に張り噂を広める。噂を広めた者を打ち首にしろと興奮する光海君に、噂など自然に消滅するので、静観すべきで当面地下牢に近づかないほうがいいと進言。そして自ら罪人の見張り役を買って出る。獄中の養父ユンジョに会ったノクドゥは、「なぜ俺を生かして家族を犠牲にしたのか」と涙で訴え、ユンジョは叱りつけながらも、20年前にノクドゥを生かした日のことを話し、再び20年前に戻っても同じことをすると答え、すぐに都を離れるよう忠告する。だが、ノクドゥは「逃げずに、父さんを助ける」と約束する。
元気のないノクドゥを誘って川に出かけたドンジュは、手作りおにぎりで元気づけ、二人で寡婦村での思い出を語る。「寡婦村に入ったのは自分が何者なのかを探るためで、全てわかった。 だから全てを正す。 父さんを守りたいから…。」というノクドゥの告白を聞き、守りたいのが“王”だと誤解し、つないでいた手を離すドンジュ。その後、お使いで市場に出向いたドンジュは、かつてユン家の使用人だった老夫婦と再会し、両親の埋葬されている墓に連れて行ってもらい、葬ってくれた老夫婦に涙で感謝する。一族の生き残りがいたことを知られると、殺されてしまうと、忠告する老夫婦の言葉を聞いて、復讐心を募らせるドンジュだが…。
一方、朝廷では町に広まる噂を口にした大臣を光海君が斬り殺し、光海君への反感が高まる。その夜、興奮の冷めやらない光海君は地下牢に向かい、ユンジョに酷い拷問を加える。ノクドゥが駆け付け拷問を止める。一人地下牢に戻ったノクドゥは、ユンジョの火傷を涙で手当てし、「絶対に許さない…必死で守ろうとしている王座から引きずり下ろしてやる!」と実父である光海君への恨みを膨らませる。翌朝、ユルムを呼びつけた光海君は、ノクドゥと共に息子を探し出すよう命じ、「取り逃がすくらいなら殺せ」と非常な命令を下す。息子を捕らえる理由を尋ねるノクドゥに、「王になる運命の子だ。 その子がいる限り、余は王として死ねことができぬそうだ 」と答えて立ち去る。
やりきれない思いを酒に紛らわせるノクドゥをドンジュが待っていた。酔いに任せて「俺の傍を離れろ」と言ってはみたが、「行くな。身勝手だと分かっているが離れないでくれ…、俺が何をしても。 どんなに悪い奴でも傍にいてほしい 」とドンジュにキスする。だがドンジュは「悪いのは私の方、 終わりにしましょう」と大粒の涙を流し、「何が起きようと、すべて私のせい。ごめんなさい 」と走り去る。ドンジュを追いかけてその理由を聞くノクドゥだが、「私の傍にいると傷つくだけ…」と立ち去るドンジュを見送るしかない。
さあ、ロミオとジュリエットの立ち位置になってしまったノクドゥとドンジュ。光海君に渡された弓矢を光海君に向けるノクドゥの心中は?朝廷で論議していたのは、力をつけてきた後金(後の清)との戦いに劣勢になった明が朝鮮に援軍を求めてきた件。いくら世話になったとはいえ、負け戦に国家の存亡をかけることを、光海君は良しとしなかったのだ。そんな民と国を思いやる光海君が、我が子殺害を命じるとは…。我が子を殺す理由を聞いたノクドゥの反応は?そして、ノクドゥはユルムに何を伝えるのか?ドンジュが恐れる真実をノクドゥが知るのはいつなのか?
◇BSフジ「ノクドゥ伝」番組公式サイト
2022年3月24日スタート 月~金8:00-9:00 再放送
2021年5月20日-6月16日 月~金10:00-10:57
◇公式サイト
【作品詳細】【「ノクドゥ伝」を2倍楽しむ】