佐藤健×シム・ウンギョンの短編小説のようなサントリーウイスキー知多「ベランダの風」約4分半のCM公開

2021年06月07日04時00分商品・CM

サントリースピリッツ(株)は、俳優の佐藤健がイメージキャラクターを務めるサントリーウイスキー「知多」広告シリーズのゲストに、韓国出身の女優シム・ウンギョンを迎え、新WEB動画「ベランダの風」篇(4分25秒)を、6月7日(月)10時からサントリー公式YouTubeチャンネルで公開する。



日常生活のちょっと気持ちのよい時間やシーンに愉しめる「知多」と、その軽やかで飲みやすい味わいを活かした「知多 風香るハイボール」。今回の動画では、別々の建物のベランダ越しに偶然出会った2人の微笑ましい掛け合いと、音楽家の青葉市子 feat. Mac DeMarco によるオリジナル楽曲を通じて、「知多 風香るハイボール」の魅力を表現している。

CM現在公開中の映画『るろうに剣心』シリーズ最新作をはじめ、日本を代表する若手実力派として、映画やドラマに引っ張りだこの佐藤と、映画『新聞記者』で昨年、第43回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、近年は母国のみならず、日本でも注目を浴びているシム・ウンギョン。
トップスターの2人が初共演を果たした本CMは、まるで短編小説のような動画に仕上がっている。

CM佐藤とシム・ウンギョンのベランダ越しのやり取りは、細かくカットを割らず、長回しを中心に撮影された。お互いに別の建物にいて、撮影前の顔合わせもなく、ぶっつけ本番という状況だったため、表情や仕草、動きなど、ほとんどのシーンのお芝居は両者のアドリブによるもの。
CMちょっとした目の動きや顔の向きの違い、さりげないジェスチャーを駆使して、まるで本当に心が通って会話しているかのように演じていた。「ちゃんと同じ空気感で共鳴していて、日常に潜む美しい景色を実際に見ているような気持ちになりました」と語った監督をはじめ、現場にいる誰もが演技派2人の存在感に圧倒されていた。

CM撮影に当たり、「2人の“間”を一番に考えました」という演出家の林響太朗監督。「近すぎず、遠すぎないという、ほどよく見えて会話するほどでもない距離」を意識しつつ、「ちょっと目を離せば、別に話さなくたっていい。そんな間に生まれる偶然出会ったその瞬間を大切にできれば」と思いながら、演出を手掛けたとのこと。
また、林監督自身、佐藤とシム・ウンギョンには共通して「演技の心地よい上質な隙間のようなもの」を感じていたらしく、「2人とも、カメラの前に立つと、自然と心地よい風が吹いていて、気持ちのいい時間が流れていました」と振り返っていた。

CM住宅街でのラストカットを撮り終えた時、ちょうど佐藤側のベランダからシム・ウンギョンを撮影していたカメラに向かって、彼女が(近隣に迷惑が掛からないよう無言で)大きく手を振ると、その姿に気づいた佐藤や監督たちも、無言のまま笑顔で大きく手を振るジェスチャーだけで、最後の挨拶を交わした。その後もしばらくの間、満面の笑みを浮かべながら手を振っていた彼女。これまで数えきれないほど多くのクランクアップを経験している佐藤も「こんな風に撮影が終わるのは、初めてですよ(笑)」と驚きながら、大勢のスタッフたちと名残惜しそうに手を振っていた。

CM林監督が「透き通るような歌声と、言葉の選び方すべてがこの映像に不可欠なもの」「心地良い休日の時間、そこに生まれる2人の心、程よい気温とカラッとした天気、そして風――すべてを表現してくれている音楽」と語っていた、青葉市子 feat. Mac DeMarco の楽曲「ベランダの風」。晴れた日の午後に、頬をやさしく撫でる風のような声とメロディーが、日常生活のちょっと気持ちの良い時間やシーンを描いた映像の世界観を引き立てていた。

気になる楽曲の歌詞は、動画ページで確認できる。



「知多」ホームページ