「花郎(ファラン)」第15話ネタバレあらすじと見どころ:ソヌvs昌太子、命を懸けた勝負|全20話版
アロや新羅の民たちを助けるためにソヌ(パク・ソジュン)が、新羅の王だと名乗りを上げ、昌太子と一対一の勝負をすることになるが…韓国ロマンチック時代劇「花郎<ファラン>」の第15話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などを紹介、本作はDVDも好評発売・レンタル中で、作品公式サイトで予告動画が公開されている。
※以下【「花郎」を2倍楽しむ】で紹介した全24話版を20話版にリライトしたものです。【「花郎」を2倍楽しむ】では、ネタバレあり/なしのあらすじと見どころ、時代背景や豆知識などまとめて紹介している。
※原則、ムミョンを“ソヌ”と、彡麦宗を“ジディ”と表記。キャスト一覧は文末へ。
■第15話「命を懸けた勝負」
昌太子はアロや新羅の民を牢獄から引きずり出し、王が名乗り出なければ彼らの命を奪うと花郎たちを脅迫。ジディは激しく葛藤し、名乗り出ようとしたその時、ソヌが「私が王だ!」と名乗り出る。ソヌは太子との対話のなかで、大金と共に花郎の中に王がいると教えたのが新羅の者だと聞く。太子は「美しい女(アロ)のために名乗りを挙げたのか」と尋ね、「お前を新羅の王にして跪かせてやる」という。。ソヌは「太子としての面子を保て」と昌を挑発し、1対1の勝負を提案。ソヌと昌はそれぞれ新羅と南扶余を代表して命懸けの剣術対決をすることに。
残った3人の花郎たちの三人三様の反応に注目。一方、王としてのソヌの堂々たる姿に圧倒される。さあ、対決の前に太子は賽(サイコロ)の目、五・六をだす。ではソヌが出した目は?昌太子を演じたのは「プラハの恋人」のキム・ミンジュン。「チェオクの剣」ではイ・ソジンやハ・ジウォンと共演し、見事な剣アクションを披露しており、現代ドラマ「チング~愛と友情の絆」や「嵐の中へ」でも腕の立つ役を演じている。
叔明王女は、命懸けで王に名乗り出たソヌは、兄=彡麦宗ではないと考える。一方、獄中では、不安がる民たちにアロは、必ず王と名乗った人が自分たちを助けてくれると約束する。獄中に戻ったソヌに、「妹を守るために、戦になれている太子と戦うのか?」と問うジディ。「そうだ。そしてお前のいう民のために…」と答えるソヌ。
そんな南扶余での騒動は新羅にも伝わり、只召太后は貴族たちを呼び寄せるが、体調不良を言い訳にパク・ヨンシルの姿はない。その頃、気になる人物フィギョンはウィファに会い、「南扶余で和親を結べず、花郎たちも帰れない。昌大使が花郎の中に王がいると知った。ヨンシルの仕業だ」と教え、どうすべきかというウィファの問いに「答えは風月主が握っていると…」。
オコゲせんべいを食べながら風月主ウィファはどうするのか?
南扶余。試合に向かうソヌに「死ぬな」と声をかけるジディ。ところが牢を出たソヌの腕を太子の側近の将軍が斬りつける。戦いの場に立つ太子は「なぜかあの女が気にかかる」とアロに目をやる。「この南扶余の昌太子が、新羅の真興王と剣を交える。我が兵と花郎の前で勝負の結果に従う」と宣誓し、戦いが始まる。不利な状況にもかかわらず、ソヌは満身創痍になりながらも「犬鳥」としての勘と渾身の力を振り絞って太子を打ち負かす。太子は六・六のサイコロの目を出したソヌに敗北を認め、新羅を攻撃しないことを誓い、叔明王女と使節団を新羅に返すという。だが、南扶余の物を盗んだ新羅の民たちは殺すと言い、アロも獄中へ戻されてしまう。
本作のためにアクションの特訓を受けたパク・ソジュンとの死闘は迫力満点!その戦いを見つめるアロ、そしてジディの表情もお見逃しなく。ソヌが死闘を繰り広げている頃、アンジは賤民村にいた。ウルクに会って「運命の鍵を開けた」といった言葉の意味を尋ねる。その答えとしてウルクはソヌについて気になる言葉を口にするのでお聞き逃しなく。いったいソヌは何者なのか?
スホとパンリュは王女に出立を促すが、ソヌとジディはアロ救出のために居残る。獄中では、自分たちを見捨てた新羅の王(ソヌ)を恨み、アロを責めるが、アロは最後まで希望をすてずに、隙を見て逃げる準備をして待とうと勇気づける。ソヌたちは民とアロを牢獄から救い出したが、兵士たちに見つかってしまう。そこに、新羅に戻ったはずのスホとパンリュが応援に駆けつけ、無事逃げることができる。だが、船着き場まで来たとき、昌太子が大勢の兵をひきつれ現れる。太子の矢がソヌをめがけて放たれ、ソヌをかばってスホが矢に射られる。逃げ惑う民達を兵士の矢が次々と狙う。
ソヌ&ジディによる救出劇は息ぴったり。しかしソヌたちが救出にやってくるのは太子の想定内のことだった。太子は新羅の民だけでなくソヌたち花郎狩りをしようと計画したのだ。矢に射られたスホをパンリュがいち早く駆け付け助ける。
万事休す!兵下たちが総攻撃の矢を放とうとしたその時、新羅の領土から矢が飛んでくる。風月主ウィファが花郎たちを引き連れて駆け付けてきた。ウィファの言葉に音も出ない太子は退散するしかない。民と共にソヌたちは無事帰還を果たす。
ソヌたちを見たウィファの言葉。「それでも花郎か。酷いざまだ。そのざま以外はお前たちが誇らしい」最高の誉め言葉だ。太子は完全にソヌを真興王と信じた様子。ジディとウィファの複雑な表情をお見逃しなく。ともあれ、てんでんバラバラだった花郎たちが一つになった!
花郎の無事が只召太后に伝わるが、民たちがソヌを新羅を強くする真の王として称賛していると聞き、複雑な表情をみせる。パク・ヨンシルもまたこんなはずではなかったと臍を噛む。
マンムン村。「運命の鍵」の意味を知り放心状態のアンジの目を覚まさせたのは、賤民村に蔓延した伝染病だった。
その頃、仙門では花郎たちが大宴会。その輪から抜けたジディは、アロとソヌが向き合う姿を目撃する。「たまらなく抱き締めたい」と囁くソヌは、傷を見ようとするアロを強く抱き締め、アロを避けたことを謝り…。
■キャスト⇒相関図
ソヌ/ムミョン役:パク・ソジュン
ジディ/彡麦宗/真興王役:パク・ヒョンシク
マンムン/ソヌ役:イ・グァンス
花郎
スホ役:ミンホ(SHINee)
ハンソン役:キム・テヒョン/V(BTS/防弾少年団)
パンリュ役:ト・ジハン
ヨウル役:チョ・ユヌ
郎徒
タンセ役:キム・ヒョンジュン
カンソン役:チャン・セヒョン
風月堂/キム・ウィファ役:ソン・ドンイル
只召太后:キム・ジス
ほか
◇公式サイト
【作品詳細】【「花郎」を2倍楽しむ】