「青天を衝け」第22話パリ博に篤太夫興奮!薩摩の策略で幕府ピンチ!第21話ネタバレあらすじと予告動画

2021年07月11日09時00分ドラマ
©NHK

いよいよパリ編がスタート!パリ万博で篤太夫(吉沢亮)が大興奮!昭武(板垣李光人)がナポレオン三世に謁見、国際舞台に堂々とした姿を示す一方、パリ万博に参加していた薩摩と幕府使節団の間でバトルが勃発か?吉沢亮主演、NHK大河ドラマ「青天を衝け」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)7月11日(日)放送の第22話「篤太夫、パリへ」、前回第21話「篤太夫、遠き道へ」のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKプラスで1週間見逃し配信、NHKオンデマンドでも配信。



福沢諭吉(中村萬太郎)の登場で、新旧お札の顔合わせが話題となった7月4日放送の第21話。篤太夫はパリ行きを快諾し、高揚感に胸をぐるぐるさせた。そして将軍となり、さらに風格を備えた慶喜(草彅剛)と再会。互いに家康の遺訓を唱和する場面では「見つめ合って声を合わせるところで鳥肌が立った!」「大権現様の遺訓を唱えるところは胸熱!」とTwitterに多くの感動コメントが寄せられた。「人の一生は重荷を負いて遠き道を行くが如し」という家康の言葉通り、篤太夫にもまたひとつ遠き道への扉が開いた回となった。

そして7月11日放送の第22話では、篤太夫たちがパリに到着し、ヨーロッパの近代的な発展を目の当たりにする。さらに、薩摩藩・五代才助(ディーン・フジオカ)とモンブランの策略で「日本は国家ではなく連邦国」というイメージがついてしまい、目的だったフランスからの600万ドルの借款取りやめの危機に陥ってしまう。果たして篤太夫はパリ随行の勘定を守り切ることができるのか?新たな異国の地で始まる篤太夫の奮闘から目が離せない。

■若きプリンス・昭武役、板垣李光人
慶喜の義弟で、パリ万博に慶喜の名代として使節団を率いて参加することになった徳川昭武。そして昭武を演じるのは19歳の若手俳優、板垣李光人だ。今回の「青天を衝け」は板垣にとって「花燃ゆ」(2015年)に次ぐ2度目の大河出演となる。その端正な顔立ちから「美しすぎる少年」と称される板垣は、これまでにドラマ「仮面ライダージオウ」(2018年テレビ朝日)、「ここは今から倫理です。」(2021年NHK)などに出演。2020年公開の『約束のネバーランド』では主要キャラクター、ノーマン役に抜擢されるなど着々と役者としてのキャリアを伸ばしている。

板垣は、日本を背負ってパリへ行く昭武役を演じるにあたり「慶喜が『昭武に任せよう』と思うぐらいの品位やカリスマ性があったはず。」と考え、話し方や佇まいなど所作に気を付けていると以前のインタビューで明かしている。プライベートではファッションやメイクにも興味があるという板垣。19歳にしてすでに独特の雰囲気を身にまとう彼の今後の活躍に注目が集まりそうだ。


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■前回(第21話)ネタバレあらすじ
幕府はパリで行われる博覧会に日本を代表して参加することを決定した。フランスからは王族を送るよう言われていたが、天皇の代わりに慶喜の弟である徳川昭武を送ることになった。しかしこれに水戸の家来の多くがこれに反対したので、慶喜は篤太夫だったら幕府と水戸の間を上手に取り持つだろうと考えた。慶喜の意向を伝えるため、原市之進(尾上寛之)は篤太夫を呼び出し、パリ行きを打診した。篤太夫は突然のことで驚きながらも「参ります。行かせて下さい。」と即答した。

そして篤太夫はすぐにパリ行きの準備を始めた。永井尚志(中村靖日)から見立て養子を立てるよう言われたので、篤太夫はパリ行きの報告も含めて成一郎に相談したいと考えていた。しかしその頃、成一郎(高良健吾)は江戸での役目を終えて故郷へ戻っていた。

一方、孝明天皇(尾上右近)の強い希望もあり、12月5日、慶喜はついに第十五代将軍となった。しかし、孝明天皇は天然痘にかかり崩御。その知らせを聞いた岩倉具視(山内圭哉)は落胆するも、さらに王政復古への気持ちを強めていた。

慶応3年(1867年)、篤太夫は二条城で慶喜に謁見した。篤太夫は慶喜の恰好を見て驚いた。なんと慶喜はナポレオン三世から贈られた軍服を身にまとっていた。慶喜は昭武に篤太夫を紹介し、5つの心得を話した後に人払いをして篤太夫とゆっくり話しをした。

慶喜は、将来的に将軍職にはヨーロッパで見聞を広めた者に継いでもらいたいという気持ちがあり、それには昭武がふさわしいと考えていた。昭武が将軍を継ぐまで、徳川家を守ると誓う慶喜に、篤太夫は「及ばざるは、過ぎたるよしまされり」と徳川家康の遺訓を述べた。それに続き、慶喜も遺訓をそらんじ、最後に2人は声を揃えた後、笑い合った。

翌日、昭武一行は京都を出発して横浜に到着した。栗本鋤雲(池内万作)が昭武にロッシを紹介し、お互い握手を交わした。一方、篤太夫は医師の高松凌雲(細田善彦)や外国方の杉浦愛蔵(志尊淳)らパリ行幸にお供する仲間と出会った。そしてそこにいた福沢諭吉や福地源一郎(犬飼貴丈)とも顔を合わせた。小栗忠順から今回の使節団の目的であるフランスから600万ドルの借款を受けてくるよう伝えられた。篤太夫は、小栗忠順と初めて言葉を交わし、国の為に励もうとする小栗の言葉に感銘を受けた。

明後日に出発を控えた篤太夫は、成一郎に会ってパリ行きのことを伝えたかったので、許しをもらい江戸へ向かった。小石川奉行所で偶然成一郎と再会した篤太夫は、さっそくパリへ行くことを報告した。そして面会を許された長七郎とも久々に再会し、小さい頃、岡部の陣屋に罪人を見るために潜り込んだ思い出を語った。

その後、長七郎と別れた2人は、一緒に蕎麦を食べた。篤太夫はパリへ行くにあたり心配事があると言って成一郎に見立て養子の相談をした。篤太夫は平九郎(岡田健史)を見立て養子に考えていた。自分の養子になれば徳川に呼ぶこともできる。この考えに成一郎も賛成した。そして篤太夫は、最近千代から手紙がこないので、他に男でもできたのではないかと心配していた。しかし、成一郎は、故郷に帰った時に篤太夫を心配する千代の様子を知っていたので、笑ってパリ行きのことは千代に伝えておくと約束した。

こうして、篤太夫は家族に宛てパリへ行くことを手紙に記し、フランスへ船籍のアルフェ―号に乗船した。甲板に出た篤太夫は、小さい頃に幽閉されていた高島秋帆のことを思い出していた。そして小さいころに誓った「この国を守る」という言葉を胸に、パリへ旅立って行った。

■第22話「篤太夫、パリへ」あらすじ
パリに到着した篤太夫たちは、早速パリ万国博覧会の会場を視察する。蒸気機関やエレベーターなど、最先端の西洋技術を目の当たりにして度肝を抜かれる篤太夫。しかし、日本の展示ブースに行くと、そこには薩摩の紋が高々と掲げられていた。幕府使節団は薩摩に抗議するが、モンブランと五代才助が裏で手を引いて、幕府と薩摩は同格の政府であるという噂が流れる。そんな中、昭武はナポレオン三世の謁見式に出席し、堂々と慶喜の名代として役目を果たす。その頃日本では、慶喜がフランスの力を借りて次々と幕政改革を打ち出していくのだが・・・。

NHK大河ドラマ「青天を衝け」第22話は7月11日(日)総合よる8時よりBSプレミアム、BS4Kよる6時より放送。脚本:大森美香、出演:吉沢亮/高良健吾/満島真之介/草彅剛/志尊淳/尾上寛之/尾上右近/武田真治/池内万作/北大路欣也ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_seiten」。第21話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「青天を衝け」番組公式サイト
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