多国籍タウンにも江戸の痕跡「ブラタモリ 大久保」-NHKオンデマンド
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東京随一の多国籍タウンの知られざる裏側に迫る、NHK「ブラタモリ 新宿・大久保」がNHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は315円(税込み)。
東京でもっとも賑わう新宿・歌舞伎町のすぐ隣にあるのが大久保。方々にハングル文字が見られ、焼き肉店や韓流ショップが多く建ち並ぶ「コリアンタウン」としてすっかり有名になった一帯だが、韓国だけでなく、東南アジアやインド、中東、アフリカなど様々な国の人々がこの界隈に暮らしている。これに応じて、それぞれの国、民族風習に合った、ほかの街ではまず見られない珍しいお店が多く点在している。はたしてこれほど多くの外国人が集まった、その理由は何なのか。
大久保周辺の地図を見ると、周囲と比べて細長い区割りが連続していることに気づく。そのわけは、江戸時代、このあたりが下級武士たちが住む長屋が立ち並んでいたことに端を発する。この長屋に住み、江戸の西の守りを固めていたのが「鉄砲組百人隊」。その名は今も「百人町」の地名に残っている。一方、街のあっちこっちに目立つのはツツジの花。この花と鉄砲隊には意外な関係が…。
さらに、一見何の変哲もない住宅街の一角に管楽器の修理店を発見。新宿の歴史の断片を知る店でジャズバンドが街を賑わせた終戦直後の古き良き雰囲気に浸る。
ブラタモリ 新宿・大久保 NHKオンデマンド