韓国で放送開始する1ヶ月も前から、日本との事前販売契約を締結した話題のドラマ「Hero（ヒーロー）」の日本での放送日が決定した。放送はBS-TBSで5月18日（火）夜9時から。現在放送中の「エデンの東」の後番組となる。（スカパー!では、DATVが4月から放送開始する）

「ヒーロー」は、昨年2009年の秋から今年1月にかけて韓国で放送されたMBCの作品で、三流記者チン・ドヒョクが悪に立ち向かう社会派エンターテイメントドラマだ。
主演は、花美男といえば必ず名前が挙がる超美形俳優のイ・ジュンギ。映画「王の男」での妖しい美しさが注目され、その後の朝鮮王朝の義賊を描いた「一枝梅（イルジメ）」で瞬く間にトップの座に就いた、大人気の韓流スターだ。その外見の美しさで、どちらかと言えば女性的な印象を受ける俳優だが、“脱いだらスゴイ！”体は筋肉隆々。性格もいたって男っぽいと評判だ。映画、ドラマ共に代表作は歴史ドラマとなるが、現代ドラマでも彼の実力は発揮された。ドラマ「犬とオオカミの時間」では、暴力団に潜入する諜報部員役でみごとなアクションシーンも披露している。

そんなイ・ジュンギは、これまではどちらかというとやりきれない思いを抱えた憂いのある役柄を演じることが多かったが、今回の「ヒーロー」では、これまでの真面目なイメージとガラリと変わった個性的でコミカルな演技も披露している。もちろん、ただ面白いだけではない！不正を暴く記者達の涙、怒り、笑い、喜び・・・喜怒哀楽の全てが盛り込まれた感動の物語となっている。
リアルなストーリー展開で視聴者に感動と共感を与えた。

監督はキム・ギョンヒとイ・ドンユン。脚本はパク・ジスク。探偵、尾行、盗聴、潜入、変装など手段と方法を選ばない取材で、ターゲットをを追うチン・ドヒョクと一緒に、活躍するのはユン・ソイ、ペク・ユンシク 、オム・ギジュン。新生“チラシ”新聞の“韓国の一般市民”が腐敗したマスメディアや不条理な韓国社会を痛快に告発する風刺コメディーで、ドンヒョクの成長ドラマでもある「ヒーロー」は、MBC Global Mediaで、第1話の冒頭が無料で視聴できる。本編の放送までは、この動画で我慢していただこう。

MBC Global Media「Hero(ヒーロー）Streamingで視聴可能