朝岡（西島秀俊）が気象キャスターをやめ、後任に莉子（今井美桜）が就任！そして、莉子がやっていた中継コーナーを百音（清原果耶）という声があがる！東北に発生した土砂災害に思い悩む朝岡！そして百音と菅波（坂口健太郎）の仲は進展するのか？NHKテレビ小説「おかえりモネ」第14週（8月16日～8月20日）「離れられないもの」のあらすじと見どころをご紹介！予告動画は番組公式サイトで公開されている。



8月9日から放送された「おかえりモネ」第13週でも、百音（清原果耶）と菅波（坂口健太郎）の小学生のような恋に注目が集まった。なんだかんだいって、結局、百音がやっている車いすマラソン選手の鮫島（菅原小春）のサポートに加えさせられた菅波は、サポートを通じて百音を心の距離を縮めてゆく。「あなたのおかげで」という麻薬のような言葉に百音が突っ走ってしまいそうになるが、強気のアスリートの鮫島ははっきりと断ってしまう。そのやりとりを聞いていた菅波は「よかった」と慰める。第65話では菅波の苦しい過去を百音に打ち明けることでまた一歩二人の距離は近づいた。そんな二人だが、8月16日から放送される第14週では状況してきた百音の父親である耕治（内野聖陽）に、二人でいるところを見られるが、それが二人の仲にどう影響するのかが楽しみとなる。

百音の幼馴染で同じシェアハウスにいる明日香（恒松祐里）が見つけたのは、百音の同僚である内田（清水尋也）が学生時代にやっていたモデル姿だ。すっかり、ターゲットを内田にした明日香のぐいぐいといく感じはなかなかだ。そして、劇中で少しだけ見えた清水尋也のモデル姿も視聴者の評判となった。

朝岡（西島秀俊）や百音がサポートする、車いすマラソン。8月8日に東京2020オリンピックが終了し、8月24日からのパラリンピックの開幕を待つこの時期に、ちょうど車いすマラソンという競技にスポットをあてた週が放送される。朝ドラがコロナの影響で放送直がずれたために、パラリンピック直前にパラスポーツに焦点があたることとなった。車いすマラソンは腕の力だけで進むことになるが、健常者のマラソンよりもずっとスピードが速い。東京マラソンなど、ラストスパートでは、車いすの場合時速37~38に達している。通常のマラソンよりも熱くなった地上に近いところを走るが、パラリンピック開催時の気象も気になる。

車いすマラソンの鮫島を応援する際に、「風が吹きます」と、鮫島に風を使った戦略に帰るための指示を出すボードに書かれている文字が、姿を見せない宇田川の字であることに気が付いた視聴者が多くいた。いったい宇田川はどうして引きこもることになったのか？そして、誰が演じるのかも興味深い。

【第13週（2021/8/9-8/13）ネタバレあらすじ
車いすマラソン選手の鮫島（菅原小春）をサポートすることとなった、百音（清原果耶）・朝岡（西島秀俊）・莉子（今井美桜）・内田（清水尋也）。来月行われる車いすマラソンの強化選手選考会までに、鮫島の弱点である「暑さに弱い体質」を克服しなければならない。そのために、まずは「暑熱対策」と「体質改善」に取り組むこととなった。百音は菅波（坂口健太郎）に頼んだが、東京と登米を行き来する菅波は忙しさから断る。朝岡の旧知の仲である中村は大学病院として引き受けると言ってくれた。そして、やってきたのは菅波だった。

菅波が、医学的な観点から色々と調べた結果、鮫島（菅原小春）が暑さに弱い原因は競技中に“深部体温”が上がってしまうことではないか？と考えた。そこで菅波は、競技中に細かく砕いた氷を飲みながら走ってみてはどうかと提案する。飲みやすいようにストローを改善したり、氷の粒の大きさを工夫すると、鮫島のタイムが順調に伸びていった。同じころ、百音が21歳の誕生日を迎え、汐見湯に、鮫島はじめ皆が集まって、盛り上がる。菅波は登米で診ている患者の容態が悪くなったため登米に行っていた。百音は部屋に帰ると2年前に菅波がくれた誕生プレゼントである理科の参考書を見ていた。

順調だった鮫島だが、スランプに陥る。思うようにタイムが伸びなくなってしまった鮫島は、百音に弱音を吐くのだった。百音は、鮫島のこれまでのレースを今一度検証し直す。すると「強い風が吹くと強い」という事が解（わか）った。鮫島は気が強く、人がいかないところを切り開くのが好きだった。鮫島に「感覚で行ったら?」と話してしまうが、鮫島はそれでタイムが伸びなくなって頼んでいるのにと起こってしまう。

しかし、選考会直前、朝岡（西島秀俊）と百音たちは新たなプランを立て始める。「強い風」と「鮫島の負けず嫌いな性格」を生かした「プランＢ」とはトラックに風が吹いたら、追い風で身体を休ませ、向かい風で鮫島の負けん気を使って突き進むというものだ。

選考会３日前、鮫島に新たに計画した「プランＢ」を伝えた百音たち。選考会当日、トラックに強い風が吹くと予測した百音たちは「大会当日、競技場で強い風が吹いたら、勝負に出てみてはどうか」と伝えたのだった。向かい風“逆風”に向かうのが鮫島スタイルだと気づいた百音は、最後は自分の感覚で勝負してほしいと考えたのだ。選考会当日、鮫島は順調にラップを刻んでいくが、気温の上昇につれラップが遅れ始める。そんな時、風向きが変わり、待望の風がトラックに吹き始めた。鮫島はプランBに移った。そして見事に通過タイムをたたき出した。

無事に車いすマラソンの強化指定選手に選ばれた鮫島は、「レース前からプランＢで行くと決めていた。みんなのことを信じた」と百音たちに告げる。「チームサメジマ」の面々もほっと胸をなでおろす。ある日、コインランドリーで話す菅波と百音。そこで、百音は、菅波が抱えていた辛い過去を初めて聞く。それは、菅波が新人ながらも独り立ちして患者を受け持つようになったころ、演奏家の肺の病気を発見した。演奏家は肺を温存したいといい、菅波もその方針を薦める。しかし、他の医者はもっと検査することを勧めたが、「いつも親身になってくれる菅波先生のいうことを信じたい」といって、演奏家は手術をすることにしたが、手術すると病状が思いのほか進んでいて肺の機能を予想よりも摘出することになってしまった。演奏家として舞台に立てなくなってしまった。そのことを菅波はいまでも苦しく思っているのだ。そんな告白をした菅波の背中を百音はそっとさするのだった。


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【第14週（2021/8/16-8/20）あらすじ
■第66話（月）
朝岡（西島秀俊）は以前より一層スポーツ気象ビジネスに力を入れ、いきいきと仕事をしていた。そんな中、東北のある町で大雨による土砂災害が発生。幸い人に被害はなかったものの、強く反応する朝岡に、百音（清原果耶）たちは異変を感じ取る。その後、皆の前で、朝岡が気象キャスターを辞めると発表があり、後任に莉子（今田美桜）が指名される。そして、莉子の中継コーナーの後任には、なんと百音の名前が挙がる。

■第67話（火）
沢渡（玉置玲央）が、東北の町での水害に対する住民の避難行動を評価する特集の企画を立てる。内田（清水尋也）たちも人への被害がなかったことに安堵（ど）するが、朝岡（西島秀俊）の表情は暗い。朝岡は、災害に見舞われる頻度が高い土地で生活する人びとに対して何ができるのか思い悩んでいた。それは百音（清原果耶）にとっても他人（ひと）事ではない悩みで、菅波（坂口健太郎）に相談していると、そこへ思わぬ人物が現れる。

■第68話（水）
耕治（内野聖陽）と龍己（藤竜也）が、カキの品評会のために上京してきた。百音（清原果耶）と２人きりのところを耕治に見られてしまった菅波（坂口健太郎）は大いに動揺する。一方そのころ、未知（蒔田彩珠）は相変わらず気仙沼で仕事にまい進していたが、亜哉子（鈴木京香）は、そんなようすの娘を心配していた。翌日、耕治はこっそりウェザーエキスパーツを訪れると、そこに朝岡（西島秀俊）の姿を見つける。

■第69話（木）
ウェザーエキスパーツを訪れた耕治（内野聖陽）は、朝岡（西島秀俊）と出会う。世間話などをするうち、朝岡はふと、土地とそこに暮らす人びとについて自分が考えていることを耕治に打ち明けてしまう。朝岡が抱える後悔や悩みを聞いた耕治は、一度亀島を飛び出し、また戻った自身の経験も交えて語り始める。百音（清原果耶）はそんな２人のようすを物陰からうかがっていて…。

■第70話（金）
耕治（内野聖陽）が気仙沼へ戻る日、菅波（坂口健太郎）が汐見湯に呼び出される。父が何を言い出すのかと百音（清原果耶）は気が気ではなかったが、菅波が思いのほか耕治に対してきっぱりと対応する姿に、うれしく思う。朝岡（西島秀俊）と百音は、改めてどのように気象情報を届けていきたいか、目標や理想を語り合う。そして、耕治や朝岡の考えに触れた百音はある決断をする。

【脚本】安達奈緒子
【出演】清原果耶，西島秀俊，坂口健太郎，内野聖陽，鈴木京香，蒔田彩珠，藤竜也，今田美桜，清水尋也，玉置玲央，高岡早紀，恒松祐里，夏木マリ　他
【語り】竹下景子
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

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　＜総合＞（月～土）午前8時～8時15分／午後0時45分～1時［再］
　＜BSプレミアム＞（月～土）午前7時30分～7時45分／午後11時00分～11時30分［再］
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