NHK「アンという名の少女2」第6話あらすじと見どころ:独善的結論に私は抗議する
NHKBSプレミアムにて7月3日(月)放送の「アンという名の少女」シーズン2(全10話)第6話では、髪を短くしたアンが皆から笑いものにされて傷つく!詳しいあらすじと見どころを紹介、Youtubeにて予告動画が公開中だ。
「アンという名の少女」は、世界中で愛されるカナダの小説家ルーシー・モード・モンゴメリによる不朽の名作『赤毛のアン』をNetflixとカナダCBCが共同でドラマ化。2017年~2019年にかけてシーズン3までCBC放送、配信され、2021年現在、Netflixにて全シーズン独占配信中だ。
※シーズン1~3作品紹介は【作品紹介】で、シーズン1~シーズン2(場面写真付き)の各話のネタバレあらすじと見どころは【「アンという名の少女」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。
■第6話「独善的結論に私は抗議する」
髪を切ったアンが学校へ行くと、みんなからの奇異の目で晒される中、ギルバートから帰って来たと挨拶されるアン。フィリップス先生からは「男子の新入生が入ったようだ」と皮肉られ、ジョシーは「孤児だからシラミがわいた」と噂される。
アンはマリラからカーモディの街までおつかいを頼まれる。これ以上笑いものにされるのが嫌だと、隠れて泣きべそをかいていたが、マシューに「お前は隠れるには勇敢すぎる」と言われ、男子の格好をして街へ出かける。街では男の子たちとビー玉遊びに興じたり、荷物運びを頼まれたり、ジェニーにも遭遇する。男の子の格好のアンに驚くジェニーだが、例のパフスリーブの服を持ち帰らせてくれる。
ギルバートの家を訪ねたマリラは、バッシュに驚きながらもクリスマスイヴの夕食に2人を招待する。教会では、パントマイムの舞台を彩るコールに女子たちが注目。これに嫉妬したビリーがコールの梯子をわざと倒して、コールは右手を骨折してしまう。アンたちがコールに指示を頼んで、舞台装飾を完成させる。
クリスマスイヴ。ギルバートとバッシュがやって来る。バッシュに驚くマシューだが、アンはバッシュと会えたこと喜ぶ。ギルバートはアンにプレゼントを渡し、楽しいひと時を過ごす。
舞台当日。パントマイムではジョシーが風邪をひいたために、急きょアンが主役の少年を演じることに。アンから小道具のシャベルが必要だと聞いたマシューは、シャベルを探しに行き、近所の老人からシャベルを借りたマシューは、足の不自由な老人を車いすに乗せて教会へ急ぐ。
『奇跡の島の物語』がはじまり舞台は大盛り上がり。ところが終盤、裏方を手伝うバッシュが、誤ってフクロウ役のビリーの頭上に装置を落としてしまい、アンドリュー夫人に「野蛮人」と罵られてしまう。舞台は続き、最後にビリーに代わってマシューが代役に引っ張り出される。マシューは「アンは代役を務めた。あなたも!」のリンド夫人の言葉に押されて、みごとに代役をやってのけ、会場は拍手喝采。帰宅したマシューは、兄からもらったビー玉をアンに譲る。
アンの新しい髪型に目が点になるマシューの表情が愉快。本人は嘆くがアンのショートヘアーがかわいい。アンとダイアナとコールの3人でパントマイムの衣装の準備をする場面で、アンとコールが男女逆転になって楽しむ。
一方、イヴの夕食に招待されたギルバートがアンにどんなプレゼントを渡すのか?ツリーの蝋燭を消す場面、ギルバートとアンとの一瞬見つめ合うシーンもお見逃しなく。
バッシュとの出会い。驚きながらも失礼にならないように取り繕うマリラ。驚きを隠しきれずにジロジロ見て立ちすくむマシュー。「有色人種の人に会うのは初めて」と、バッシュの肌の色がきれいだと感動するアン。三者三様の対応が興味深い。
今回は、少年時代に内気すぎて教会でのクリスマスを楽しめなかったマシューの回想シーンで優しかった亡兄も登場するのでお見逃しなく。アンに倣って見事に代役を務めたマシューには、もうビー玉は必要ない。アンのお陰でマシューも一つ成長した。
原題:Anne with an “E”
制作:2018年 カナダ
■キャスト
アン・シャーリー:エイミーベス・マクナルティ(上田真紗子)
マリラ・カスバート:ジェラルディン・ジェームズ(一柳みる)
マシュー・カスバート(R・H・トムソン(浦山迅)
ダイアナ・バリー:ダリラ・ベラ(米倉希代子)
ギルバート・ブライス:ルーカス・ジェイド・ズマン(金本涼輔)
レイチェル・リンド:コリーン・コスロ(堀越真己)
ジェリー・ベイナード:エイメリック・ジェット・モンタズ(霧生晃司)
ほか
◇NHK「アンという名の少女」番組公式サイト
2023年5月29日スタート 月曜22:00-22:45 NHKBSプレミアム
2021年9月12日-11月21 日曜23:00-
◇Youtube予告動画
【作品紹介】【「アンという名の少女」を2倍楽しむ】