【最終回ネタバレ】第5話「正義の天秤」亀梨和也×千葉雄大の競演、圧巻の法廷シーンに視聴者も釘付け!
犯人役でゲスト出演した千葉雄大の怪演に戦慄!10月23日に最終回を迎えたNKH「正義の天秤-俺にとって弁護は治療だ-」で亀梨和也(KAT-TUN)が弁護士として正義を問う!圧倒の法廷シーンに感動の声が続出!最終回・第5話ネタバレあらすじを紹介、全話はNHKオンデマンドで配信中。
医師から転職した天才弁護士・鷹野和也(亀梨和也/KAT-TUN)が戦力外チームを率いて難事件を解決してきた「正義の天秤」が10月23日の放送の第5話で最終回を迎えた。長尺の法廷シーンが話題となった最終回放送後にはTwitterで「正義の天秤」がトレンド3位を獲得、続編を求める声も上がるほどの盛り上がりを見せてフィナーレを飾った。
最終回で鷹野を待ち受けていたのは、少女誘拐殺人事件を起こした南野一翔(千葉雄大)の弁護だった。南野は罪を認めており、裁判の論点は死刑か、無期懲役に絞られる中、なんと雨宮久美子(大島優子)が追っていた事件の真犯人が南野であることが判明。衝撃の展開に加え、狂気的な演技を見せる千葉雄大に「千葉くんのサイコパスぶりが絶品」「千葉くんの演技に戦慄!」など“黒千葉”の演技に称賛の声が集まった。
また、何といっても、鷹野役の亀梨が見せた法廷シーンが圧巻だった。南野に娘を殺された母親の悲痛な訴えに続く、エース検事・一ノ瀬眞人(萩原聖人)の死刑求刑。法廷内に緊張感が走る中、なんと鷹野も死刑を求刑する。しかし、それはあくまで個人の意見とし、弁護人であり元医者の立場から、救える命を目の前にして死刑を求刑することはできないと南野を弁護。「彼の命が尽きるまで被告人の心を治療していきたい」と熱弁し怒涛の畳みかけが感動を呼んだ。
そしてラストは鷹野と意識が回復した久美子と笑顔でグータッチを交わすシーンで幕を閉じ、「希望のあるラストシーン」「ラブシーンはなくても思いが通じ合う2人の姿が感動的」と2人を見守る視聴者からの温かいメッセージが寄せられた。5回完結という短い中で鷹野と次第に信頼を築いてきたルーム1のメンバーたちの活躍を描いて来た「正義の天秤」。早くも鷹野ロスの声が持ち上がっており、次回作の放送を期待したい。
■第5話ネタバレあらすじ
一ノ瀬は鷹野に、検察に協力すれば15年間のすべてを話すと取引を持ち掛けられる。しかし鷹野は一ノ瀬の誘いを断り追い返す。そこへ佐伯芽依(奈緒)から少女誘拐殺害事件の弁護依頼の連絡が入り、ルーム1でその事件を担当することになった。鷹野は被告人、南野一翔との接見を繰り返す一方、芽依は発見された久美子の安倍川事件の調査報告をまとめていた。
すでに調査報告を見ていた芽依によると、久美子が安倍川事件でこだわっていた点は2つ。金銭トラブルによる殺人事件と片付けられたが、なぜ犯人は四方田夫妻だけでなく娘まで殺さなければならなかったのか。そして犯人の又吉が「100円玉を拾った」としきりに言っていたことだった。鷹野は芽依に礼を言って調査報告を手にしてその場を後にした。
それからまもなくして、南野の公判検事が一ノ瀬に変更になったと連絡が入った。「あなたは私に協力する。」別れ際に一ノ瀬が残した言葉が脳裏によぎりながらも鷹野は一ノ瀬との対決に挑むことを決意するのだった。安倍川事件の調査報告、そして杉村徹平(北山宏光/Kis-My-Ft2)が調べた南野の過去、そして一ノ瀬の言葉をヒントに鷹野は考察を重ね、ある真実に辿り着いた。そんな時、久美子の容態が悪化し病院に運ばれ、鷹野は不安を募らせるのだった。
一方、鷹野は芽依と共に南野を訪れた。鷹野は南野が改名していることを突き止め、その名前が安倍川事件の真犯人として追っていた名前「木村英之」であることを明かした。さらに、安倍川事件は、四方田夫妻に恨みを持つ者の犯行と思われていたが、実際は少年だった南野が娘を殺害し、それを親に目撃され家族を殺害したのだった。そして、南野は犯行を他人になすりつける為に、四方田夫妻の血を100円玉につけ路上に捨てた。それを偶然拾ったのが四方田夫妻と金銭トラブルを起こしていた又吉だったのだ。
安倍川事件の真犯人と少女誘拐殺人事件の犯人が一致したところで、狂気的に笑う南野は久美子についても語り出した。冤罪を疑う久美子を襲い、さらに療養中の久美子の部屋に侵入したことを白状した南野に対して鷹野は怒りを覚えるが、南野は死にたくないと訴え、鷹野に助けを求めてくるのだった。それから鷹野は一ノ瀬に会いに行き真相を突きつけると、一ノ瀬は血のついた100円玉を取り出し、当時の主任検事がこれを証拠として提出しなかったことを明かした。そして凶悪な南野を死刑にしようと鷹野に協力を仰ぐのだった。
「自分にとって正義とは何か」と思い悩む鷹野は一人で南野の弁護に挑んだ。公判当日、被害者の母親と一ノ瀬は南野の犯行は残虐で悪質なものであり、死刑を求刑した。母親の悲痛の訴えを聞いた鷹野は、弁護士バッジを外して同じく死刑を求めると宣言した。しかし弁護士バッジをつけなおすと、死刑はあくまで個人の意見であり、弁護士としては南野に更生の余地があれば自分も一生をかけてそれを見守りたいと告げるのだった。その後、南野一翔には無期懲役の判決が下り、鷹野は師団坂法律事務所を去った。
それから鷹野は久美子と穏やかな時間を過ごしていた。久美子は少しずつ意識を取り戻していき鷹野に笑顔を見せるのだった。
NHK、9月25日~10月23日「正義の天秤」。出演:亀梨和也(KAT-TUN)、奈緒、北山宏光(Kis-My-Ft2)、大政絢、佐戸井けん太、大島優子、萩原聖人、竹中直人、中村雅俊ほか。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇ NHK「正義の天秤」番組公式サイト
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