Netflix「恋慕」第8話あらすじと見どころ:ロウン(SF9)の硬軟演技にギャップ萌え!世子のほっぺにキスするのは?

2021年11月03日08時00分ドラマ
Netflixシリーズ『恋慕』独占配信中!

ついに太監(パク・ギウン)の秘密が明らかに!パク・ウンビン×キム・ロウン(SF9)共演の韓国時代劇「恋慕」第8話が11月2日(火)韓国KBSで放送、Netflixを通じて独占配信開始された。毎週月・火曜1話ずつ更新される。

「恋慕」は、王位継承者だった双子の兄の死により、男装して王となる運命を背負った女性が、自分の正体、そして秘めた恋心を誰にも明かせないまま、波乱の人生を歩んでいくフュージョン時代劇。
【「恋慕」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや各話の詳しいあらすじ、豆知識など紹介している。



■第8話
使臣団の太監の非道な行いに思わず殴りつけてしまった世子フィは、父王を失望させてしまったと涙を流す。そんな世子を抱きしめ、優しい言葉で慰めるジウン。世子の傷の手当てをしながら、宴の席での世子の冷たい言葉が、ジウンを気遣うためだったと知り、これからは冷たく接しないで下さいとお願いする。

キム尚宮の短くなった髪を梳かしてやる世子が、太監から酒の誘いを受ける。不審に思いながらも酒席へ向かう。太監は和解の代わりに面白いものを見せると、大太刀を持った巨漢の男を呼び入れ、カオンと戦わせようとする。興味がないと世子が席を立つが、男がカオンに不意打ちをくらわせ丸腰のカオンに斬りかかる。さらに背を向けた世子に斬りつけようとし、庇ったカオンが大けがを負う。駆けつけたジウンが、「世子様に指一本でも触れたらお前の命はない。私が殺す」と男の喉元に刀を突き付ける。周りを巻き込むなと怒る世子に、部下の役目は主の代わりに罰を受け、尻拭いすることうそぶく太監は、「世子のように苦労しらずに育ち、民を慈しむそぶりを見せる人間を一人残らず痛めつけてやる」と耳元で囁く。
※翊衛司(イグィサ):ホン内官が同行させようとした翊衛司は、日本の防衛省にあたる“兵曹”所属の世子の護衛。詳しくは「100日の郎君様」13話豆知識で。

その頃、王に叱責され涙に暮れる世子をジウンが抱き締めるのを目撃し、やりきれない思いのヒョンの元に、迎賓館で世子の護衛が大けがを負ったという知らせが入る。迎賓館で太監と向き合ったヒョンは、太監が皇帝の内帑(ないど)金に手を付けていることを知っていると匂わせ、これ以上騒ぎを起こさずに朝鮮を発つよう忠告する。
※内帑(ないど)金:君主が手もとに所持する金。

守ってやれなかったことをカウンに謝る世子は、彼がうなされた夢について聞く。答えないカウンの気持ちを察してそっと部屋を出る。東宮殿にやってきたヒョンに、自分のせいで東宮殿の者たちをひどい目に遭わせてしまったと弱音を吐く世子。ヒョンは、太監が危険人物なので何かあったらすぐに知らせるよう忠告し、「世子の心が痛いと私の心も痛いのです。だから頼ってください」と優しく慰める。

太監が貢物を2倍にするよう要求してくる。口を挟むなという王に、もう一度だけ機会をくださいと頼んだ世子は、太監が耳元で囁いた言葉を思い返し、太監について調べることに。一方、太監の宿所で怪しい人物を見たヒョンも、ジウンと協力して太監の秘密を探り始める。さっそく夜分に出かける太監をジウンが尾行し、その姿を見かけた世子も後を追う。太監の密会相手は迎賓館を訪ねてきた男だった。男に宝物を渡し二度とあのことで私を脅すなと警告する。その頃、ジウンは尾行に気づかれ大勢の男たちに取り囲まれ、斬りつけられてしまう。そこに顔を隠した世子が加勢し、その後ヒョンも官軍を引き連れ駆け付ける。体中に刀傷を負ったジウンを世子の小さな肩が支える。傷の痛みより、世子が自分のことを気にかけてくれることが嬉しいジウン。

ヒョンは迎賓館を官軍に監視させる。一方、太監の秘密を探るヒョンの計画に世子も参加することになり、世子がジウンと太監が会った男の素性を探る。男が博打好きで「明国の後宮の父親だ」と威張っていたという証言を得て、ジウンが一芝居を打って男の確保に成功。カウンも巨漢の男を見事成敗する。

今度は世子が酒席に太監を招き、内帑金着服の証拠の帳簿を突き付け、要求された貢物は渡せないといい渡す。世子がもう一つの秘密を握りながらそれを明らかにしないことを不審に思う太監。実は、太監を脅していたのは、娘を売り飛ばした皇帝の後宮の父親だった。太監もまた明に売られ、太監と後宮は情を交わしていた。娘の父親はそれをネタに太監を強請っていたのだった。「それほど深く後宮を愛していたのか」という世子の言葉に興奮し、「お前と朝鮮に復讐する」と息巻く太監。世子は「親に米1俵で売られ、明では異邦人という理由で蔑視され、毎晩親と罪のない民を捨てた朝鮮を恨み続けていた気持ちはわかるが、それは言い訳にならない」と言い、「この国の世子として謝りたい。ひもじい思いをさせて、申し訳なかった。そなたの秘密は墓場まで持っていく」と約束する。そして「その愛を守るためにどれだけ辛いかが、少しだけわかる気がする」という世子の言葉に、固まっていた太監の心が少しほぐれる。

無事に役目を終えた世子は、ヒョンとジウン、そしてカウンに礼をいって、みんなで酒盛り。お開きの後、世子の笑顔にときめいてしまったジウンは、一人緑雲閣(ノウンガク)へ。世子もまた眠れぬまま庭に出て、蛍に誘われ緑雲閣へ。花が咲き乱れた緑雲閣で一人酒を飲むジウンと鉢合わせした世子は、市場で彼が花を抱えていたのがこのためだったのかと合点する。そしてジウンに、太監と後宮の秘密はバラさなかった理由を聞かれ、「思いのままには生きられない人たち。隠し通すしかない2人の気持ちが気の毒になったから」と答える。「妓楼で初めて会った時の冷たい世子が、こんなに優しい人だったのが不思議です」と世子の横顔に見惚れるジウンは、思わずその尊い頬に口づけしてしまい…。

■見どころ
恋慕今回の見どころはずばり“傷の手当”。冒頭はジウン、その後は世子がジウンのケガの手当てをしてやり、ジウンの優しさや胸キュンの台詞に注目。また、前回は両手に花を抱えてキュートなジウン役のロウンだったが、今回は世子を抱きしめたり、刀で守ったり、剣アクションや口ひげも蓄えたりと頼もしい一面を見せ、そのギャップにも胸キュン必至だ。世子役のパク・ウンビンも馬上から矢を射抜いたり、か細い肩で大きなロウンを支えたりと大活躍。

今回はカウンも大活躍。ケガを負った自分に「守ってやれなかった」という世子の言葉は彼の心にもガツンときたようで、終盤の酒席でのジウンから世子を守るコミカルな鉄壁ガードに現れている。今回、太監が朝鮮から売られたことが分かったが、カウンもまたその出自に何か深い事情を抱えているようだ。

ところで、長身イケメン3人の中で、唯一世子が女だと知っており、恋を自覚しているヒョンだが、今回は何かにつけてジウンに一歩遅れを取っている。果たして巻き返しとなるか?それにしても3人のイケメンとの酒盛り。何とも世子がうらやましいかぎりだ。

※Netflixシリーズ『恋慕』独占配信中

■キャスト
世子イ・フィ役:パク・ウンビン/チェ・ミョンビン
チョン・ジウン役:キム・ロウン(SF9)/コ・ウリム
イ・ヒョン役:ナム・ユンス
シン・ソウン役:ペ・ユンギョン
キム・ガオン役:チェ・ビョンチャン
ほか

■スタッフ
演出:ソン・ヒョンウク「僕が見つけたシンデレラ~Beauty Inside~」「また!? オ・ヘヨン ~僕が愛した未来(ジカン)~」
脚本:ハン・ヒジョン「とにかくアツく掃除しろ! ~恋した彼は潔癖王子!?~」

Netflix
 2021年10月11日スタート 月・火
Youtube予告動画

kandoratop【作品詳細】【「恋慕」を2倍楽しむ】