NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」稔(松村北斗)の出征を前に二人はついに!第2週ネタバレと第3週予告動画

2021年11月12日08時40分ドラマ
@NHK

太平洋戦争に突入し、物資の統制が進み「たちばな」は縮小へ!雉真繊維は軍への納入で事業拡大!両家の格の違いを指摘され、二度と会うことを許さないと稔(松村北斗/ SixTONES)の母・美都里(YOU)から告げられる安子(上白石萌音)だが、稔の出征がきっかけでついに二人は結婚へ!連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第3週「1942-1943」(11月15日~11月19日)のあらすじと見どころを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。



ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母・母・娘、3世代ヒロインに小さな奇跡がおとずれるオリジナルストーリー「カムカムエヴリバディ」、11月8日から第2週が放送された。岡山と大阪と距離のある中、文通で心を通わせて行く安子(上白石萌音)と稔(松村北斗/ SixTONES)。第6話はほとんどが文通の文面という意外な構成で、だんだんと二人の心が通じ合ってゆく様子が描かれた。第8話では稔への思いを断ち切って家業のために見合いをしようと、最後に稔を訪ねた安子の思いが伝わる構成になった。しかし、そんな安子のことをしっかりとみている稔の優しさで、今まで通りの関係を保てることとなった。

第2週では、チャップリンに憧れてダンスの道へ進んだ兄・算太(濱田岳)が一時的に「たちばな」に戻るものの、実は借金に追われ、両親に建て替えてもらうという始末。目標をもってしっかりしている人が描かれてる「カムカムエヴリバディ」の中で異色のキャラクターを演じている。

また、第2週では少しの登場であったが、武井壮が軍服で登場し話題となった。雉真繊維に便宜を図る海軍主計中佐役で、バラエティ番組で見せるタンクトップ姿とは全く違う姿を見せた。

11月15日から放送される第3週では、1942年から43年が描かれ、ますます太平洋戦争の影響が出てくる。若い男性は徴収されてゆき、兄・草太にも命令が下る。「たちばな」は物資が滞る中、縮小をせざると得ないが、反対に軍の仕事をしている雉真繊維は大きくなり、両家のバランスはますます広がってしまう。そんな時、稔にも出征の命が下る。出征を前に二人の仲に変化が訪れる。安子を会って、安子の人柄に触れ、ついに稔の父親が結婚を許してくれるのだ。出征までのほんの短い期間ではあるが、幸せな二人の生活も描かれる。第3週以降第二次世界大戦の模様が描かれるが、視聴者側は戦況は更に悪化してゆくことを知っているだけに、出征した草太、稔、空襲の被害が出始める内地に住む人々の無事が心配となる。

【第2週(2021/11/8-11/12)あらすじ
夏休みが終わり、岡山から大阪に帰った稔(松村北斗/ SixTONES)と文通を始めた安子(上白石萌音)。何通ものやりとりを通じて2人は心を通わせていく。母・小しず(西田尚美)は雉真繊維のような大きな家の長男である稔との仲を深める安子を心配する。

一方、甲子園出場を目指して野球の練習に励む勇(村上虹郎)は、昔から安子へのある思いを抱き続けているが、いつも言えずじまいなのだ。そんな中、ヨーロッパでは戦争が始まり、世の中の気配も変化してきて、安子が楽しみにしていた実用英語会話の放送はなくなり、英語関連の放送は基礎英語講座だけになってしまった。正月に会えることを楽しみにしていたが、稔は雉真繊維の次期社長として千吉(段田安則)から取引先の軍人・神田猛(武井壮)を紹介してもらうため、帰省はできず大阪にとどまっていた。

大阪にダンサー修業に出たはずの算太(濱田岳)が岡山に帰ってきた。しかし、ダンサーの夢を諦めて家業の菓子修行を始めるわけでもなく、相変わらず勝手気ままな様子だ。そんなある日「たちばな」にこわもての男・田中(徳井優)が押しかけてきた。どうやら算太を追いかけてやってきたようなのだ。実は、草太は大阪で借金をしていたのだ。田中は金さえ返してもらえればいいといって、金太(甲本雅裕)から金をもらってゆく。金太はもう草太を許さないと怒る。

砂糖が配給制になり、「たちばな」の菓子作りも打撃を受けてしまう。そんな中、金太から安子に砂糖会社の息子との見合い話が持ちかけられる。安子は突然の話に戸惑いを隠せない。家族の幸せを願う気持ちと稔への思いとの間で、安子の心は大きく揺らいでいた。小しずの心配をよそに、安子は翌朝、置き手紙を残し小さなかばんひとつで始発の汽車に乗り込んで、稔を訪ねていった。大阪で映画をみたり川のほとりを歩いて楽しい気分を満喫した安子だったが、それは家業のために稔を忘れるため、思いを断ち切るための旅だった。しかし、稔は敏感に感じ取って、一緒の汽車に乗って夜遅くに帰宅した。橘家の状況や縁談の話、そして安子の本当の気持ちを知った稔は、橘家の人々に安子との交際の許しをもらいに強い決意を固めてやってきたのだった。しかし、簡単に話は進むわけもない。雉真繊維の跡取りとたちばなの跡取り娘であり、家の格も違う。稔は帰っていった。

一方、事情を知らない雉真家の人々は、稔の突然の帰省に喜ぶ。そんな中、勇(村上虹郎)は心に秘めた思いを稔に打ち明ける。安子と稔の関係を知りつつも、安子への恋心を諦めることは出来ない勇。複雑な思いを抱えたまま、甲子園出場を目指してひたすらに練習に励んでいる。しかし若い男性には召集令状が届きはじめ、連日ラジオからは各国の戦況を伝える臨時ニュースが流れていた。勇にとって最後の夏にも戦争の波が襲いかかる。甲子園大会は中止になってしまった。傷心の勇が神社にいると安子がやってくる。安子は稔が勇のことをほめていたことを話すが、勇は「僕には野球しかなかった」と兄にかなわぬくやしさと、兄のことを思っている安子の心を思い、去っていった。

臨時ニュースが流れ、日本がアメリカ・イギリスと戦争状態にはいったことを人々が知った。その日から英語放送はラジオから消えた。



【第3週(2021/11/15-11/19)あらすじ
■第11話(月)
英語講座を放送しなくなったラジオからは勇ましい日本軍の戦果が流れる日々。衣料品の購入や製造にも制限がかかる中、雉真繊維は軍服や国民服の需要拡大に伴い、工場の拡大を検討していた。そんな中、春休みに帰省することになった稔(松村北斗)。安子(上白石萌音)も稔も2人で出かけるのを心待ちにしている。しかし、帰ってきた稔には千吉(段田安則)から事業拡大に先立って銀行の頭取の娘との縁談が持ちあがり…

■第12話(火)
雉真家に配達に来た安子(上白石萌音)は、美都里(YOU)から「二度と稔(松村北斗)に近づくな」と厳しい言葉を浴びせられる。注文の品も受け取ってもらえず、代金だけを押しつけられる始末。そんな美都里の屈辱的な態度を知った稔は、千吉(段田安則)と美都里の前で強く怒りをあらわにし、安子とは将来を見据えた真剣な交際をしているのだと訴える。一方、安子は自分の立場を考え、稔のことを忘れようとするが…

■第13話(水)
姿を消していた算太(濱田岳)に召集令状が届き、久々に橘家に帰ってきたのもつかの間、算太は出征した。人手も材料も乏しくなった「たちばな」は、次第に商いを縮小せざるを得なくなった。一方、雉真繊維は戦争の勢いが増すにつれ軍への納入も増え、事業を拡大。稔(松村北斗)には、銀行の頭取の娘との縁談が上がっているようで…。そのことを知った勇(村上虹郎)は稔のもとを訪ね、複雑な思いをぶつけるのだった。

■第14話(木)
橘家では、肺を患い苦しむ杵太郎(大和田伸也)の枕元で、安子(上白石萌音)が懸命に声をかける。その頃、雉真家では稔(松村北斗)が出征することが決まり、千吉(段田安則)は頻繁に大東亜銀行の頭取と面会をして、出征までに、頭取の娘との縁談を取りまとめようとする。稔と安子の互いの気持ちを知る勇(村上虹郎)は、2人の結婚を許すよう千吉に頼み込むが、まともに取り合ってはもらえず…

■第15話(金)
安子(上白石萌音)と稔(松村北斗)は、結婚することになった。「たちばな」を訪れて安子の姿を見た千吉(段田安則)は、安子こそ稔を支えてくれる相手だと確信し、進めていた銀行の頭取の娘との縁談を断って2人の結婚を許したのだった。杵太郎(大和田伸也)の忌中のため、ごく簡素ではあったが、祝言をあげることに。稔の出征まで2人が一緒に過ごせる時間は限られるなか、この上なく幸せな時間を過ごしていた。

【脚本】藤本有紀
【出演】上白石萌音,松村北斗(SixTONES),村上虹郎,濱田岳,大和田伸也,鷲尾真知子,YOU,西田尚美,甲本雅裕,段田安則】 他
【語り】城田優
公式Twitterアカウント「@ asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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