米倉涼子「ドクターX 外科医・大門未知子7」野望を前にした野村萬斎を病魔が襲う!野望か?命か?第8話ネタバレと第9話予告

2021年12月04日19時50分ドラマ
@テレビ朝日

念願の「感染研究センター」の完成を目前に控えたメディカルソリューション本部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)を病魔が襲う!医師人生すべてをかけてきた感染症の研究のために命を捨ててまで野望を優先させるのか?大門未知子(米倉涼子)は目の前の患者を救い続ける!2021年12月9日(木)よる9時からテレビ朝日「ドクターX 外科医・大門未知子」第9話を拡大で放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスとたたき上げのスキルだけを武器に突き進む「ドクターX 外科医・大門未知子」の第8話が2021年12月2日放送された。第8話には、麻酔科医・城之内博美(内田有紀)の同級生・八神さつき役で瀬戸朝香が、元は鬼の看護師長としておそれられ、今はガールズバー「ナースステーション」で働く白木淳子役で高畑淳子が、さつきの息子役で新人の元之介などがゲスト出演した。

さらに、シーズン中に秋田の病院に転勤させられた海老名(遠藤憲一)が戻ってきた。フリーランスとして原守(鈴木浩介)も医局にいるため、海老名、加地(勝村政信)、原の元・御意トリオがそろった。12月9日に放送される第9話は、院長代理・蛭間重勝(西田敏行)の権威をメディカルソリューション本部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が奪おうとするのだが、昔のように海老名、加地、原は蛭間について蜂須賀と戦うのか?

シーズン中、一回はもめる未知子(米倉涼子)と博美。二人とも頭もよく判断力もいいが、なんといっても負けず嫌いで信念が強い。第8話でそんな二人が対峙するのは、博美の高校時代の同級生さつきの治療方針だ。さつきは、息子・祐希(元之介)が生きがいなシングルマザーだ。元夫は高校時代、博美と取り合ったという過去もある。そんなさつきに末期のガンが見つかり、どこの病院も外科手術不可能と判断する。愛する祐希が見つけてきた「東帝大」のケミカルサージェリーなら治療を受けるというさつきの希望を一番に優先する博美と、ケミカルサージェリーで腫瘍が小さくなった今、切るべきだと外科手術を勧める未知子。博美も外科手術に耐えうるほど腫瘍が小さくなってきたのをみて、外科手術を勧めたその時、さつきが急変し、博美の必死の心臓マッサージも届かず、息を引き取った。ドクターXのシリーズでもなくなる人を描くのはあまりない。辛い回ではあったが、患者も家族も納得した上での治療の結果となった。

毎話、未知子を演じる米倉涼子のおしゃれな衣装が話題となるが、番組公式サイトでは番組内で米倉涼子が着用した服を紹介している。第8話の放送は博美役の内田有紀のファッションも紹介されている。MANOLO BLAHNIKの10センチ超のヒールは難しくても、自宅で過ごしている時のカジュアルな服装は普段着に取り入れやすい。

■前回:第8話あらすじ
次世代医療を見据える「東帝大学病院」のメディカルソリューション本部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)は、念願の「感染研究センター」設立プロジェクトを成功させるため、厚生労働事務次官・神部八尋(宮川一朗太)と裏で手を組むことにした。科研費の助成継続を含め、全面的バックアップの約束を取り付ける。そこには蜂須賀の後方支援に余念がない広報室長・三国蝶子(杉田かおる)の存在があった。

そんな中、蜂須賀と内科が主導するケミカルサージェリーを希望する重篤ながん患者・八神さつき(瀬戸朝香)が東帝大学病院にやってきた。さつきはフリーランス麻酔科医・城之内博美(内田有紀)の高校時代の同級生だ。さつきの病状を知った博美はショックを受けさつきを問い詰める。すると、さつきはいくつもの病院で手術適応外だと言われ、自らの命をあきらめていたことを告白する。しかし、「東帝大学病院」が提供している最先端のケミカルサージェリーを受ければ治るかもしれない――最後の望みをかけた一人息子・八神祐希(元之介)から、もう一度だけ治療を受けてほしいと懇願され、入院を決意したのだという。

その話を聞いた大門未知子(米倉涼子)は外科手術で切除できる可能性はゼロじゃないと断言する。だが、息子の思いを汲んでケミカルサージェリーを選択したさつきの気持ちを尊重する博美は、未知子に「オペの可能性はゼロ」と言い放った。それでも、未知子はケミカルサージェリーで腫瘍が小さくなれば、外科手術の成功の可能性が広がると食い下がる。さつきの病床に何回もむかい、説得する。さつきは、自分はどちらでもいいのだというが、愛する息子が探してきた方法に掛けたいのだと。そして、さつきの腫瘍は着実に小さくなっていった。

そのころ、外科一派を率いる院長代理・蛭間重勝(西田敏行)は、蜂須賀を潰しにかかろうと暗躍していた。そんな蛭間に蝶子が接近してくる。何を考えているのか秘密裏に、がんを患っていることが発覚した神部をケミカルサージェリーではなく、外科手術で完治させてほしいと頼みこんできたのだ。秋田から出張してきていた海老名(遠藤憲一)にその手術を成功することができれば、東帝大に戻してあげると蛭間は言う。当然のことながら、そんな難しい手術をすることができるのはたった一人・未知子だけだった。蝶子は鍬形(小藪千豊)に手術室を手配させ、秘密裡にことを勧める。未知子がメスを握り、海老名、原(鈴木浩介)を助手として神部の手術はスタートした。途中、海老名が血管を傷つけたりするものの、未知子の技術で事なきを得て、神部の手術は無事に終わった。

博美はさつきに外科手術を勧めていた。ケミカルサージェリーで小さくなった腫瘍なら、未知子が切れるという。そんな話をしている時、さつきが急変して意識を失う。博美は心臓マッサージなど蘇生に懸命になるが、さつきは息を引き取ってしまった。ショックを受けている博美のもとへ向かった未知子は、生前のさつきが博美に感謝していたことを告げる。息子の祐希も博美に礼を言う。

神部は蜂須賀に研究費の援助打ち切りを告げる。しかし、蜂須賀が神部や蝶子の企みを知らないはずはない。蝶子に圧力をかけ、感染症センターに何もしなければ、国際的な問題に発展すると脅しをかける。蝶子も鍬形も蜂須賀の前にひれ伏した。

■第9話あらすじ
「東帝大学病院」のメディカルソリューション本部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)は、「感染研究センター」の完成を目前に控えた浮足立っていた。フリーランスの大門未知子(米倉涼子)を誘い、昔なじみの大将(小堺一機)が営む鮨屋「十兵衛」へと向かう。権威を嫌う未知子も食の誘惑には弱い。

世界中の“未来の命”を感染症から救うため、医師人生のすべてを捧げてきた蜂須賀は、自らの理想と今後のプランについて、未知子を相手にして熱弁をふるう。ところが未知子を店から見送った直後、ふと蜂須賀の顔色が変わり…!?

そんな中、蜂須賀は“組織の腐敗”を防ぐため、強硬手段に出て、院長代理・蛭間重勝(西田敏行)から権力を剥奪すべく、アメリカにいる病院長と秘密裏に協議を始めた。その結果、病院長以外の役員の任期を1期1年に制限すると決定したのだ。もちろん、蛭間が、素直に引き下がるわけがない。反撃の策を練ることだけに集中する蛭間だった。

帰宅しようとする華子(藤真利子)と出くわした未知子は、即座に異変を察知し、検査を敢行すると、華子が重度のがんを患っていることが判明する。しかもその病状は、医局の誰もが手術適応外だと判断せざるを得ないほどだった。これまで先陣を切って内科主導のケミカルサージェリーを推し進めてきた蜂須賀も、どういうわけか未知子による外科手術にすんなりGOサインを出した。

そんな時、日本はもちろん世界にも激震が走る。やがて「東帝大学病院」内で“あってはならない一大事・新型ウイルスに感染した患者”が発生してしまう――。

テレビ朝日10月14日スタート「ドクターX 外科医・大門未知子」。出演:米倉涼子、内田有紀、遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介、岸部一徳、西田敏行、今田美桜、要潤 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@DoctorX_tvasahi」。PR動画は番組公式サイトにて公開。

テレビ朝日「ドクターX 外科医・大門未知子」番組公式サイト
テレビ朝日「ドクターX 外科医・大門未知子」番組公式Twitter @DoctorX_tvasahi

【2021年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】