【年末年始ドラマ】「相棒20」飯島直子が反町隆史の姉役で登場!第10話ネタバレと第11話・新春SP予告動画

2021年12月23日10時02分ドラマ
@テレビ朝日

スマホと落としただけなのに…少年が犯罪に巻き込まれてゆく!事件の裏で暗躍する政府権力者を杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が追い詰める!2022年1月1日(土)よる9時からテレビ朝日「相棒season20」新春SP・第11話「二人」を2時間15分放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がどこにも属さないことを活かして活躍する「相棒season20」の第10話が12月22日に放送された。第10話は、詐欺事件の首謀者の狡猾な罠を右京と亘が見事に暴くというラストが待っていた。古い昔から「騙して金を奪う」詐欺の事件は事欠かない。事件の発端になったのは仮想通貨を使ったロマンス詐欺、そしてそのグループは30数年前に発生していた原野商法詐欺の被害者に対して二次的な詐欺まで行っていた。その黒幕は姿を現さず、部下たちにメールだけで指示していた。その首謀者こそ、右京と亘が張り込みのために店員として詰めていたカフェの店主だったのだ。詐欺だけでなく、殺人までもメール一つで命令する非情な役は、のんびりとした風貌を見せる酒井敏也が演じていた。

ラストで、詐欺にあったことで夫も財産も失った紅茶好きの大杉瑞枝(麻丘めぐみ)と右京が「茶飲み友達」になった。あまり友達の影がない右京に友達ができたことに対する喜びの声がネットに溢れた。

そして、2022年の元旦も「相棒」が放送される。元旦SPを右京と亘のコンビで送るのは2022年がラストとなる。そして、3月での卒業が決定している亘の姉・由梨役として飯島直子がゲスト出演する。飯島直子は水谷豊との共演は10年ぶり、反町隆史とは16年ぶりとなる。新春SPは、由梨が保護した《記憶喪失の男》をめぐって、幾重もの謎が連なっていく。飯島直子は「20年も続く国民的ドラマに参加することができ、とても光栄でした。犯人役なのか?敵か味方か?と、とても楽しみに脚本を待ちましたが、いざ読んでみたら反町さん演じる冠城亘の姉役ということでとても驚きました」とコメントしている。

記憶喪失の男を演じるのはイッセー尾形、与党政調会長・袴田茂昭を片岡孝太郎と豪華なゲストも発表されている。イッセー尾形は撮影について、「あの“杉下”さん、“冠城”さんが目の前にいるんですから、まるで現場は飛び出すテレビのようでした(笑)。スタッフのみなさんもプロフェッショナルでして、スパンスパンとストライクが入るようなカットの連続に爽快感がありました!」と感想を話している。

ドラマ公式サイトでは、特命係の部屋をぐるっと歩き回ることができる「360°特命係」が公開された。まるで自分が特命係の一員になったような感覚を体験できる楽しい企画となっている。

■前回:第10話ネタバレあらすじ
杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、角田(山西惇)からの頼みで、仮想通貨の儲け話を持ち掛けるロマンス詐欺のグループの張り込みを手伝う。グループは大掛かりな集団で指示はすべてメールのみ、首謀者は顔を見せていない。実際に被害者と対峙した折衝役の犯人の手がかりはストローに残ったDNAだけだ。金の保管場所とみられる家具店を見張ることになった右京と亘は、目の前の喫茶店に目をつけ、オーナーの真鍋(酒井敏也)に事情を話し、店番をする代わりに、捜査への協力を持ち掛ける。

接客する右京は、瑞枝(麻丘めぐみ)という紅茶好きの女性と知り合い、うんちくを傾けながら意気投合する。右京は瑞枝がふと寂しげな表情を見せたこと気づく。

そんな中、問題の家具店に出入りしていた男女が、喫茶店にやってくる。亘は、店を出た2人の尾行を試みるが、タイミング悪くクレーム客に捕まり、尾行は失敗した。男女がコーヒーと紅茶を飲んだことでDNAの照合には成功し、二人の名前がわかった。女は赤堀絵里(水田萌木)、男は鷲尾琢磨(松田航輝)だ。その後、特命係に戻った右京に、思わぬ情報がもたらされる。亘が取り逃がしてしまった鷲尾が、転落死体で見つかったという。頭蓋骨に大きな陥没があり非常階段から落ちたのは確実だった。

倉庫を調べるとすでに金は持ち出されていた。鷲尾の足取りを防犯カメラで追うと、レストランに絵里と入ると、出てくるときには鷲尾の足元はおぼつかなくなっていた。さらに亘は他の防犯カメラから二人を尾行している瑞枝の姿を発見した。

右京と亘が瑞枝の元へ向かう。それは瑞枝の夫が自殺した場所だった。瑞枝夫婦は過去に原野商法にひっかかり、老後の財産を失っていた。最近になって原野商法で亡くした財産を取り戻すと弁護士に扮した鷲尾がやってきて、また詐欺にあってしまった。夫はそのことがショックで自殺したのだ。瑞枝もそれからはひっそりと生きていたが、ある日、偶然に街中で鷲尾を見つけ、尾行すると倉庫に入っていった。それで、いつか復讐しようとカフェで張っていたのだという。いい具合に絵里と鷲尾をつけると、鷲尾がレストランから出て非常階段に座っていたので突き落としたという。殺人を認めるが、遺体の解剖結果から、体内からはテトロドキシンという毒が発見され、さらに、頭蓋骨の骨折も死後のものだったことがわかった。

絵里の遺体も東京湾で発見された。遺書とともに、お金も東京湾にばらまいたと書かれていたが、右京はそれを怪しんでいた。

犯人はカフェの店長・真鍋だった。亘がボイスレコーダーを忘れたといって真鍋が閉店の準備をしているところへ向かう。慌てて探す真鍋だったが、それが警察のひっかけだと気が付く。真鍋は30年以上まえから詐欺をやっていた。そして、今回のロマンス詐欺についても部下を見張るためにカフェを構えていたのだ。右京たちを怪しいと思った真鍋は鷲尾と絵梨にわざとカフェにゆくように仕向け、さらに瑞枝が後とつけるようにと仕組んだのだった。真鍋はお金を渡すから見逃してくれるように右京に言うが、一蹴される。

瑞枝は殺人の罪はなくなった。そんな瑞枝を誘い出して右京は紅茶を飲む。そして、茶飲み友達になろうと誘った。

■新春SP・第11話あらすじ
甲斐峯秋(石坂浩二)と右京(水谷豊)が出かけたレストランで、与党政調会長の袴田(片岡孝太郎)と経済界の重鎮が会合を開いていた。個室のテーブルには、2人だけだったが、皿はもう一人分用意されていた。同じ夜、落としたスマホを探していた少年が、大人同士が言い争う姿を目撃する。それに気づいた男に、落としたスマホを持ち去られてしまう。

翌日、当番勤務にあたっていた亘(反町隆史)は、ある女性から呼び出しを受ける。同じく当番だった右京に、「紹介したい人がいる」と言い、連れ出した先は教会で、亘が紹介したかったのは、姉・由梨(飯島直子)だった。ピアノ教師をしながら教会でボランティアをしているという由梨は男性(イッセー尾形)を保護した。しかし、男性は記憶がないため、身元を調べてほしいと依頼してきた。しかし、本人が“湊健雄”と名乗っている以外、手掛かりはなし。唯一、大手鉄道会社の駅売店の名前が記憶に残っているらしいが…!?

そんな中、右京と亘は、湊を最初に見つけた2人の少年から当時の状況を分かりやすく説明してもらう。しかし、何かを隠している様子だ。スマホを亡くしたらしいのだが、それを隠している。

更に身元調査の糸口を求めて、駅売店の本社を訪れた右京と亘は、同社が非正規雇用の賃金問題で紛争を抱えていることを知るが、湊に関する情報は得られなかった。同じ頃、少年のスマホを手にした男が、身分を偽り、2人のすぐそばまで迫っていた。

テレビ朝日10月13日スタート「相棒 season20」。出演:水谷豊/反町隆史/森口瑤子/川原和久/山中崇史/篠原ゆき子/山西惇/浅利陽介/田中隆三/神保悟志/小野了/片桐竜次/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒 season20」番組公式サイト
テレビ朝日「相棒 season20」番組公式Twitter @AibouNow
テレビ朝日「相棒 season20」番組公式Instagram

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