「相棒20」詐欺師・風間杜夫が特命係の水谷豊、反町隆史の前に再登場!第14話ネタバレと第15話予告動画

2022年02月03日09時48分ドラマ
@テレビ朝日

シーズン15の第4話「出来心」で詐欺師を演じた風間杜夫が再登場!右京(水谷豊)の観察眼は小さなことも見逃さない!2022年2月9日(水)よる9時からテレビ朝日「相棒season20」第15話「食わせもの」を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がどこにも属さないことを活かして活躍する「相棒season20」の第14話が2月2日に放送された。第14話は、渡部豪太が天才的なフラワーアーティスト・氷室を演じた。才能が有りすぎるあまり、周りから嫉妬されてしまう。犯人は、氷室の一番近くにいて献身的に氷室の捜索活動を支えた人・一之瀬(冨田佳輔)だ。細かいことが気になって仕方ない右京は、最初にその一之瀬に会ったときに、シャツについている「花粉」が気になって仕方ない。それももちろんヒントになって事件は解決した。

犯人である一ノ瀬が右京に「作品として美しくするために花をわざと傷めつける」といって、花の茎を折り、そこをバーナーで焼く。これが事件の伏線だった。氷室という芸術家を更に育てるために、試練を与え続ける。嫉妬から始まった一之瀬だったが、最後はそんな狂気の人となっていた。

2月9日に放送される第15話にゲスト出演するのは、2016年11月2日に放送されたシーズン15第4話「出来心」に出演した風間杜夫だ。その時の役そのままの平井で登場する。前回は、詐欺師でありながら、ひったくり犯を捕まえたことにより、右京と青木(浅利陽介)によって捕まってしまう話だった。第15話は、平井が管理人を務めるマンションで起こる麻薬密売事件とそれにからむ殺人事件だ。前回の「出来心」の際には、右京や亘たちが平井を逮捕するために、青木を美人局の被害にあわす寸前のことまでしたため、青木のねちっこい行動は第15話では更にエスカレート。予告動画に映る伊丹刑事(川原和久)の鋭い眼光は、「出来心」の時に、平井が「刑事なら一目でわかる。もっと疑り深い嫌な目つきをしているからな!」といって映し出される伊丹刑事の顔のドアップを再現したものだ。シリーズファンには懐かしく、楽しみな回となる。

■前回:第14話ネタバレあらすじ
杉下右京(水谷豊)は、小手鞠(森口瑤子)の誘いで、氷室聖矢(渡部豪太)というフラワーアーティストの展覧会を見学する。その作品は前衛的なものだ。氷室は展覧会の会場を婚約者・内田絵里奈(小池唯)と仲睦まじく歩いていたが、その後、絵里奈が氷室のオフィスで殺されているのが発見される。氷室は激しいショックを受け、最初は警察の聴取にもこたえられない。そんな氷室だったが、過呼吸の発作が収まると急になにか思いついたように花の名前を叫び始める。悲しみが氷室の芸術魂に火をつけたのだ。

右京と冠城亘(反町隆史)は、氷室を犯人とみる捜査一課の方針とは違い、氷室と十年来の仕事仲間だという生花の卸売業者・一之瀬(冨田佳輔)から話を聞こうとするが、氷室に聴取を遮られてしまう。婚約者の死によって思いついた作品を作るため、一之瀬にユリ科のカサブランカなどを大量に取り寄せるように言ったのだ。

実は、氷室が婚約者を失うのは、これで二度目だ。前のパートナーは3年前に謎の失踪をしていたという。氷室が因縁のある評論家の家に入り込む事件を起こす。逮捕された氷室は、取り乱した様子で、婚約者の失踪と殺害は、「悪魔の仕業だ」とつぶやいていた。その評論家は華道の有明流家元でもある尾崎孝月(栗田芳宏)だ。尾崎は以前から氷室の作品を酷評していた。そのせいで一時氷室は活躍の場を失っていたのだった。尾崎が犯人かと思われたが、しっかりとしたアリバイがあった。

昔、活躍の場を失った氷室は、有明流としてはだめでもその天才的な才能を活かして、赤坂の料亭で花を活け、それが評判となった。そのころに知り合った女性が失踪したことで失意に陥り、その喪失感を紛らわすために創作に打ち込んだところ、海外でも評価されるようになった。そして、今回、また、婚約者を失ってしまった。辛いことがあると不死鳥のようによみがえってくる人生を送っていた。今回もまた、婚約者を失ったものの芸術魂は消えていない。

青木の調べで最初の婚約者・怜子(新実芹菜)の口座には300万もの金が振り込まれていたことも分かった。さらに怜子が見つかった。さらに絵里奈も金が振り込まれていたことが分かった。失踪していた怜子が見つかり、仮想通貨で大損をしたので金につられて氷室に近づいたことを白状した。

尾崎について新しい事実がわかる。尾崎の生け花は、子供のヌードにインスピレーションされて作られている。実はそのことを脅されていた。金銭の脅しではなく、氷室を表舞台から引きずりおろすことだった。その脅しをしていたのは、一之瀬だった。もともとは有明流の若手ホープだったが、氷室とは才能が違った。赤坂の料亭で花を活けていたのは一ノ瀬だったが、その仕事も氷室に奪われた。自分の行く手をことごとく阻む氷室に復讐するために、尾崎を使ったり、怜子、絵里奈を使って氷室を陥れようとしていた。ただ、絵里奈が本気で氷室を好きになってしまったので、もめてしまい殺したという。逮捕されてゆく一之瀬だったが、氷室にこっそり手紙を残していた。

一之瀬は警察につくと死んでしまった。それは逮捕される前に毒物を飲んだからだ。容疑者死亡での送検となる。氷室のもとに右京と亘が向かうと、氷室がまた激しく動揺していた。実は、一之瀬が残した手紙に、一之瀬と絵里奈が恋人同士で、その別れから殺したと書かれていたのだ。氷室を叩きのめすために一之瀬が最後にとった手段だった。

右京は、一之瀬が氷室の才能をさらに開花させるためにとった行動ではないかと思う。ショックを与えてそれを乗り越える際の爆発的な芸術を育てるための行動ではなかったのかと。

■第15話あらすじ
都内の繁華街で男性の刺殺死体が発見された。その風体から、カタギでないと踏んだ警察は、暴力団絡みの事件を視野に捜査を始める。いっぽう、マンションで、男性の転落死体が発見された。

マンションの転落をうつした動画を見た青木(浅利陽介)は、映像の中に知っている人を見つけた。それは、5年ほど前、特命係が詐欺で逮捕した平井(風間杜夫)だ。興味を持った右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、独自の捜査を開始する。

そんな中、平井が管理人を務めるマンションに、麻薬の密売人二人が現れた。1人は平井と面識のある詐欺師だ。空き部屋に置いていた麻薬が消えてしまったため、密売人が平井を脅して、ブツを探させようとする。右京達の前では麻薬と無関係を装い、必死に取り繕う平井だったが、右京は早くも何かを見抜いている様子で…!?

テレビ朝日10月13日スタート「相棒 season20」。出演:水谷豊/反町隆史/森口瑤子/川原和久/山中崇史/篠原ゆき子/山西惇/浅利陽介/田中隆三/神保悟志/小野了/片桐竜次/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒 season20」番組公式サイト
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