NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第7話に義経役で菅田将暉登場!第6話ネタバレあらすじと予告動画

2022年02月19日11時50分ドラマ
©NHK

ついに天才武将、義経(菅田将暉)登場!NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)2月20日(日)放送の第7話「敵か、あるいは」あらすじ、前回第6話「悪い知らせ」のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKプラスで1週間見逃し配信、NHKオンデマンドでも配信中。※2月20日は北京オリンピックに伴う放送時間変更の可能性あり。



2月13日放送の第6話では冒頭、追われる源頼朝(大泉洋)一行が敵方の武将・梶原景時(中村獅童)に遭遇。轟く雷鳴を天のお告げと感じたか、目と目が合いながらも頼朝を見逃す景時の緊張感抜群のシーンに注目が集まった。これは物語のモデルとなっている『吾妻鏡』でも有名なシーンで、これが後に景時が頼朝の家臣になるきっかけとなるのだが、それはまた少し先の話になりそうだ。

さらに、北条宗時(片岡愛之助)の死を知った北条義時(小栗旬)が、覚悟を決めて平家に立ち向かう決意を頼朝にぶつけた。命からがら、ボロボロの姿で安房に辿り着き、戦いを放棄しようとした頼朝だったが、義時の言葉に後押しされ平家打倒を再度誓う感動のラストとなった。そして最後に登場して抜群の存在感を放ったのが佐藤浩市演じる坂東の巨頭・上総広常。豪快に酒を煽る姿に視聴者も沸きたち、Twitterでは「佐藤広常、めっちゃ格好よくない?」「ヤバい!佐藤浩市さんが渋すぎる!」といったコメントが寄せられ次回への期待が膨らんだ。

そして2 月20日放送の第7話では、勝敗の鍵を握る男、上総広常に頼朝が援軍を要請する。その交渉役に和田義盛(横田栄司)と義時が抜擢されるが、果たして広常の説得に成功するのか?大庭景親(國村準)の追手が迫る中、今こそ頼朝の天命が試される!さらに頼朝の生き別れた弟、源義経役で菅田将暉が、頼朝の愛妾となる亀役の江口のりこが参戦!頼朝役の大泉洋が「かわいい弟」と称賛する菅田“義経”が登場する第7話もお見逃しなく!

▼初回から最新話まで一挙放送決定!
見逃してしまった人に朗報!NHK総合では2月16日(水)と2月17日(木)深夜に「鎌倉殿の13人」を第1話から第6話まで放送する。関連情報はこちら→「まだまだ間に合う!最新話まで一挙放送!」

■頼朝の安房への逃亡
石橋山の戦いで大敗した頼朝は、土肥実平の手配した船で真鶴岬から舟で安房の国の猟の島に辿り着いたと言われている。この場所はかねてから戦に負けた時に落ち合う場所として決めていた土地。それもあってか、ドラマでは北条家をはじめ次々と味方同士が落ち合う中、「誰か三郎を見た者はいないか?」と宗時の姿を探す義時と時政の姿が切なく描かれた。

そもそもなぜ安房の国に逃げたのか?安房には頼朝の父、義朝の軍に加わった豪族、千葉氏、上総氏がいる。また、頼朝側の三浦氏の影響が強い土地でもある。今も昔も安房は千葉県でありながら神奈川県とは黒潮の“海の道”で繋がる土地。三浦半島から房総半島の安房までは海流の影響で当時の船でも2、3時間ほどで到着したと考えられている。そして第7話ではその上総の地を統括する広常が頼朝の味方に加わるか否かが見どころとなる。再起をはかる頼朝と広常のやり取りに注目したい。

■前回(第6話)ネタバレあらすじ
石橋山の戦いで大庭景親に大敗を喫した源頼朝は、山中の洞窟に身を隠していた。その頃、大庭の命を受け頼朝の捜索をしていた梶原景時は、洞窟の岩陰に隠れる頼朝を見つける。しかし味方には、「ここには誰もいない」と頼朝たちを見逃すのだった。土肥実平(阿南健治)から梶原の名を聞いた頼朝は、恩人の名前を記憶に残すのだった。

その頃、北条義時と時政(坂東彌十郎)は甲斐の武田信義(八嶋智人)へ援軍の協力を仰ぎにやって来た。自分が源氏の棟梁だと主張する信義は、頼朝に協力はしないが、北条は助けてもいいと切り出した。法皇の院宣を差し出すよう条件を出されたので、時政は喜んでこの申し出を受け入れた。北条が生き残る選択をする時政に対し、義時は兄との約束を果たすために頼朝を裏切ることはできないと言い張るので、時政も頼朝の元へ戻ることにした。

義時たちは途中、敵兵に襲われながら、頼朝の元へ戻る途中で三浦義村(山本耕史)が数人の兵と共に船で岸にいるところに出くわした。三浦軍は大雨で川が渡れず頼朝軍に加勢することは出来ず、仕切りなおす為に戻る途中、平家側に寝返った畠山重忠(中川大志)と一戦交えていた。その後、頼朝を助けにやって来たが居場所がわからず困っていたのだ。頼朝を連れて来ると約束して駆けだす義時だったが、その後すぐに敵兵に襲撃された義村と時政は頼朝のために用意した船で安房の国へ逃げていくのだった。

一方、伊豆山権現にいる政子(小池栄子)たちのもとを八重(新垣結衣)が訪ねて来た。八重は頼朝が夢枕に立って無事を知らせてきたと告げると、政子も同じ体験をしたと対抗する。しかし実は政子のところには頼朝は現われていなかった。政子たちと別れた八重は、僧侶に5年前に預けられているはずの我が息子、千鶴丸に合わせて欲しいと懇願するが、連れて行かれたのは立派な五輪塔の墓地だった。千鶴丸は既に骸となって伊豆山権現にやって来て、伊東祐親(浅野和之)の願いで立派な墓に葬られていた。八重は立派な墓の前に涙を流し息子の死を悲しんだ。

その頃、大庭の館では宗時の首実権が行われていた。大庭は敵に回った三浦への攻撃のため、畠山重忠に三浦の本拠地・衣笠城攻めを命じるのだった。同じ頃、義時は頼朝たちと合流し、土肥実平が手配した小舟で安房へ逃げ、時政と義村と合流した。義時と時政はずっと気になっていることがあった。それは、宗時の姿どこにもないことだった。しかし、誰も宗時の姿を見た者はいなかった。そこへ、義村から衣笠城が落ちたと悪い知らせが入る。その場が暗い雰囲気に包まれる中、坂東武者たちは頼朝を見限って戦い続けようと盛り上がるのだった。

そこへ北条館から安房へ逃げて来た仁田忠常(高岸宏行/ティモンディ)が頼朝の観音像を持ってやって来た。これがここにあるということは、宗時は・・・。宗時の死を悟った時政は、義時に「これからはお前が北条を引っ張るんだ」と声をかけた。翌朝、観音像を届けた義時に、頼朝は戦を止めると宣言した。しかし義時は宗時をはじめ石橋山で命を落とした兵士たちの無念を汲んで欲しいと告げ、頼朝が立たなくても平家に不満を持つ坂東武者で戦を続けると気迫を見せた。その勢いに後押しされた頼朝は戦を続けることを明言し、再起の鍵を握る千葉常胤と上総広常との交渉に和田義盛と宗時を向かわせるのだった。

■第7話「敵か、あるいは」あらすじ
後白河法皇は平家に幽閉されるわが身を嘆き、丹後局(鈴木京香)へ救出に名乗りを上げない源氏への不満を漏らしていた。そんな中、平清盛(松平健)から挙兵した源頼朝が石橋山で大敗したと知らされ顔が歪むほど悔しがるのだった。

その頃、房総半島で再起を図る頼朝は有力豪族を味方に付けようと、千葉常胤(岡本信人)のもとへ安達盛長を、上総広常(佐藤浩市)のもとへ和田義盛(横田栄司)と北条義時を送り込むのだが・・・。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第7話は2月20日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:三谷幸喜、出演:小栗旬/大泉洋/小池栄子/新垣結衣/浅野和之/坂東彌十郎/宮沢りえ/佐藤浩市/西田敏行ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_kamakura13」。第7話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」番組公式サイト

【大河ドラマ】【「鎌倉殿の13人」関連記事】