「ミステリと言う勿れ」佐々木蔵之介は一体何をしたの?菅田将暉は謎を解けるか?第7話ネタバレと第8話予告!
整(菅田将暉)の辛い子供時代を助けてくれた美吉喜和(水川あさみ)がむすぶ縁で招かれたミステリー会には橘高勝(佐々木蔵之介)、蔦薫平(池内万作)、デラ(田口浩正)、パン(渋谷謙人)たちが待っていた!フジテレビ、2月28日よる9時から月9「ミステリと言う勿れ」第8話を放送!予告動画が番組公式サイトで公開されている。
田村由美原作の大人気漫画『ミステリと言う勿れ』をドラマ化したフジ月9「ミステリと言う勿れ」の第7話が2月21日に放送された。2月14日に放送された第6話から続く「炎の天使・放火殺人事件」の後半となった。親から虐待を受けている子供に「救い」の手を差し伸べる天使。天使は、ひどい親を焼き殺してくれる。一時的には虐待から解放されるが、それは子供にとって本当に幸せなのか?親を殺すことを自分で決めるということも、別の意味で虐待ではないかと整(菅田将暉)は問う。自身も幼少期になにか問題があったようで、第6話から子供の虐待の話がでると整の表情は曇っていた。そして、それを助けてくれたのは、美吉喜和(水川あさみ)という女性だったことが第7話でわかった。2月28日に放送される第8話では、喜和が縁で、大学の准教授である天達春生(鈴木浩介)が開くミステリ会へと導かれてゆく。そこでも整は事件と事件にかかわる人の心を解決へ導くのか?
下戸陸太を演じた岡山天音の演技力が評判になっている。もともと演技力には定評はあったが、今回もまた引き込まれる人が多かった。虐待されていた時の話や、香音人(早乙女太一)を殺してしまったことを告白するシーンなども圧巻と言われている。子供の虐待のニュースが多く飛び込んでくる昨今、考えさせられる回となった。
そして、第8話はなんとも豪華なゲストが登場する。第7話で登場した水川あさみが回想シーンでの出演、他の番組では主役を演じる佐々木蔵之介、刑事ドラマには欠かせない池内万作、田口浩正、渋谷謙人だ。刑事役の多い佐々木以外の3人は、犯人役の経験豊富な人材だ。そこで話される別荘オーナー夫人の転落事故の謎を整は解明できるのか?
■前回:第7話ネタバレあらすじ
ライカ(門脇麦)に導かれて、久能整(菅田将暉)は奇妙な放火殺人事件を調べ始めていたところ、下戸陸太(岡山天音)も放火による火災で両親を亡くした事を知った。そして、クリスマスイブの夜、下戸にクリスマス会の手伝いをするようにと呼び出されて向かった倉庫でとらえられてしまう。倉庫には、入院している虐待疑いがある子供の両親も拘束されていた。陸太は子供の両親と一緒に整のことを燃やしてしまうというが、整が持っていたスマホについているライカからもらった「赤い」オーナメントをみて苦しみだす。陸太は赤いものを見ると激しい頭痛を引き起こしてしまうのだ。反撃にでた整は陸太に先輩・井原香音人(早乙女太一)に合わせてくれと頼み、倉庫を後にした。その時、倉庫の前にオーナメントを落としてしまう。
それより二日前。放火殺人事件を捜査する青砥成昭(筒井道隆)たちは、現場に残された炎のマークから、3年前に起きた同様の事件で証拠不十分で逮捕出来なかった井原香音人を疑っていた。香音人は母親に虐待を受けていたが、火災が発生し、虐待していた母親を亡くした過去がある。その後、ボヤ騒ぎを起こして、医療少年院に服役されていた。井原は半年前に釈放されていた。その後、放火が起きている。
イブの夜、青砥たちは放火犯“炎の天使”を扱う都市伝説サイトの管理人、鷲見翼(今井悠貴)も放火殺人事件で生き残った子供だった事を突き止めて事情を聞きに向かう。
香音人の家についた整は、香音人から話を聞く。香音人は両親が離婚した後、母親から激しい虐待を受けていたことを話す。香音人はこのまま殺されてしまうとあきらめていたが、その後、母親の趣味である香炉で家事が起きて、母親が焼死し、虐待から逃れることができた。爽快感を覚えた香音人は、同じ境遇の子供を助けたいと思い行動を始めた。
陸太もそうやって助けてもらった一人だという。陸太は出来の良い兄と比較され虐待されつづけていた。そんな兄があっけなく風邪で死んでしまうと、「お前が死ねばよかった」とくれたのだ。新たな虐待が始まった。石油を飲まされたり、骨を折られたり。そんな時に香音人が現れ、親を殺してくれたのだ。他にも虐待を受けている子供の親が焼死していった。香音人は子供たちに、やるかやらないか、その意思を示すために「炎」の印を書かせていたのだ。陸太も自分の意思で放火してもらった。整は陸太が赤いものが見れなくなっているのは幸せではないと言い出す。
警察が鷲見翼に香音人の写真を見せると、去年訪ねてきたという。鷲見もまた、虐待サバイバーだった。虐待されて困り果てていたところにカエルのような子が声をかけてきたという。そして、壁に炎のマークを書けば親を焼き殺してくれると話されたという。香音人がやってきたのは、その後の人生を確認すためだったという。鷲見は、親がいないハンデは大きいという。里親になじめず、施設にもなじまない。親がいないことは大きなハンデだが、それでも、自分で選んだんだからあの頃よりいいと思いたいと話したのだ。香音人は自分も同じだというが、香音人は事故で親を亡くしたのに比べ、親を燃やしてもらった子供たちは自分が親を殺したとさいなまされているのだ。
香音人は天使であることを辞めると言い出した。陸太は反対する。話を聞いていた整は「だからあなたが香音人さんを殺したんですか?」と聞く。実は、香音人の話をしていたのは陸太が声色をかえて話していたのだ。香音人の遺体は部屋にある大きな冷凍庫に入っていた。香音人が生きているころ、陸太が部屋に帰ると香音人がリンゴを剥いていた。陸太が赤い色が苦手なのに、わざとリンゴを剝いていると勘違いする。香音人はおいしいアップルパイを陸太に食べさせてあげたいと思って料理していたのだが、陸太は自分のことをいらなくなったと思って殺してしまった。
整は子供の頃の話をする。家に帰りたくないことがあって図書館の庭にいた。そこに女性・美吉喜和(水川あさみ)がやってきて、「当たり前にそこにあるものや言葉について、なぜそうなのか、誰が決めたのか、いっぱい考えて、誰かに話そう」と教えてもらったという。その女性に助けられて今があると話した。そして陸太にも「考える」ことの大切さを伝える。そこにライカがやってきた。冷凍庫にある香音人の遺体に手を合わせた。警察が来て、風呂光(伊藤沙莉)たちが陸太を連れて行った。いつのまにかライカは姿を消していた。
ライカもまた虐待サバイバーの一人だった。そして「千代子は知らない」と自分の一存だけでやったと話す。
■第8話あらすじ
久能整(菅田将暉)は恩人であり、子供のころの整を助けてくれた美吉喜和(水川あさみ)の墓参りに行く。すると、そこには大学の准教授の天達春生(鈴木浩介)がいて、かつて天達のパートナーだった喜和の命日を忘れないでいてくれたと整に礼を言う。
天達は、高校時代の同級生とゲストを呼んで、別荘で開くミステリー会に整を招待する。また、風呂光聖子(伊藤沙莉)から、整が警察に協力をしていることを聞いたので、ミステリー会で謎解きの腕前を披露して欲しいと言うのだ。整が答えに困っていると、天達はただ荷物運びや食事の片付けの手伝いのアルバイトだと安心させる。そして、ひとつだけ頼みがあるとある事を付け加えた。
約束の朝、天達が車で迎えに来た。その車には風呂光が乗っていた。天達は、彼女が刑事だということは会に集まる人には教えないようにしようと二人に話した。
雪の中を走る天達の車は、蔦に覆われた山荘にたどり着く。達や整たちを玄関で迎えたのは橘高勝(佐々木蔵之介)。他にも山荘内には、主人の蔦薫平(池内万作)が待っていた。天達と橘高、蔦は高校の同級生だ。蔦はミステリー会のゲストだとデラ(田口浩正)、パン(渋谷謙人)も招いている。
部屋割り振りなどを済ませ、夜になるとミステリー会が始まる。蔦は別荘の以前のオーナー夫人がバルコニーから転落して亡くなったことを話し始めた。
フジテレビ1月10日スタート「ミステリと言う勿れ」。出演:菅田将暉、永山瑛太、門脇麦、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、白石麻衣、鈴木浩介ほか。番組公式Twitterアカウントは「@not_mystery_」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇フジテレビ「ミステリと言う勿れ」番組公式サイト
◇フジテレビ「ミステリと言う勿れ」番組公式Twitter @not_mystery_
◇フジテレビ公式YouTubeチャンネル
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