「2021 MBC演技大賞」で今年のドラマ賞を含む8冠を受賞した2PMのジュノ×イ・セヨン共演の韓国時代劇「赤い袖先」(原題)のキャストと演じた人物を紹介しよう。（KNTVにて2022年4月16日から日本初放送）日本版予告動画はKNTV番組公式サイトで視聴できる。



©2021MBC「赤い袖先（原題）」は、1700年代の朝鮮を舞台に、自分が選択した人生を守ろうとする女官ソン・ドクイムと、愛より国を優先する帝王世孫イ・サンの切ない宮中ロマンスを描く。同名の大ベストセラー小説が原作で、2PMのジュノが原作に惚れ込み除隊後復帰作に選んだことでも話題になった。【「赤い袖先」を2倍楽しむ】では時代背景や見どころ、韓国での評判、インタビュー、各話のネタバレあらすじと豆知識などまとめて紹介しているので、視聴の参考にどうぞ。

■登場人物と俳優紹介
イ・サン（ジュノ/2PM）
完ぺきかつ冷徹な性格の王位継承者。人に対して厳格で、自分自身にも厳しい。英祖の命により餓死させられた父、思悼世子(サドセジャ)のような最期を迎えるのではないかと常に人知れず恐れているが、祖父の英祖が願う理想の後継者になれるよう努力している。
前作「自白」では死刑囚の父を助けるために、高校卒業後にわずか3年で司法試験に次席合格し、裁判中にも誰も考えつかないような奇策を講じるやり手の弁護士チェ・ドヒョンを圧巻の演技で演じ、“人生キャラクター”更新したと言われたジュノ。本作のイ・サン役を通して時代劇ジャンルでも、これまで誰も演じたことのない新たな名君になり切り、「2021 MBC演技大賞」で最優秀演技賞男子を受賞。イ・セヨンとベストカップル賞も受賞した。2023年少女時代のユナと共演のNetflixシリーズ「キング・ザ・ランド」もジュノのさらなる沼に堕ちるひと続出。

ソン・ドクイム/ドギム（イ・セヨン）
赤い袖先たった一人の家族である兄と別れて幼いころから女官として過ごす。物語の本の読み聞かせが上手で、筆跡も美しい。東宮の書庫で働いていたところイ・サンと出会う。彼の講書を聞き、彼の力になりたいと考え王位に就く日まで世孫様をお守りすると決意する。
子役出身で演技力に定評のあるイ・セヨンは、映画『王になった男』（イ・ビョンホン×ハン・ヒョジュ）のドラマ版でヒロインを務め、映画版では深く描かれなかった切ないロマンス部分を気品ある姿で魅せてくれた。本作ではくるくると表情が変わるドクイム役を溌溂と演じ、「2021 MBC演技大賞」で最優秀演技賞を受賞した。2022年にはイ・スンギと共演した「ルール通りに愛して！」で正義の弁護士キム・ユリを演じている。

ホン・ドンロ/ドクロ（カン・フン）
ハンサムな顔と柔らかい目元から宮女の憧れの的。春風が吹くような爽やかな外見に隠された彼の内面を知る人は多くない。悲惨な幼少時代にイ・サンと出会い忠誠心を抱く。
前作「君は私の春」ではソ・ヒョンジン扮するヒロインの弟テジョン役を務め、ミステリータッチの強い作品の中で癒しの年下男子を演じたが、本作では、朝鮮最高のイケメンにして、イ・サン（ジュノ）を王にするため、手段と方法を選ばない臣下ホン・ドンロを安定した演技で表現し、ドラマをリードした。この役で「2021 MBC演技大賞」で新人賞を受賞。2023年には「コッソンビ 二花院（イファウォン）の秘密」で時代劇に再挑戦している。

英祖(ヨンジョ)（イ・ドクファ）
人間的な面と天才的な政治力を兼ね備えた君主でイ・サンの祖父。実の息子である思悼世子(サドセジャ)については決して触れてはいけない。
新作ラブコメ「社内お見合い」では主人公の祖父役を演じるなど時代劇から現代劇まで様々な役を演じてきた韓国ドラマの重鎮。「イ・サン」のイ・スンジェをはじめ、これまで多くの名優が演じた英祖とは一味違ったユーモアセンスも持ち合わせている老王をいぶし銀の演技で楽しませてくれる。「2021 MBC演技大賞」では功労賞を受賞している。

中殿(チュンジョン)キム氏（チャン・ヒジン）
英祖の後妻。落ち着いたエレガントな雰囲気で、いつも涼しい目をして物思いにふけっている。
賢明で決断力もある。
前作「悪の花」では連続殺人犯の娘ド・ヘス役でドラマのカギを握る重要な役を演じたが、本作のキム氏役でも時にはイ・サンとドクイムの運命のカギを握る重要な役どころを凛とした佇まいで演じている。

ヘビン ホン氏（カン・マルグム）
イ・サンの母親で思悼世子(サドセジャ)の世子嬪だった。
今は息子イ・サンの安泰だけを願っている。
新作「39歳」では、妹思いだが破天荒な一面も持ち合わせているチャ・ミヒョン役を務めているが、本作では優しい主人公の母を上品に演じている。


提調(チェジョ)尚宮（パク・チヨン）
宮女の最高の権力者でドクイムの聡明さを見抜き抜擢する。
「天命」では中宗の継妃・文定王后、「麗＜レイ＞～花萌ゆる8人の皇子たち～」では皇后ユ氏を演じたが、本作では宮女の最高の権力者としてある目的を遂行しようとする。

カン・テホ（オ・デファン）
サンの護衛武士で首長。優れた武術実力を持っている。
渋い強面の顔と体格の良さから刑事や悪役を演じることの多いオ・デファン。本作では「イ・サン」でイ・ジョンス、ソ・ボムシク、チャン・ヒウンが演じたイ・サンの3人の護衛武士のいいとこどりをしたような完璧護衛武士をアツく演じる。

ソ尚宮（チャン・ヘジン）
東宮の秘密尚宮でありドクイムの師匠。
「女神降臨」「愛の不時着」などの作品で母親役を演じるチャン・ヘジンが、本作では母親的な立場でドクイムを温かく見守る。このソ尚宮役で「2021 MBC演技大賞」助演賞を受賞。

チョンヨン公主（キム・イオン）
サンの1番目の妹。王室の女性らしくない、おおらかでさっぱりとした性格。
2004年8月15日生まれ。2020年に「美しかった私たちへ」（原題）でデビューしたキム・イオンは、本作子役を除く唯一の未成年者。

チョンソン公主（チョ・スンヒ）
サンの2番目の妹。姉とは異なり礼儀と法律にとらわれる典型的な王室の女性。
2002年9月24日生まれでキム・イオンより2歳上だが、劇中では妹役。本作で女優デビューを果たした。

ファワン翁主（ソ・ヒョリム）
英祖の末っ子娘でサンの叔母。いつも自分中心で傲慢な性格。思悼世子(サドセジャ)の死に関わっているが…
「運命の渦」で裕福な家庭で育ったファッションデザイナースンジュを演じたソ・ヒョリムが、本作のファラン翁主役では甥のサンを目の敵にする。

キム・ボギョン（イ・ミンジ）
ドクイムの同僚。
「100日の郎君様」でヒロイン（ナム・ジヒョン）の親友役を務めたが、本作でもドクイム（イ・セヨン）の親友の一人を演じている。他にギョンヒ（ハ・ユルリ）、ヨンヒ（イ・ウンセム）を加えた仲良し4人組の友情に笑って、ハラハラ、ドキドキ、そして泣かせてくれる（②友情編）。

脚本：チョン・ヘリ「仮面の王　イ・ソン」「2021 MBC演技大賞」で作家賞受賞。
演出：チョン・ジイン「自己発光オフィス～拝啓 運命の女神さま！～」「バラ色の恋人たち」、ソン・ヨナ「私がいちばん綺麗だった時」

先行放送日時：3月11日（金）午後8：00～10：30 ※2話連続放送

■KNTV「赤い袖先（原題）」
2022年4月16日スタート 土20：00-22：30　※2話連続、日本初放送
　（再放送）金11：30-14：00 ※2話連続
話数/クレジット：全17話/©2021MBC

◇KNTV「赤い袖先（原題）」番組公式サイト
2022年4月16日スタート 土20：00-22：30　2話連続
　（再放送）金11：30-14：00 ※2話連続
◇KNTV

■KNTV
1996年の開局以来、 韓流をリードし続ける韓国エンターテインメント総合チャンネル。
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【作品詳細】【「赤い袖先」を2倍楽しむ】