Netflix新作韓ドラ:チ・チャンウク主演「アンナラスマナラ-魔法の旋律-」登場人物、韓国での評判など紹介
新しいドラマが配信される度に大ヒットを飛ばしているNetflixオリジナルシリーズの最新作、チ・チャンウク出演の「アンナラスマナラ-魔法の旋律-」が今後配信予定だ(現時点で5月公開予定とのこと)。現時点において公開されている詳細情報は少ないものの、いち早く作品を理解するために、韓国での反応や、本作の原作であるウェブ漫画を元に登場人物など紹介したい!(今後配信予定の実写版ドラマとは一部異なる場合もあるためご了承頂きたい。)
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「イカゲーム」「今、私たちの学校は…」そして「未成年裁判」など、世界中で話題となったこれらのドラマは既に視聴済の方も多いことだろう。そんな韓国ドラマ旋風を次々と巻き起こしているNetflixオリジナルシリーズの最新作である「アンナラスマナラ-魔法の旋律-」は、あまりにも早く大人になってしまった少女ユン・アイ(チェ・ソンウン)と大人になっても子供でいたいミステリーな魔術師リウル(チ・チャンウク)の出会いを描いたドラマ。ハ・イルグォン作家の人気ウェブ漫画を原作とし、魔術を素材に扱ったロマンスファンタジーだ。演出は、本作品と同様に人気ウェブ漫画原作の大ヒットドラマ「雲が描いた月明り」「梨泰院クラス」などのキム・ソンユン監督が手がけ、更に日本でもファンが多いチ・チャンウクが出演するということもあり、話題にならないはずがない。
今回のドラマ化というニュースを受け、当時の読者達は「出演者のシンクロ率に納得」「原作では絵が芸術的だったが、ドラマではどのように表現するのだろうか?」と、キャラクター実写化への肯定的な意見や映像美を期待する声があった一方で、10年以上も前の原作であることから「なぜ今更ドラマ化?」「当時の読者はもう皆成人になってしまっている」といった正直な意見もチラホラ。しかし勿論そこは細かい部分まで違和感なく現代仕様へとアレンジされることだろう。よって当時の読者達は懐かしさも感じながら、そして当時リアルタイムで知らない今の若者達は新鮮な気持ちで見ることができるのではなかろうか。実際に今回のドラマ化をきっかけに原作を読み始める人も急増中であり、「10年前の作品とは思えないくらい面白い」と言わしめていることからも、問題なく受け入れられることだろう。
次に、原作の情報をベースに登場人物を紹介していこう。
まずは主人公である魔術師リウル。 廃業した遊園地で暮らしており、過去の傷のために現実を忘れて幻想の世界に陥った悲運の魔術師だ。町内の子供を相手に魔術を見せたり、通りかかった人々に魔術を信じるか?と尋ねたりするので、周囲からは怪しい人物と思われている。魔術を信じるといった人には魔術を見せており、ヒロインのユン・アイにも現実を忘れるような魔術を見せることで、本作品のストーリーが大きく動いていく。
そんな謎めいた魔術師リウルを演じるのはチ・チャンウク。最近ではカカオTVオリジナルドラマ「都会の男女の恋愛法」でロコ(ロマンチックコメディ)キングらしい姿を見せてくれたが、今回はチ・チャンウクのビジュアルや演技力でどのような魔術師として我々の前に現れるのだろうか?韓国では「漫画から飛び出てきたようだ」「ビジュアルでのシンクロ率に納得」「リウルの子供のような天真爛漫な姿とクールでカリスマ溢れる姿、これらの相反した魅力をどのように表現するのか」など期待している声も多く、多くの視聴者達の心を掴んでくれることだろう。
続いてヒロインであるユン・アイに関してご紹介したい。ユン・アイは成績優秀で美しい容貌、性格まで良いという一見完璧な主人公のように思えるが、実際は借金に追われる親のかわりに妹の面倒を見てアルバイトで生計を立てる苦学生だ。それだけでなく同級生から苦しい家庭環境をバカにされるようになり、この辛い現状から逃れたいと思っていたところ魔術師リウルに出会い、彼女に少しずつ変化が起きていく。10代の感性がリアルに描かれつつも、魔術というファンタジー要素が掛け合わされているのが本作の魅力であり、ドラマでもどのように表現されるのであろうか?原作ファンは特に気になるところだろう。
そんなヒロイン、ユン・アイ役を演じるのは近年注目を浴びている女優チェ・ソンウン。マ・ドンソク、パク・ジョンミン、チョン・へインら出演の映画『スタートアップ!』や、シン・ハギュン、ヨ・ジングのドラマ「怪物」などに出演し実力派と賞賛された彼女が今回本作品の主人公に大抜擢!近年はNetflixオリジナルドラマといえば「新人俳優の登竜門」と言われており、彼女もまた爪痕を残せるか?注目が集まるところだ。チェ・ソンウンは96年生まれであるが10代の高校生の繊細な感情をどれだけリアルに表現するのか、楽しみである。
そして、ユン・アイのクラスメイトとして登場するのが、ナ・イルドゥン。裕福な家庭に育ち、ユン・アイと学年トップを争うほど成績も優秀。他人へ共感できず勉学にばかり励む彼だが、ユン・アイやリウルとの交流によって少しずつ心境の変化が起きていく。一部では読者らの最も大きい共感を受けたキャラクターとも言われており、注目していただきたい。尚、読者らからは「ソーセージ顔」などと言われているように、原作では最初の登場シーンから読者達に衝撃を与えたビジュアルが特徴であり、今回ドラマ化というニュースを受け原作ファンの間では「ドラマでどのように再現するのか?さすがに省略されるのでは?」などと密かに話題になっている。
そんなナ・イルドゥン役を演じるのは、「女神降臨」で大ブレイクを果たしたファン・イニョプ。次世代俳優として大活躍中であり、彼はSBSで今年放送予定の新ドラマ「なぜオスジェなのか」にもソ・ヒョンジンと共に主演で話題となっている。ソ・ヒョンジンといえば「また!?オヘヨン」「浪漫ドクターキム・サブ」「僕が見つけたシンデレラ」など出演作ごとに成功を収め、彼女が出演している作品は安心感を持って観れるという方も多いのではないか。そんな彼女と主演を務めるのだから、どれだけ注目を浴び期待されている俳優かお分かりいただけるであろう。
昨年夏にはチ・チャンウクやスタッフのコロナ感染で本作品の撮影が一時中断されたという報道もあったが、そんなハプニングも乗り越え、もうすぐ我々視聴者の元へ届けられようとしている。今後ポスターや予告動画なども次々と公開されていくことだろう。配信時期に関しては現時点では5月配信予定と報道されており(詳細時期は未定、変更の可能性あり)、期待は募るばかりだ。
【「アンナラスマナラ-」を2倍楽しむ】では、あらすじや原作紹介、韓国での評判、キャラクター写真などまとめて紹介していく。
■キャスト
魔術師リウル役:チ・チャンウク「都会の男女の恋愛法」「奇皇后」『ハード・ヒット 発信制限』
ユン・アイ役:チェ・ソンウン『スタートアップ!』「怪物」
ナ・イルドゥン役:ファン・イニョプ「女神降臨」「なぜオスジェなのか」
ほか
■スタッフ
演出:キム・ソンユン「雲が描いた月明り」「梨泰院クラス」
脚本:キム・ミンジョン
原作:『アンナラスマナラ』ハ・イルグォン
原題:안나라수마나라(アンナラスマナラ)
【作品詳細】【「アンナラスマナラ-」を2倍楽しむ】