【最終回ネタバレ】「真犯人フラグ」西島秀俊への嫉妬、宮沢りえへの恋心?真犯人が明らかに 反響続出!

2022年03月14日11時11分ドラマ
@日本テレビ

最終回視聴率12.4%の好フィニッシュ!日本テレビ「真犯人フラグ」、真犯人は凌介(西島秀俊)の親友・河村(田中哲司)だった!すべての謎が解き明かされた!Huluで1話~最新話まで配信中!さらに配信限定の「週刊追求プレミアム」ではアフターストーリー(前編)の配信もスタートした。



秋元康が原案を担当し、「あなたの番です」の制作スタッフが担当する「真犯人フラグ」の最終回・第20話が3月13日に放送された。初回からの視聴率は8.4%、7.2%、7.3%、7.0%、6.4%、6.6%、6.6%、6.8%、5.9%、6.6%、6.7%、7.4%、7.4%、8.1%、8.6%、8.4%、9.0%、8.6%、8.9%と推移し、一時はかなり低迷したものの、最終回は12.4%とドラマ内での最高値でフィニッシュした(ビデオリサーチ社調べ、関東地区、世帯)。視聴率はかなり苦戦が強いられたものの、真犯人を巡る考察記事や動画などは爆発的な人気をみせていた。特に最終回が近づき、西島秀俊が映画『ドライブ・マイ・カー』で第45回日本アカデミー賞の最優優秀主演男優賞を受賞するなど番宣以外でも西島のニュースが多く取り上げられたこともドラマへの後押しとなった。

そして最後の最後でわかった真犯人は、凌介(西島秀俊)の親友・河村(田中哲司)だった。番組公式サイトで募っていた真犯人の予想は、3月11日に更新された最終でも日野(迫田孝也)が46%で圧勝していたことから、最後まで真犯人をわからせない工夫があったことがわかる。なお、河村は16%で2位となっていた。

河村の犯行動機は大学時代から好きだった真帆(宮沢りえ)への恋心と、その才能に惚れている凌介への嫉妬というか、強烈に評価してほしいというゆがんだ心が招いたものだった。偶然に関わることになった光莉(原菜乃華)の家出、篤斗(小林優仁)の誘拐を使い、その関係者を脅して事件を混乱させる能力はたけているのに、どうして犯罪にその能力を向かわせてしまったのか?真帆は失踪当日に殺されていた。家族のショックは計り知れないが、最後に新居を前に凌介、光莉、篤斗がほほ笑んでいるのが救いとなる。さらに、ラスト数分で、今まで怪しいと思われていた人たちのその後も描かれた。

複雑に絡み合った「炊飯器失踪事件」のすべての謎が解けた“その後”を描くほか、「週刊追求」編集長の河村俊夫(田中哲司)が事件発生までの様々な人々の動きを時系列で徹底解説する「アフターストーリー」がHuluで配信される。


※Huluで1話~最新話まで配信中!


■最終回:第20話ネタバレあらすじ
大学の旧講堂まで凌介(西島秀俊)と日野(迫田孝也)は、瑞穂(芳根京子)と河村(田中哲司)を追いかけた。河村は瑞穂に、事件との関わりを話すようにと迫る。

瑞穂は、真帆(宮沢りえ)に接近した理由を話し始める。それは姉が婚約者だった林(深水元基)に裏切られて死んだこと、そしてそれは林が真帆を好きだったために起こったことだったことだ。河村は、瑞穂になぜ黙っていたのかと問い詰める。彼女は確かに、林に殺意を抱いていた。なぜ林を殺したのかと聞かれた瑞穂はその心境を話し始めた。林を追い詰めようと追跡していると、ホテルに真帆を入っていくところをみた。そこで写真にとりネットにばらまいた。そして林を殺そうと思っていたが、そのころ凌介が上司として転勤してきた。凌介が何も知らず、心の底から幸福そうな顔を見せる。それをみて思いとどまったという。

そんな瑞穂にどうしてここにきたのかと河村は問い詰めた。すると瑞穂は、一星(佐野勇斗)から頼まれたという。光莉(原菜乃華)の事件について自白して拘留中の一星は阿久津(渋川清彦)と落合(吉田健悟)から、SNSに投稿された小説について聞かれる。それは自分の“切り札”だと答える一星。小説には真犯人しか知り得ない事実も書かれている。そこで瑞穂と二人でその小説をネットに公開して犯人にゆさぶりをかけたという。その犯人こそが河村だと瑞穂に言われると、河村は編集部に送られてきたとごまかす。

隠れてみていた凌介は原稿にあった難読漢字から河村が書いたものと指摘する。河村は観念して真実を話し始めた。学生時代からずっと真帆(宮沢りえ)のことが好きだった河村は至上の時が開店する日、真帆を呼び出していた。凌介の酒に睡眠薬を入れ、自分は抜け出したのだ。そして、その日、光莉(原菜乃華)の家出、篤斗(小林優仁)の誘拐が重なったことを知り、3人一緒の方が都合がいいと思いつく。

光莉の家出を手伝っていた一星には、強羅(上島竜兵)を使って母親のすみれ(須藤理彩)を襲わせ、支配下に置いた。篤斗を誘拐していたのがバタコ(香理奈)だと知ると、かがやきの世界の教祖(相築あきこ)に接触して、洗脳の手口を知り、同じ方法で篤斗を洗脳する。バタコの洗脳も強めた。また、朋子(桜井ユキ)が勝手な行動をとらないように息子の清明(桑名愛斗)を人質にして口止めをした。

林を殺害したのも河村だ。取材中に偶然に林と真帆が一緒にいることを知り、写真にとった。河村は真帆たちの失踪の罪を林にきせようとした。呼び出して殺したが、林にはアリバイがあった。

そこまで聞いた凌介が「どうして」と聞くと、河村は「お前だ」という。文章を書く才能がありながらそれをあっさりと捨て、さらに自分が好きだった真帆と結婚した。自分にないものをすべて持っているという。それでこの事件をノンフィクション小説として書いたら名声が上がるだろうと思ったことを告げる。真帆に会わせてほしいという凌介にもあざ笑う。凌介は思い出の席に近づいた。そこにあったのは棺だ。そして、河村は真帆の最後が録音されたボイスレコーダーを再生し始めた。そこにあったのは、河村の勝手な欲望と家族との幸せを最後の最後まで願う真帆の言葉だった。棺の中にはエンバーミング処理された真帆の遺体が入っていた。

日野が河村とアイスピックで脅して今までのことをさらに問いただす。声はすべてカセットテープから拾ったものを合成して作ったものだと言い、日野からアイスピックを奪うと躊躇なく足を刺した。さらに凌介を挑発したが、凌介はそれに応じない。そして子供を守り、このことを小説にすると力強く言った。そのまなざしをみて河村はあきらめた。

そこに阿久津と落合が駆け付けて河村を逮捕した。太田黒(正名僕蔵)から情報を得ていたぷろびん(柄本時生)が生配信をしていたので、河村の言葉を警察はすべて聞いていた。

その後、人々の関心は薄れてゆく。一星は陽香(生駒里奈)の裁判の法廷で呪縛を時、会社に戻ってゆく。バタコもやっと現実を受け入れ、息子の遺体に涙を流した。

凌介、光莉、篤斗は新築の家の前でうれしそうに写真を写していた。書斎の机の上には凌介の書く小説の原稿用紙があった。

日本テレビ10月10日スタート「真犯人フラグ」。出演:西島秀俊、宮沢りえ、芳根京子、佐野勇斗、田中哲司、桜井ユキ、香里奈、生駒里奈、柄本時生、渋川清彦、迫田孝也、正名僕蔵、上島竜兵ほか。番組公式Twitterアカウントは「@shinfla_ntv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

日本テレビ「真犯人フラグ」番組公式サイト
日本テレビ「真犯人フラグ」番組公式Twitter  @shinfla_ntv
日本テレビ「真犯人フラグ」番組公式YouTubeチャンネル
Hulu「週刊追求プレミアム」


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