ジュートとは誰?「ミステリと言う勿れ」菅田将暉は連続殺人犯を見つけられる?第10話ネタバレと第11話予告!
久能整(菅田将暉)は連続殺人事件に巻き込まれる!羽喰玄斗(千原ジュニア)が犯行を再開したのか?犬堂我路(永山瑛太)再び!フジテレビ、3月21日よる9時から「ミステリと言う勿れ」第11話を放送!予告動画が番組公式サイトで公開されている。
田村由美原作の大人気漫画『ミステリと言う勿れ』をドラマ化したフジ月9「ミステリと言う勿れ」の第10話が3月14日に放送された。第10話は、事件そのものよりも、整(菅田将暉)とライカ(門脇麦)の関係、二人の悲しい過去が明らかになる悲しくも美しい物語だった。ライカと名乗って整の前に現れていた千夜子。千夜子が壮絶な虐待にあい、その辛さから逃れるために、もう一人の人格が現れ、辛いことを担ったのがライカだ。解離性同一性障害という病気だった。死にたがる千夜子をなんとかとめてきたライカ、そして更に人格は割れてゆく。そして、ついに耐えかねて香音人(早乙女太一)に両親を焼き殺してもらうと、精神科に入院することになり、虐待が消え、落ち着きを取り戻していき、多くの人格は消えていった。残った最後の一人がライカだ。それも、春に退院するまでのこと。千夜子本人が幸せになれれば、自分は表に出ることはなく、千夜子は整のことを知らないから、もう整と気持ちを寄せることもない。せつないシーンだ。
別れを告げるライカに整はいつもマフラーで隠している傷を見せる。同じ痛みというから、虐待されてできた傷だ。ライカはその傷をみても「整君の痛みも代わってあげられたらよかったな」と声をかける。痛みを知っているライカならではの言葉だ。そして、整と一緒にいれたことで幸せを感じることもできたとお礼を言う。切ないシーンの連続となったが、千夜子が退院する際、幸せそうな笑顔を浮かべているのを整が見守るのが救いとなった。
3月21日に放送される第11話は、ドラマ前半の事件に戻る。妹の愛珠(白石麻衣)の死の真相を求めていた犬堂我路(永山瑛太)は愛珠の残した手紙から「ジュート」という人物が愛珠を殺すように仕向けたと推理した。そんな中で発生し続けている連続殺人の犯人の名前として羽喰玄斗(千原ジュニア)という人物がいることを知った。妹を殺したジュートと、玄斗は同一人物なのか?整がまた事件に巻き込まれる。
■前回:第10話ネタバレあらすじ
久能整(菅田将暉)とライカ(門脇麦)が大隣総合病院の温室で足湯を楽しんでいると、温室の管理をしている梅津真波(阿南敦子)が来て正月の過ごし方の話になる。初詣にライカを誘い、整とライカは元日午前3時に行こうと約束する。
二人きりの小イベントに整は大晦日からソワソワしながら過ごし、約束の時間に神社でライカと合流した。お互いに初めての初詣に戸惑いながらもお参りをして、おみくじを引き、屋台のたこ焼きを頬張って楽しむ。そんな二人をパトロール中の風呂光聖子(伊藤沙莉)と池本優人(尾上松也)が見かける。ライカを見た池本は何かに気がつくが、風呂光に二人の邪魔をしてはいけないと促されパトロールに戻る。
神社から出ると、ライカは焼肉を食べようと整を誘う。デートで焼肉というと、二人が深い関係にあることを指し示すと整は考えて慌ててしまうが、ライカは動じていない。灯のついている店があり、整が店内をのぞくと、店主らしき浦部沢邦夫(堀部圭亮)と店員の沙也加(志田未来)がいる。邦夫は閉めようとしていたと言うが、沙也加は年明け早々の客を返してはダメだと邦夫をたしなめて、整とライカを迎え入れた。邦夫と沙也加は父娘の関係らしい。焼き肉屋が初めての二人は注文がわからず、沙也加に助けを求めると、沙也加は「タン塩、酢モツ、ケジャン、テールスープ」と言う。浦部沢が文句を言うと、メニューから盛り合わせを頼むことにした。
焼肉を焼こうとするライカの手首には無数のリストカットの跡があった。驚く整に「自分がやったのではない」と話す。そして、千夜子の話を始めた。千夜子は父親からひどい虐待を受けていた。母親に助けを求めても助けてもらえず、自分の中に閉じこもっていった。それでも耐えられない時、父親が唯一大事にしているカメラになろうと決め、人格が分裂してライカが生まれ出たという。それでも千夜子は死にたがり、沢山の人格がでて千夜子を見張ることになった。そんな時に出会ったのが、炎の天使(早乙女太一)とカエル(岡山天音)だ。殺すことを選択したのはライカだ。そして両親が焼死し、千夜子は病院に入ることができた。落ち着き始めると、人格は徐々に千夜子に統一されていく。そして春に退院することになったのだ。千夜子が幸せになるなら、自分はもう表に出ないという。整とは別れることになる。
二人は店を出た後、ボールペンを失くしたといって店に戻った。すでに営業を終えていたが、なんとか入り込むと、その後、続々と店に客が入ってくる。整はミステリードラマではどうして刑事は遠くから犯人に声をかけてしまうのか、近くにいって捕まえればいいのにというと、浦部沢のことを客たちが羽交い絞めにする。整が呼んだ刑事たちだった。浦部沢は、強盗犯で、沙也加の両親を厨房に縛り上げていた。沙也加は必死にSOSを整とライカに出し、整たちがそれに気が付いたのだった。
ライカをみた池本はライカが、炎の天使・香音人に依頼した人の一人である、千夜子だと気が付いていた。
病院に帰り、桜の木の下で整を前に、ライカは「ここでお別れ」と整に告げる。千夜子が回復してきたら自分の出番はない。千夜子の幸せが自分の幸せだという。整もそれが千夜子の幸せ、ライカの願いならと受け入れる。そして、マフラーを取り、ライカに胸元の傷跡をみせ、自分も虐待を受けた子供であることを告げた。ライカはその傷をみて「整君の痛みも変わって上げられたらよかった」という。そして去っていった。整はそんなライカを見送った。
千夜子が退院する際、整は遠くでその様子を見ていた。千夜子は里親に連れられ笑みを浮かべていた。桜の木の下にゆくと、風呂光が来た。友達がいなくなったという整に「私が友達になります」と風呂光は声をかけた。二人で桜を見上げる。
■第11話あらすじ
久能整(菅田将暉)が、大阪で開催される美術展に行くことを考えていた頃、大隣警察署には新たに発生した三人の連続殺人事件の応援要請が来ていた。青砥成昭(筒井道隆)に指名された風呂光聖子(伊藤沙莉)は捜査本部へと向かう。
この犯罪は、遺体を交差点の真ん中に磔のように遺棄する猟奇的な事件だ。さらに、三人目の遺体の傷口から22年前に殺害された被害者の血液が見つかった。羽喰玄斗(千原ジュニア)による連続婦女暴行殺人事件の17人目の被害者、辻十岐子の血液だ。18件目の殺人を犯して以来、姿を消していた羽喰かと捜査本部はいろめき立つ。だが、備前島操警部(船越英一郎)と部下の猫田十朱(松本若菜)は羽喰の犯行ではないと言う。風呂光は猫田とバディを組むよう備前島に指示された。
一方、犬堂我路(永山瑛太)は妹の愛珠(白石麻衣)の死の真相を求めて、ジュートという人物を追っていた。すると、愛珠が生前頻繁に通っていた倉庫街で、不定期で闇カジノが開かれていたことを知る。カジノに潜入した我路は横田留美(夏子)と知り合い、愛珠がカジノで働いていた事を知らされる。
捜査本部では遺体が一時的に折り畳まれて運ばれた可能性が上がった。風呂光と猫田は遺棄現場付近でスーツケースを押しながら歩く少女が目撃されていたことを知る。そんな時、風呂光に匿名の人物から事件のタレ込み電話が入った。
フジテレビ1月10日スタート「ミステリと言う勿れ」。出演:菅田将暉、永山瑛太、門脇麦、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、鈴木浩介ほか。番組公式Twitterアカウントは「@not_mystery_」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇フジテレビ「ミステリと言う勿れ」番組公式サイト
◇フジテレビ「ミステリと言う勿れ」番組公式Twitter @not_mystery_
◇フジテレビ公式YouTubeチャンネル
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