ソン・ガンとパク・ミニョンに破局の危機「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」第11−12話:1℃〜変異地域

2022年03月21日23時30分ドラマ
Netflixシリーズ
『気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!』独占配信中

パク・ミニョン×ソン・ガン主演でNetflixでも毎週独占配信中のJTBCドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」気になる第11話~第12話のあらすじと見どころを見てみよう。

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「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」は、1%の確率で変わる天気を予測し正確に国民に伝える為に奔走する気象庁の職員たちの活躍とロマンスを描く作品だ。



JTBC公式チャンネルで公開されている予告映像も合わせて観て頂くと作品の雰囲気が掴めるはずだ。


■第11話「1℃」
済州島にある病院から気象庁にシウ(ソン・ガン)が緊急搬送されたという連絡が入る。電話をかけてきたのはユジン(ユラ)だった。

その二日前、台風シーズン到来を前に恋人で課長でもあるハギョン(パク・ミニョン)からの打診で済州島にある台風センターに派遣が決まったシウだが台風センターからの要請で出発を早めて欲しいと相談され、自分の事を遠ざけようとしたり寂しがったりするハギョンに怒りをぶつけ、終わった恋と比較して恐れるハギョンに適度に軽い関係を続けるつもりはない、済州島に行っている間に二人の関係を続けるかどうか考えてみろと言い放った。

シウの済州島行きと時を同じくして、ギジュン(ユン・バク)の家を出たユジンも済州島にある実家に帰る事を決める。

シウの出発を前にギスギスした雰囲気を見かねたミョンジュ(ユン・サボン)は飲み会を開こうと提案するが、ドンハン(イ・ソンウク)は気象庁を職場見学で訪れていた娘ボミ(イ・スンジュ)が加工肉アレルギーで発作を起こしてシウと共に病院に付き添う。

シウはハギョンの母(キム・ミギョン)に呼び出され娘の様子を聞かれ、結婚とは何なのか説教を受け考えを改めるが、同時にハギョンへの好意を悟られてしまう。

結局3人だけの女子会となった飲み会で酔い潰れたハギョンは迎えに来たシウに対して、うまく付き合いたいが適度に恋愛して適度に安定していないと無理だ、済州島で二人の関係を続けるかどうか考えて欲しいと判断を委ねるが、翌朝目覚めるとシウは既に済州島に旅立っていた…。


■第11話見どころ
シウが出張先の済州島で事故で目を負傷した状態で緊急搬送されたという一本の衝撃的な電話から始まる第11話だが、今回は何が起こったのか、どうしてその場にユジンもいたのかについては触れられず、事故の二日前、シウが済州島に行く直前の気象庁での出来事がメインで描かれた。

お互いへの信頼や価値観の違いで近づいたり離れたりしながらも微妙な壁を維持してきたハギョンとシウが遂に「交際を続けるかどうか考えてみて欲しい」とお互いに判断を委ねるまでになり、そんな矢先にシウが事故に遭ってしまい、ギジュンの前で「あなたとの恋に失敗して傷ついたからシウにもトゲトゲしく接してしまった、怯えて愛情表現もしてあげられなかった」と後悔して泣き崩れる姿が印象的だった。

ハギョンの母から「結婚生活は全く違う二人がひとつになっていくもので、その完成形が夫婦だ」という言葉を聞いて納得したシウと、シウの事故を受けて「シウとの関係に線を引いていたのは好き過ぎて感情を抑えられなくなるのが怖くてわざとセーブしていた」と気付き反省したハギョン。この二人の気持ちの変化が今後どのように物語に影響していくのかにも注目だ。

この他、娘ボミが職場見学に来た事を喜んだドンハンが食べさせたハムが原因でアレルギーの発作を起こしてしまい、チャン・ソヨン演じる妻ヒャンネが離婚を悩み始めたり、シウの事故を聞きつけて、第6話でも特別出演したチョン・ベス演じるギャンブル中毒の父親が気象庁に乗り込んで来るなど、後半で登場した台風接近というトピック同様に第12話での展開も大荒れになりそうな予感だ。



■第12話「変異地域」
ギジュンの前でシウへの気持ちや後悔を打ち明けて涙したハギョンだったが、予報室でシウの父親が暴れていると知らされ急行する。

その16時間前、済州島の台風センターに到着したシウは職員と共に観測装置のチェックに出かけるがそこで帰省していたユジンと遭遇する。強力な台風が近づく中、ハギョンの要請を受けたソン課長(特別出演 / ソ・ジョンヨン)はシウに装置を使って観測を始めるよう命じるが、シウは観測装置に使う小型気球の爆発に巻き込まれて角膜を負傷してしまう。

事故が起こる直前、偶然エレベーターで乗り合わせたギジュンと食事をする事にしたハギョン。お互い交際していた時に何が不満だったのか、悪いところばかりではなかったと振り返り、言わなければ伝わらない事が多いのに相手が察してくれると過剰に期待していた過去を反省した。

再び現在。息子の容体よりも補償金に固執して横柄な態度の父親に手を焼く職員。見かねたハギョンは翌朝の飛行機でシウの父を連れて容体を確認しに行く許可を取り、ユジンに会う為にギジュンもそれに同行する。済州島到着後に束の間の再会に涙を流すハギョンだがシウは父親が来てお金の事で騒いでいるのを見て絶望して勝手に退院し、ハギョンに別れを切り出す…。

■第12話見どころ
第11話に続いて時系列が過去と現在を往来して視聴者の視線を釘付けにした第12話では遂にシウの事故の真相が明かされた。

前回、シウにとって結婚に対する意識の変化をもたらしたハギョンの母の言葉や、シウへの接し方を反省したハギョンの気持ちがプラスに働くかと期待したが、シウにとってはコンプレックスであり、第6話でも視聴者に後味の悪さを植え付けた父親ミョンハン再登場でプラスに働くどころかシウが別れを切り出すという悲劇的なシーンで幕を閉じた。

これまで究極のダメ男として描かれてきたギジュンも今回の2つのエピソードではユジンが家を出た事を打ち明けて、ハギョンが反省するきっかけを作ったり、横柄なシウの父親にも率先して立ち向かうなど、「ハギョンの恋愛相談の相手になるのでは?」「シウの父親を懲らしめるヒーローになるのでは?」と期待が持てる展開だった。

次回予告ではハギョンがしばし済州島に残り、観測船での台風観測を行うシーンが描かれるが、台風が過ぎた後にシウに向かって「もう終わりにしよう」と告げるシーンが登場するほか、ユジンの実家を尋ねたギジュンが両親から責められるシーン、そしてこれまで唯一コミカルに距離を縮めてきたソクホ(ムン・テユ)とハギョンの姉テギョン(チョン・ウンソン)の雲行きも怪しくなりそうなシーンが登場する。

ハギョンとシウ、ギジュンとユジン、離婚届を渡されたドンハンと妻ヒャンネ(チャン・ソヨン)、ソクホとテギョン。この4組の関係が残り4話でどのような展開を迎えるのか目が離せない。

「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」は、JTBCの新土日ドラマとして2月12日(土)より放送開始、Netflixでも毎週土曜日と日曜日に新エピソードが独占配信される。

■スタッフ
演出:チャ・ヨンフン
脚本:ソニョン
原題:기상청 사람들: 사내연애 잔혹사 편

■キャスト
チン・ハギョン役:パク・ミニョン
イ・シウ役:ソン・ガン
ハン・ギジュン役:ユン・バク
チェ・ユジン役:ユラ
ぺ・スジャ役:キム・ミギョン
オ・ミョンジュ役:ユン・サボン
コ・ボンチャン役:クォン・ヘヒョ
オム・ドンハン役:イ・ソンウク
ほか

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