ドラマが始まったばかりでもう犯人判明？麗子（綾瀬はるか）は篠田（大泉洋）を見事に犯人に仕立てることができるのか？フジテレビ月9「元彼の遺言状」4月18日よる9時から第2話放送！予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「このミステリーがすごい」で大賞を受賞した新川帆立による小説「元彼の遺言状」を原作とした同名ドラマの第1話が4月11日に放送された。フジテレビ月9は、ここのところ視聴率を取り戻しているが、「元彼の遺言状」も12.1%（ビデオリサーチ社調べ、関東地区、世帯）と上々の滑り出しとなった。

莫大な財産をだれが引き継ぐのか？一癖も二癖もありそうな親族たちとミステリー要素が沢山つまった作品だが、4月18日に放送される第2話の予告に「ついに犯人が明らかに」と、ドラマ後半かと思わせるような文言が見える。犯人が分かったうえで、莫大な財産を引き継ぐために、篠田（大泉洋）に罪を着せるようにするのか？麗子（綾瀬はるか）の弁護士としての手腕が早速問われる。

ドラマでは殺された栄治（生田斗真）が秋川製薬の御曹司ということで、豪華な別荘などが映し出された。また、麗子が当初勤めていた大手弁護士事務所もおしゃれな場所でドラマの舞台をみているだけでも楽しめる。軽井沢の別荘のロケは東京都文京区にある「旧細川侯爵邸 和敬塾本館」や山梨県にある「SHIGENO河口湖ハウス」などが使われている。

ドラマ内でやり手の弁護士として登場するため綾瀬はるかのファッションなども話題となっているが、第1話でもっとも話題となったのが、食事シーンだ。大手弁護士事務所をやめた後の焼肉、篠田がつくる数々の料理をバクバクと美味しそうに食べるシーンなどが話題だ。そして、大泉洋が料理上手な役で登場しているが、大泉洋が所属するTEAM NACSの番組「水曜どうでしょう」でシェフ大泉として登場し、次々をまずい料理を出すことを思い出したファンも多く「シェフ大泉」がトレンド入りした。

■第1話ネタバレあらすじ
大手法律事務所に勤務する敏腕弁護士の剣持麗子（綾瀬はるか）は、とにかく勝ちにこだわり、クライアントの利益のためには手段を選ばない剛腕ぶりで多大な利益を上げていた。しかし、強引すぎる手法で有力クライアントを失い、弁護士事務所の津々井（浅野和之）からボーナスカットを言い渡される。

それに怒り、事務所を辞めると啖呵を切って飛び出した麗子は飲み仲間を求めて、片っ端からメールを送る。すると、大学時代の元カレ・森川栄治（生田斗真）から返信がきた。メールの中身は、「森川栄治は永眠しました」という訃報だった。驚く麗子のもとに面識がない篠田敬太郎（大泉洋）から電話があり、栄治のことで相談したいと麗子に告げる。

数日後、麗子は篠田と会うが、麗子は篠田に覚えがない。しかし、篠田は、栄治と同じ大学のサークルの先輩だといい、軽井沢の別荘で病気療養していた栄治に誘われて別荘の管理人をしている。自室で死んでいた栄治を最初に発見したのも篠田だった。栄治は風邪をこじらせて亡くなったと診断されていた。

篠田は、栄治が遺した奇妙な遺言状のことを麗子に伝えた。そこには「全財産は僕を殺した犯人に相続させる」と記されていたというのだ。すると篠田は、「代理人になって僕を犯人に仕立ててほしい」と麗子に持ちかけるのだ。麗子はその時になって栄治が森川製薬の御曹司だったことを知った。資産総額は相当な額になっている。一度は断ろうとした麗子だったが、その金額をみて引き受けることに舌。

遺産を引き継ぐものを見つけるため、犯人選考会が行われる。そこに麗子も参加する。その後、元彼女たちに財産が引き継がれていった。麗子も期待してまったが、なんと麗子に遺されたのは栄治の顧問弁護士である村山権太(笹野高史)のおんぼろ弁護士事務所だけだ。

麗子、篠田、村山は東京に戻るために駅に向かうが、その途中、栄治にそっくりな人物をみかける。それは栄治の兄である富治（生田斗真）だ。終電を逃した3人は結局別荘に戻った。翌日、森川家の金治（佐戸井けん太）は森川製薬の顧問弁護士を連れてやってきた。村山は一人では不安だと麗子に同席を頼む。麗子がいってみるとそこにいたのは津々井だった。遺言書を開示しようとすると金庫から盗まれていることがわかった。あわてた村山は警察に電話をする。そして、金庫があった部屋に置いてあった煙草を吸うと、倒れてしまった。実は煙草に毒が仕込まれていた殺人だった。

警察の話では栄治の死も疑わしいとのこと。麗子は森川一族が怪しいと鎌をかける。金治は真梨子（萬田久子）が怪しいといい、真梨子は金治が犯人だという。森川紗英(関水渚)は森川雪乃(笛木優子)夫妻だといえば、雪乃は紗英が殺したという。

麗子が食事をとりながら考えをまとめようとしていると栄治の元カノのひとり・朝陽（森カンナ）がやってきてなにかを話そうとする。しかし、そこに雪乃がきて朝陽を連れて行ってしまう。富治が食卓にくると、栄治がやろうとしたことは「ポトラッチ」ではないかという。「ポトラッチ」とは相手から贈られたもの以上のものを返していき、返せなくなった段階でギブアップとなるアメリカの部族間で行われていたものだ。栄治の復讐だというのだ。

獣医の堂上（野間口徹）の話では、栄治は救世主ベビーだという。富治の命を助けるために栄治が生まれ、その血液を富治にあげていたのだ。篠田は富治に「栄治から一番大切なものをもらった」と告げる。それ以上のものが返せないからといいかけると、富治は自分が犯人だと思うなら警察にいえばいいという。

別荘に戻ろうとした麗子と篠田は車で引き殺されそうになる。東京に帰ることを決めた麗子は栄治が自分に遺した暗号を考え始めた。東京の事務所についた時、それが「篠田を頼んだ」だと気が付いた。

■第2話あらすじ
「しのだをたのんだ」。麗子（綾瀬はるか）は、謎の死を遂げた元彼・栄治（生田斗真）が自分に残した暗号を解読した。軽井沢の別荘へと戻った麗子は、森川家の金治（佐戸井けん太）、真梨子（萬田久子）、拓未（要潤）、雪乃（笛木優子）、紗英（関水渚）と、栄治の元カノのひとり・朝陽（森カンナ）、獣医師の堂上（野間口徹）を呼び寄せる。

麗子は、犯人にこっそり名乗り出てもらい、交渉の場を持ちたいと提案した。麗子の目的は、クライアントである篠田を犯人にすることだ。森川家から犯人が出てしまうより、自分のクライアントが犯人になる方が皆にとっても都合が良いはずだというのだ。突拍子のない提案に驚く一同のもとにある人物が現れた。

フジテレビ4月11日スタート「元彼の遺言状」。出演：綾瀬はるか、大泉洋、生田斗真、関水渚、浅野和之、萬田久子、笹野高史、要潤、佐戸井けん太、野間口徹、笛木優子、森カンナほか。番組公式Twitterアカウントは「@motokare_cx_」。PR動画は番組公式Twitterにて公開中。

◇フジテレビ「元彼の遺言状」番組公式サイト
◇フジテレビ「元彼の遺言状」番組公式Twitter　@motokare_cx_

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