「競争の番人」怒涛の最終章スタート!白熊(杏)はどう小勝負(坂口健太郎)を助けるか?第7話ネタバレと第8話予告

2022年08月23日10時02分ドラマ
@フジテレビ

フジテレビ・月9「競争の番人」の第7話が8月22日に放送され、白熊(杏)は小勝負(坂口健太郎)の助けなしに一人で調査を成功させた!8月29日(月)よる9時からの第8話から、小勝負vs藤堂(小日向文世)の壮絶な戦いが始まる。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



新川帆立原作の「競争の番人」の第7話は8月22日に放送された。第1話から第6話までずっと教育係として一緒に案件を担当してきた小勝負勉(坂口健太郎)から離れて、一人で白熊(杏)が再販売価格維持の案件について担当した。小勝負や桃園(小池栄子)に「肩入れするな」と言われていたが、どうしても「弱者」と思われる人に思いを寄せてしまう。今回もそうなりそうになったが、訴えてきたワンソーイングの館山留美(夏子)と同じ思いを、訴えらえたアンカレントの黒崎美佐子(雛形あきこ)も昔はもっていた思いであることを伝え、情に訴えることでなんとか情報を得ることに成功した。

第7話は、小勝負だけでなく、桃園も六角(加藤清史郎)も忙しく、本庄聡子審査長(寺島しのぶ)も出張中という設定のため、ダイロクメンバーのうち、白熊と風見慎一(大倉孝二)の二人の話となった。坂口健太郎と小池栄子がNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演しているため、ネットでは「鎌倉が忙しいのでは?」などという声も上がっていた。

8月29日に放送される第8話から、小勝負がダイロクに来た最大の目的をはらすための最終章がスタートする。小勝負と国土交通省事務次官・藤堂(小日向文世)の因縁の関係に本庄聡子も絡んでいることがわかった。藤堂が進める談合をなんとしても食い止めようと小勝負が挑む。

予告シーンでは小勝負があきらかに暴力にあっているシーンなどもある。さらに、白熊がダイロクに飛ばされるきっかけになった事件と藤堂にからみもある。最終章に入り、第1話からの伏線の回収が始まる。

小勝負の両親役で高橋努、遠藤久美子、本庄の同僚として今井悠貴が登場する。第1話から不敵な笑みをたたえていた小日向文世が最終章でその正体を見せる。

■前回:第7話ネタバレあらすじ
白熊楓(杏)は風見慎一(大倉孝二)からある案件を担当しないかと言われる。第一審査局の応援要請で建設会社の談合案件の手伝いにいっている小勝負勉(坂口健太郎)がいないため、一人で案件を担当することになる。最初は不安だったものの、小勝負が「白熊さんはまだ一人ではできない」と言われたと聞き、がぜんやるきをだした。

調査案件は大手通販サイト『三ツ星マーケット』の自社オリジナルブランド『アンカレント』の再販売価格維持の件だ。風見は『三ツ星マーケット』社長の山辺純次(姜暢雄)かブランド事業部長の黒崎美佐子(雛形あきこ)の指示だろうと白熊に話す。

ネット通販会社を回ると美佐子の名で値引きを禁止するメールが届いていたことがわかった。アパレル会社『ワンソーイング』のブランド事業部で販売不振に悩んでいる館山留美(夏子)は、『三ツ星マーケット』の不正を公取が暴いてくれたら、自社製品も客に選んでもらえるようになると白熊に頼んだ。

白熊は上の許可を取って『三ツ星マーケット』に立入検査を行う。すると、美佐子はメールの差し出しなどを認め、山辺も調査に協力的な態度をとった。白熊は立入検査を打ち切り、美佐子たちに期日までの書類提出を求める。期日までに『三ツ星マーケット』の対応が終わったことで白熊も風見もほっとしたが、『三ツ星マーケット』には再販売価格維持以外にランキング操作をしているのではという疑いがかかる。

それは留美が訴えてきたものだ。ランキング操作の証拠をつかむのは難しく、証拠もないのにデータの提出などを求めることができない。風見も許可しない。留美に再度話を聞きに行くと、ブランドの売り上げが悪いため退職していた。留美はもともと美佐子が担当する『アンカレント』の大ファンだった。スクラップ帳にカタログから切り取った『アンカレント』の服の写真を張り、宝物のようにもっていた。その『アンカレント』に夢を打ち砕かれたのだ。

小勝負が言うように「調査対象に肩入れ」しなければ、立ち入り調査をそのまま続け、不正の証拠をつかめていたかもしれないと白熊は落ち込んだ。そんな白熊を風見が慰めてくれた。白熊は町で美佐子を見つけた。美佐子は昔の『アンカレント』の服を選んで楽し気にしている。

そんな折、データ解析チームが『アンカレント』の口コミが意図的に隠されていることを調べてくれた。誹謗中傷に値する口コミを避けるために、ある程度は掲載するか非表示にするかはやってもいい。ただ、『アンカレント』のものはあからさまだった。そして、そのことを美佐子に突き付け「こういうことがしたかったのか?」と聞く。『三ツ星マーケット』に入る前の『アンカレント』は、留美がやっていた『ワンソーイング』と同じような理念を持っていた。『三ツ星マーケット』に入った時から大量生産用の服を作っていて、当初の理念は捨ててしまっていた。

美佐子は自分はランキング操作などのことは知らないと言うが、担当しているシステム会社がどこかを教えてくれた。そして、美佐子は『三ツ星マーケット』から離れることにした。

半年後、緑川瑛子(大西礼芳)が小勝負のもとに遺体検案書を持ってきた。そこに本庄聡子(寺島しのぶ)の名前があった。


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■第8話あらすじ
小勝負勉(坂口健太郎)は緑川瑛子(大西礼芳)に呼び出された。緑川は小勝負に、検察の保管庫で見つけた15年ほど前の死体検案書を見せる。その死体検案書には『ラクター建設』や本庄聡子(寺島しのぶ)の名がある。

15年前、本庄は公取の四国支所にいた。建設工事の談合疑惑を調査するが、ゼネコン大手の一角『ラクター建設』の関与が疑われるが有力な情報は得られずにいた。

本庄は同僚の三島徹(今井悠貴)とともに、『ラクター建設』の木下健一(石井正則)から話を聞く。本庄は木下が目を話した隙に周囲を見回す。すると、本庄は『ラクター建設』のような大手が相手にしそうにない小さな建設会社『小勝負建設』の調査資料を発見する。

本庄と三島は『小勝負建設』の社長の誠(高橋努)から話を聞く。そんな時、誠が参加していた工事が入札から漏れたと連絡が入った。誠は落胆し、妻の朋子(遠藤久美子)も途方に暮れてしまう。心配する息子の勉(市原匠悟)になんとかなると安心させ、勉も「弱くたって戦わなきゃ」と返す。この勉こそ、後のダイロクの小勝負だ。そんな時、木下が誠に入札談合の誘いをかけてきた。

フジテレビ7月11日スタート、月9「競争の番人」。出演:杏、坂口健太郎、寺島しのぶ、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎、小日向文世ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kyoso_fujitv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ・月9「競争の番人」番組公式サイト

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