TBS・金曜ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」8月26日（金）に第7話が放送され、石子（有村架純）が司法試験に落ち続ける理由がわかり、切なさが募る。9月2日（金）よる10時から放送される第8話は、グルメサイトに意図せずに情報を載せられた店主の訴えに羽男（中村倫也）と石子が臨む。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



4回司法試験に落ちた崖っぷち東大主席卒のパラリーガル・石田硝子（有村架純）と司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男（中村倫也）がバディを務める「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」の第7話が8月26日に放送された。第7話の途中、羽男が「些細な事」を気にする石子が気になる。石子は些細な事で人生は変わってしまうとむきになる。実は、石子は最初の司法試験を受けに行った際、会場の目前で目の前で酷い交通事故を目撃してしまった。司法試験に行く旅にそれがフラッシュバックでよみがえり、試験に失敗してしまうのだ。運の悪かった「些細な事」がきっかけとなって石子の人生は変わってしまった。

そしてなんといっても、第7話で注目を集めたのは、大庭（赤楚衛二）だ。潮法律事務所に最初に相談に来た時は「パワハラ」の相談、そして退社後、事務所でバイトをしていたが、オフィス用品の販売をしている「ナカマル」という会社に転職。石子との交際も始まり、大庭に幸せがきたかと思われたのだが、どうやらこの会社が怪しい。社長である刀根泰士（坪倉由幸）も参加しているセミナーに登場したのが御子神慶（田中哲司）だ。挨拶が「僕の仲のいい経営者に集まってもらいました」でスタートする。視聴者は「大庭はただの従業員では？」と思っていたが、ドラマのラストカットにグリーンエステートという会社の代表取締役としての名刺が映った。パワハラの後は、「マルチ商法」ではないかと心配されている。

9月2日に放送される第8話は、羽男（中村倫也）が前の事務所にいた時の弁護士・丹澤（宮野真守）との対決が待っている。予告動画では羽男がコテンパンにしてやられて、憂さ晴らしに事務所でボール投げをしているのだ。二人が争うのウェブサイト情報削除要求についてだ。隠れ家を売りにしている創作料理店の店主（梶原善）は知らぬ間にグルメサイトに情報を載せられてしまった。店主側は削除を要求するが、グルメサイト側は投稿者の表現の自由とユーザーの知る権利を盾に丹澤は一歩も引かない。店主の息子夫婦もからむこの案件の結末はどうなるのか？




■前回：第7話ネタバレあらすじ
次にきた依頼は、丸来町で停車中のキッチンカーを破損させた人物を捜してほしいというものだ。実は羽男（中村倫也）は自転車でその店の看板を倒してしまったため、依頼を断れないのだ。もちろん、看板は破損していない。しかし外国人の店主は都合が悪くなると外国語でまくしたて、断れない雰囲気を作る。

丸来町は居場所を求める少年少女が集まる場所で、そこに集まる少年少女のことは山ヨコキッズと呼ばれている。羽男と石子が聞き込みをしても誰も聞いてくれない。石子（有村架純）と羽男は川瀬ひな（片岡凜）と東美冬（小林星蘭）にも話を聞こうとするが無視されてしまう。二人は石子たちを避けるようにその場所から去っていった。

ドライブレコーダーの映像をもとに聞き込みをした結果、車を破損したのは少年少女たちのカリスマ的存在で「K」と呼ばれている人物だとわかる。そんな中、羽男に「助けて！」とひなから電話が入った。羽男と石子が到着したとき、男性からうまく逃げられたと思った美冬が階段から落ちて重症を負ってしまう。その様子をみて石子は気分を悪くしてうずくまってしまった。

病院のICUに入れられた美冬の元に両親がやってきた。実は美冬を追いかけていたのは義理の父（野間口徹）だ。ひなは大人は信用できないといって帰ろうとするが、石子がどうしてもといって事務所兼自宅に連れ帰った。そこでひなは、美冬は義父から激しい暴力を受けているので訴えたいという。しかし、民事での裁判は美冬本人の訴えしかできない。刑事事件とするには証拠が必要だという。美冬はICUで意識不明の状態のため民事で競うことは難しい。

そんな中、「K」の遺体が見つかった。「K」と呼ばれていた女性は、山ヨコキッズたちに優しい言葉をかけているようで、実は売春を斡旋し、その7割ものお金を上納させていたのだ。その覇権争いの末に殺された。羽男はその殺害日時を聞いて驚く。キッチンカーのミラーを壊した時の映像に映る「K」は殺された後に犯行をしていることになる。実はミラーを壊したのは美冬だった。上納金に文句を言ったら、売春の際、映像を撮られたのだ。そのSDカードを取りに「K」の店に入ったが、店員に見つかって逃げる際にミラーを壊したのだ。

キッチンカーの破損の問題と美冬が受けている暴力を一辺に解決できるかもと羽男は裁判を迎える。美冬が意識不明のため、父親に賠償してもらおうとしたのだ。法廷にでてきた父親はもちろん映像の人物を美冬と認めない。しかし、SDカードを手に入れていた羽男と石子は、キッチンカーを破損させたときの映像に映る人物の腕の痣と、隠し撮りされた時の美冬の痣が同一であることを証明した。キッチンカーの賠償は解決した。

父親がバーで飲んでいると、隣に大庭（赤楚衛二）と石崎（おいでやす小田）に座ってもらい、娘に反抗されているという芝居をしてもらった。すると父親はそんな娘は暴力で徹底的にしつければいいという。それを石子はしっかり録音していた。さらに美冬は意識を取り戻し、民事裁判をするという。

大庭は転職した会社の社長刀根泰士（坪倉由幸）とともに御子柴（田中哲司）が開催するセミナーに参加していた。

■第8話あらすじ
潮法律事務所に創作料理店の店主・香山信彦（梶原善）から、グルメサイトに掲載されている店の情報の掲載取り消しを求めてサイトの運営会社を訴えたいと相談があった。香山の店は「隠れ家」が売りなのだ。

羽男（中村倫也）と石子（有村架純）が運営会社の顧問弁護士を訪ねると、そこには羽男の因縁の相手、丹澤（宮野真守）の姿があった。羽男は掲載の取り消しを求めるが、交渉は決裂する。石子と羽男は裁判に向け店側に有益な情報を集め始める。

そんな中、信彦には大喧嘩したまま疎遠になっている息子夫婦・洋（堀井新太）と蘭（小池里奈）がいることがわかった。

TBS・金曜ドラマ 7月8日スタート「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」。出演：有村架純、中村倫也、赤楚衛二、さだまさし、おいでやす小田、MEGUMIほか。番組公式Twitterアカウントは「@ishihane_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇TBS・金曜ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます？―」番組公式サイト

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