韓国ドラマ「シスターズ」第4話あらすじと見どころ:ついに消えた700億ウォンの行方が明らかに!?

2022年09月12日15時05分ドラマ
Netflixシリーズ『シスターズ』独占配信中
画像:tvN番組サイトより

キム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフが主演を務める韓国ドラマ「シスターズ」が韓国tvNで放送中で、日本でも、Netflixで独占配信中だ。9月11日(日)放送・配信開始した第4話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率を紹介しよう。



「シスターズ」 は、貧しい家庭に生まれながらも仲睦まじく生きてきた仲の良い3人の姉妹が巨大な事件に巻きこまれ、韓国で最も裕福で有力な一族に各々の方法で立ち向かっていくドラマだ。【「シスターズ」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじや見どころ、豆知識などまとめて紹介している。

■キャスト
オ・インジュ役:キム・ゴウン
オ・インギョン役:ナム・ジヒョン
オ・イネ役:パク・ジフ
チェ・ドイル役:ウィ・ ハジュン
ウォン・サンア役:オム・ジウォン
パク・ジェサン役:オム・ギジュン
ハ・ジョンホ役:カン・フン
パク・ヒョリン役:ジョン・チェウン
 他

■第4話あらすじ
リビングに飾られた人形に目を奪われるイネに向かって、なぜ自分の描いた肖像画をヒョリンに出品させたのかと問うジェサン。するとイネは、あの肖像画はヒョリンが描いたものだと答える。肖像画を描く間、イネはヒョリンになりきっていたのだ。そんなイネの返答が気に入ったのか、ジェサンは自分がどのようにしてウォンリョン家の後継者となったかを語った。欲しいものを手に入れるためには相応の犠牲が必要だと話すジェサン。ジェサンが犠牲にしたのは、「父親の死」だという。

翌日、約束通り大伯母に連れられて、漢江(ハンガン)が見渡せるマンションへ向かったインジュ。そのマンションはもともと大伯母が所有していたものだった。さっそくマンションの件を妹のインギョンに報告するインジュ。しかし、20億ウォンの出処を不審に思うインギョンは、そのお金でマンションを買うくらいなら、姉妹の縁を切ると言って電話を切ってしまう。

ジェサンに対する取材をすすめるインギョンは、銀行長が自殺したとき、その場にいた看護師から話を聞くことに。興奮状態の銀行長に鎮静剤を投与しようとしたものの、注射器を用意して看護師が振り返ると、すでに銀行長は平常心を取り戻していたという。まるで呪文をかけるかのように「戦争は終わっていない。将軍様が待っておられる…。」と銀行長に言い聞かせていたというジェサン。そのときのジェサンの表情は、思わず悲鳴をあげそうになってしまうほど冷たいものだったと看護師は明かした。

さらに銀行長が亡くなる直前に鏡の前でその匂いを嗅いでいたのは、やはりインギョンが予想した通り、青い蘭の花だった。看護師の話によると、その花はジェサンが持ってきたものだという。

ジョンホが探して来た書物には、“幽霊ラン”と呼ばれる青い蘭について詳しく書かれていた。過去、多くの探検家や植物学者がベトナム一帯の密林を調べ、いくつかの青い蘭を手に入れたが、彼らは皆命を落としたという。これにより青い蘭は、別名“死の蘭”とも呼ばれている。青い蘭の香りには痛みを消し去る効能があり、人によっては幻覚や幻聴に襲われることもあるという。その頃、ヒョリンの家でサンアと2人きりになったイネは、温室でひそかに育てられている青い蘭の木と対面していた。サンアにうながされるままその香りを嗅いだイネはしだいに呼吸が荒くなり、その場に倒れこんでしまう。

慌てて病院へ駆け付けたインジュは、サンアからイネが心臓疾患を患っているようだと聞かされる。医師の話によると、いますぐ手術が必要な極めて危険な状態だという。さらにこの病気は遺伝の可能性が高いという医師の言葉を受けて、インジュは死んだ妹について母親に尋ねた。妹の名前はインソン、イネと同じ病気で当時十分な治療を受けることができず、この世を去ったという。これを受けて、誰がなんと言おうと20億を使ってイネを救うと話すインジュ。

さっそくヨガスタジオに隠してあるお金を取りに行くインジュだったが、同じく700億ウォンの行方を追うジェサンの秘書、コ・スイム(パク・ボギョン)に捕まってしまう。なんとしてもイネに手術を受けさせたいインジュは、手術に必要な1億ウォン(約1000万円)と引き換えに、10発殴らせろというスイムの提案を受け入れた。意識が朦朧とするなか、インジュの前に現れたのはドイルとサンアだった。

サンアに連れられてインジュが向かった先は、かつてファヨンと一緒に来たレストラン。ふとサンアの足元に目をやったインジュは、ファヨンが履いていたのと同じ限定のハイヒールを履くサンアを見て驚いた。ファヨンとサンアは、ひと月に一度のペースでこの店で食事をする仲だったという。さらにファヨンにハイヒールをプレゼントしたのがシン理事ではなくサンアだと聞き、インジュは耳を疑った。シン理事が購入したのはサンアの誕生日プレゼントで、それを気に入ったサンアがファヨンの誕生日に同じハイヒールを贈ったというのだ。するとサンアは、インジュに自分のアシスタントになってくれと言う。

幸いイネの手術は無事成功した。肝心の手術費用はジェサンの財団が支援してくれるという。ソウル市長選に向けて、ジェサンが自らのイメージアップを図ろうと企んだのだ。病室のベッドで目を覚ましたイネは、母親に聞きたいことがあると言う。テレビ電話を繋ぐと、母親に向かって死んだ姉について尋ねるイネ。インソンが死んだのはイネが生まれる前だったが、誰にもその悲しみを吐露できない母親が、まだ幼いイネに向かってインソンの話をして聞かせたのだった。これを知ったインジュとインギョンは、心の底から母親に失望した。

病室でドキュメンタリー番組の撮影が始まると、不快感をあらわにするインギョン。病院の外で口論になる姉妹の姿を見たジェサンは、インギョンに今まで通り自分に対する取材をつづけて構わないと告げた。その後、財団の名義でイネの手術費と治療費を支払おうとするジェサンだったが、そこへ待ったがかかる。インギョンと一緒に病院に現れたのは、三姉妹の大伯母オ・へソク(キム・ミスク)だった。

代わりに治療費を支払うというへソクの登場に、戸惑いを隠せないジェサン。さらにへソクは、ジェサンとその父親のことを知っていると話した。へソクの口から父の名前が出ると、ジェサンは思わず顔を引きつらせる。

治療費の件は無事に解決したものの、相変わらずイネはヒョリンと一緒に留学に行くことを諦めてはいなかった。それどころか姉たちの言葉には耳を貸さず、サンアに絶対的な信頼を寄せるイネ。

その後、インギョンは青い蘭の著書とテレビ電話を繋いだ。著者は韓国版の翻訳者に頼んで、一輪の青い蘭を受け取ったと話す。著書が教えてくれた翻訳者の住所は、以前情報提供者の男性が教えてくれた住所と同じものだった。

一方、インジュは例の帳簿を使ってふたたび金を手に入れようと考えていた。しかし、ドイルは当分の間帳簿には手をつけないと言う。そして、カバンからタブレットを取り出したドイルは、数枚の写真を見せた。それはシンガポールにあるインジュ名義のアパートと車、インジュが通うビジネススクールの写真だという。わけがわからないと困惑するインジュに向かって、ドイルは3年前からファヨンがインジュの名前を使ってシンガポールで生活してきたことを伝えた。

そして先日、ファヨンはインジュの名前で7つの銀行に700億ウォンを入金したという。その瞬間、インジュは以前ファヨンに言われるがまま、英語で書かれた複数の書類にサインをしたことを思い出した。



■第4話見どころ・感想
ついに明らかになった700億ウォンの行方!

3年も前からインジュの名前を使ってシンガポールで生活してきたファヨン。そしてファヨンは、亡くなる前にインジュの名義で開設した口座に、例の700億ウォンを入金したという。第1話でインジュがわけもわからずサインした書類は、なんと“個人口座開設届”だった。

それにしても、なぜファヨンはインジュの名前を使ってこんな大胆な行動に出たのか。本当にインジュのためを想ってお金を譲ろうとしたのか。それとも、最初からインジュを利用する為に近づいたのか。ファヨンの真意が気になるところだ。

ファヨンの遺体が見つかった時、直前で整形手術を受けていたようだというニュース報道がふと頭をよぎる。もしかするとファヨンは別の人物になりすまして、今も平然と生きているのかもしれない。

そしてドラマのキーポイントとなる“青い蘭”。別名“死の蘭”と呼ばれるほど、なんとも不吉なこの蘭だが、ヒョリンの家の地下室には大量の青い蘭が栽培されていた。やはりこれまで起こった事件はすべて、ウォンリョン家が関連しているのだろうか。そんなウォンリョン家の秘密を知るであろう三姉妹の大伯母。ますます面白い展開となってきた。

4話視聴率は、ニールセンコリア全国7.256%、首都圏8.315%。

Netflix公式ページ
tvN「작은아씨들」番組サイト
 2022年9月3日-10月9日(予定) 土・日放送・配信

kandoratop【作品詳細】【「シスターズ」を2倍楽しむ】