韓国ドラマ「シスターズ」第6話あらすじと見どころ:キム・ミスクの死に衝撃が走る!“情蘭会”に隠された秘密
9月18日(日)のtvNドラマ「シスターズ」では、インギョン(ナム・ジヒョン)によりジェサン(オム・ギジュン)の秘密が暴露された!Netflixでも配信開始された第6話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率などを紹介しよう。
「シスターズ」 は、貧しい家庭に生まれながらも仲睦まじく生きてきた仲の良い3人の姉妹が巨大な事件に巻きこまれ、韓国で最も裕福で有力な一族に各々の方法で立ち向かっていくドラマだ。【「シスターズ」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじや見どころ、豆知識などまとめて紹介している。
■キャスト
オ・インジュ役:キム・ゴウン
オ・インギョン役:ナム・ジヒョン
オ・イネ役:パク・ジフ
チェ・ドイル役:ウィ・ ハジュン
ウォン・サンア役:オム・ジウォン
パク・ジェサン役:オム・ギジュン
ハ・ジョンホ役:カン・フン
パク・ヒョリン役:ジョン・チェウン
他
■第6話あらすじ
ヒョリンが見ていたドライブレコーダーの映像に映っていたのは、ファヨンの家に入っていくジェサンの姿だった。それは他でもない、ファヨンが首を吊って自殺した日だ。その日、ヒョリンが帰宅すると両親が激しく言い争う声が聞こえてきたという。父ジェサンが自分に見向きもせずに家を出ていくのを見て不安になったヒョリンは、自らの手首を切り、病院へ運ばれる。
ヒョリンが描いた絵はファヨンの最後そのものだったが、肝心のヒョリンはファヨンが誰なのかすら知らないという。するとヒョリンは、絵に描いた光景は初めて目にした光景ではなく、ずっと前から時折目の前に現れていたと語った。あの日はとくに、鮮明にその姿が目に浮かんだのだとヒョリン。これを聞いたイネは、「蘭だ。私も前に温室で絵を描いた時に見た、インソンが死んだ場面を。」と話した。その後、もしもの時に備えて、ヒョリンとイネはジェサンが映るドライブレコーダーの映像を庭に隠した。
一方、討論番組の会場に現れたインギョンによって、過去に父親が不法に取得した財産を暴露されたジェサン。ニュースを見たへソクはすぐにインギョンに電話をかけるも、後でかけ直すと言われて電話を切られてしまう。翌日、ジェサンのもとへ足を運んだへソク。実は以前、イネの治療費を巡ってジェサンと対立した後、急に会社の経営が上手くいかなくなったという。それはすべて、へソクを警戒するジェサンの仕業だった。インギョンの件はやりすぎだったと謝罪し、ここらで手を引いて欲しいと頼むへソク。
ドライブレコーダーに映るジェサンのことが気にかかったインジュは、ファヨンの家へ向かった。アパートから出てきたインジュを待っていたのは、ジェサンの秘書スイム。今後は勝手な真似はつつしむようにと注意するドイルに、インジュはインギョンに教えてもらった例の新聞記事を見せる。ドイルがビジネスの為に恋人を犠牲にしたと考えるインジュだったが、ドイルはそれが自分の最初のクライアントだったこと、そして彼女が今も別の人物として幸せに暮らしていることを明かした。
記者会見を開いたジェサンは集まった報道陣の前で、父親が生前所有していた不動産について、その事実を認めた。しかし、父親名義の不動産はすべて、義父ギソンの隠し財産であったことを明かすジェサン。そして現在、ジェサンはウォンリョン財団を引き継ぎ、パク・ジェサン財団として、数多くの恵まれない子供たちの為に奨学金を支援していると語った。
インギョンを家に呼び出したへソクは、もうジェサンを相手にするのは辞めろという。さもないと会社がつぶれるというへソクの言葉に、インギョンは何も言えず、黙って家を後にした。その後も引き続き、ジェサンとその父親について調査を続けるインギョン。そんななか、資料室へ駆け込んだインギョンは、そこにあった資料がすべてへソクの指示で処分されたと知って頭を抱えた。
ジェサンの支持率が急上昇し、気をよくしたサンアは、インジュを父ギソンの病室へ呼び出した。そこでインジュに向かって、自分の代わりにシンガポールへ行ってくれないかとサンア。信頼していたファヨンに裏切られてもなお、自分をそばに置く理由を聞かれ、サンアはファヨンとインジュは違うと答えた。「ファヨンには誰もいなかったけれど、インジュさんには妹たちがいる。愛する人がいれば、あんな無謀な真似はできないでしょう?」サンアの言葉に、一瞬表情を暗くするインジュ。
その日、サンアはインジュに青い蘭を渡した。それが“青い幽霊”と呼ばれる蘭だと伝えると、寝る前にケースを開けてベッドの脇に置くよう話すサンア。「この蘭には力があるの。世通しその香りを嗅げば、本当に自分が望むものを見せてくれる。」そしてサンアは、“情蘭会”と呼ばれる国際蘭協会の存在について口にした。同じ頃、シュレッダーにかけられた1枚の写真を繋ぎ合わせたインギョンは、その裏に書かれた“情蘭会”の文字を目にする。
インジュが青い蘭を抱えて病院から出てくるのを目撃したドイルは、慌ててその後を追った。青い蘭を近くに置いておくのは危険だと話すドイルだったが、インジュは自分が何を望んでいるのか知りたいと言い、ドイルの忠告を聞こうとしない。結局、インジュはサンアの言われた通りケースを開け、その香りをいっぱいに吸い込むのだった。
死亡した情報提供者が言っていた住所に建つ、ウォンリョン学校の不動産登記を確認したインギョンは、そこに書かれた所有者の名前を見てハッとする。それはジェサンとの面会後に自ら命を絶った銀行長の名前だった。他にもギソンを始め、ジェサンの父、ウォンリョン学校の校長、そしてへソクら、複数の権力者の名前がそこには書かれていた。インギョンに頼まれてその他の共同所有者について調べたジョンホは、彼らのほとんどがすでに他界していることに気付く。現時点で生存しているのはギソン、チャン校長、だいぶ前に失踪したチェ・ヒジェという人物、そしてインギョンの大叔母へソクだけだという。
青い蘭の香りを嗅いだインジュは、何かに引き寄せられるかのようにへソクの部屋に向かった。へソクがジェサンに関する秘密を知っていると考えたインジュは、力を合わせてウォンリョン家を追い込み、残った700億を手に入れようと持ちかける。そして、ヒョリンが描いた例の絵を見せたインジュは、そこに描かれた蘭を示し、すべての死には蘭が関係していると語った。青い蘭について何か知っていることはないかと尋ねようとするも、激しい睡魔に襲われるインジュ。
遅くに家に戻ったインギョンは、半開きになったままの玄関のドアを見て不吉な予感を察知した。慌てて中へ入るインギョン。そこには大量の血を流して倒れるへソクと、その傍らに茫然と座り込む姉インジュの姿があった。
■第6話見どころ・感想
三姉妹の大叔母へソクの死という衝撃なエンディングで幕を下ろした第6話。
これは驚きの展開となった。第6話のエンディングだけを見ると、まるでインジュがへソクを殺したかのようにも見える。次々と命を落とす人々。今話明らかになったのは、死亡した人々が皆、“情蘭会”という組織のメンバーだったということ。そしてへソクもまた、情蘭会のメンバーとして名を連ねていた。今後、この“情蘭会”がドラマのキーポイントとなりそうだ。
そして、念願のシンガポール行きを決めたと同時に、サンアから青い蘭を受け取ったインジュ。蘭を手にしてからのインジュがどこか正常ではないように見え、これもまた蘭の影響なのかと心配になった。蘭を手渡したのがジェサンではなくサンアという点も、なんとも疑わしい。本当の黒幕は、ジェサンではなくサンア?
そんななか次回予告では、インジュを処理するよう命じるジェサンの姿が。果たして、インジュはこのピンチをどう切り抜けるのだろうか。
6話視聴率は、ニールセンコリア全国8.338%、首都圏8.898%。
◇Netflix公式ページ
◇tvN「작은아씨들」番組サイト
2022年9月3日-10月9日(予定) 土・日放送・配信
【作品詳細】【「シスターズ」を2倍楽しむ】