韓国ドラマ「シスターズ」第9話あらすじと見どころ：突然姿を消したナム・ジヒョン！閉ざされた部屋の真実

10月1日（土）に放送されたtvNドラマ「シスターズ」では、オ・インギョン（ナム・ジヒョン）の殺害を示唆するウォン・サンア（オム・ジウォン）の姿が登場した。Netflixで独占配信中の「シスターズ」第9話のネタバレあらすじと見どころを紹介していこう。視聴率も。



「シスターズ」 は、貧しい家庭に生まれながらも仲睦まじく生きてきた仲の良い3人の姉妹が巨大な事件に巻きこまれ、韓国で最も裕福で有力な一族に各々の方法で立ち向かっていくドラマだ。【「シスターズ」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじや見どころ、豆知識などまとめて紹介している。

■キャスト
オ・インジュ役：キム・ゴウン
オ・インギョン役：ナム・ジヒョン
オ・イネ役：パク・ジフ
チェ・ドイル役：ウィ・ ハジュン
ウォン・サンア役：オム・ジウォン
パク・ジェサン役：オム・ギジュン
ハ・ジョンホ役：カン・フン
パク・ヒョリン役：ジョン・チェウン
　他

■第9話あらすじ
スーツケースに入っていたのが700億ウォンではなく、ただのレンガだと知ったサンアは失望する。そんなサンアに向かって、ゆっくりと拳銃をつきつけるインジュ。しかし、サンアが手配した男たちが部屋に入ってくると、インジュは引き金を引く暇もなくあっけなく制圧されてしまう。そんななか、マンションのインターホンが鳴り、そこに現れたのは他でもないドイルだった。ジェサンと通話を繋いだドイルは、今すぐ手を引くよう告げるジェサンの声をサンアに聞かせる。これには思わず癇癪を起すサンアだったが、ジェサンの隣にはインギョンの姿が。実は姉インジュの危険を察したインギョンが、帳簿と引き換えにインジュを解放して欲しいとジェサンに交渉したのだった。結局、サンアはなすすべもなくその場を後にする。

帳簿を差し出したものの、情蘭会に関する取材を辞めるつもりはないと語るインギョン。そんなインギョンに、ジェサンは報道部内に自分と精通する者がいると明かす。それはインギョンがもっとも信頼し尊敬する先輩記者、ワンギュだった。これにはショックを隠せないインギョン。一方、ドイルと2人きりになったインジュは薄れゆく意識の中で、もし自分の身に何かあれば、残された妹たちをよろしく頼むと告げた。そして、ここに来る前に700億を駅のロッカーに入れたと話し、その鍵をドイルに渡すインジュ。

母サンアがファヨンを殺した犯人かもしれないと知ったヒョリンは、イネに一緒に遠くへ逃げようと話す。そこで2人は、ひとまず日本へ渡ってそこからロシアへ、その後、船でフィンランドへ向かう計画を立てた。

ワンギュの裏切りにショックを隠せないインギョンは、ジョンホの前でその胸の内を吐き出した。そんなインギョンに、一緒にアメリカへ行かないかと誘うジョンホ。そして、昔からずっと一途にインギョンを想っていたと告白するジョンホだったが、インギョンはただの錯覚だと言って線を引くのだった。ジョンホと別れた後、自分の無力さを痛感したインギョンはヒジェに連絡する。電話を切ったインギョンのもとへ、一通のメールが届く。

インジュに言われた通り、駅のロッカーから700億を取り出したドイルは、ひとまずそのお金をインジュ名義のペーパーカンパニーに入れたと話す。そして今日ギリシャへ行き、そのお金を清算しようとドイル。インジュの安全のためにも今後はもう会わない方がいいと話すドイルに、インジュはどこか寂しそうな表情を見せた。シンガポールから帰国したサンアは、ジェサンに見せたいものがあるという。別室にジェサンを誘ったサンアは、その耳元で「あの記者を殺して」とささやく。その後、ジェサンはコ室長にインギョンを処理するよう命じた。

空港へ到着したインジュのもとへ、ジョンホから連絡が入る。インギョンがいなくなったと聞き、慌てて韓国へ引き返すインジュ。一方、イネと逃亡計画を立てていたヒョリンは、通帳を預けていたイネが突然姿を消したと知って、その場に倒れこんでしまう。ヒョリンが目を覚ますと、心配そうに見つめるサンアの姿が。サンアからイネが一人で日本へ出国したようだと聞き、愕然とするヒョリン。しかし、最後までイネを庇おうと、ヒョリンは2人の逃亡計画については口を閉ざした。その頃、同じくベッドの上で目を覚ますイネ。金を奪って逃走したと思われたイネは、実はサンアの策略にハマり、扉のない部屋に監禁されていたのだ。それはかつて、サンアの母親が暮らしていた部屋だった。洋服で一杯になったクローゼットを見て、自分もいずれはそこで首を吊って死ぬことになると察するイネ。

韓国に戻ったインジュは携帯電話の位置追跡の結果、インギョンが最後に向かった場所が京畿道（キョンギド）にある聖ベネディクト精神病院だと知る。それはサンアの兄、サンウが入院する病院だった。さらにインジュのもとへ、病院から連絡が入る。CCTVの映像を確認したインジュは、妹のインギョンが自分の名前で自ら入院手続きを行い、その後姿を消したと知ることに。その頃、病院の厨房に潜入したインギョンは、排気ダクトを伝ってサンウがいる病室へ向かっていた。実は昨夜、インギョンのもとに届いたメールはサンウが送ったものだったのだ。サンウと直接会って話を聞きたいと考えたインギョンは、かつて病院の建設に携わっていたヒジェの協力のもと、病院への潜入を図ったのだった。

サンウから貯蓄銀行事件の真相を聞いたインギョンは、病院を出て真実を証言して欲しいと頼むが、精神病患者のレッテルを貼られた自分の言葉を誰が信じるのかとサンウ。しかし、インギョンは諦めずに説得を試みた。その頃、病院のロビーでコ室長の姿を目撃したインジュは、非常ベルを鳴らしてインギョンを逃がそうとする。CCTVに映るインジュの姿を確認したコ室長は、インジュとジョンホを追って屋上へ向かった。一方、騒ぎに乗じてサンウを連れ、病院を脱出するインギョン。

屋上にコ室長をおびき寄せたインジュは、前回のお返しだと言ってコ室長を殴りつけた。しばらくして、男らが駆け付けるとインジュとジョンホは地下室へ監禁されてしまう。ヒジェと合流したインギョンは、インジュを助けに病院へ戻らなければならないと言う。そんなインギョンに、別の者を送ったとヒジェ。病院に現れたのは、他でもないドイルだった。催涙ガスをまき散らしたドイルは、地下室に閉じ込められたインジュとジョンホを救出。その後、隠れ家で再会を果たす姉妹。インギョンが無事だと知ったジョンホは人目をはばからずに彼女を抱きしめ、「もう何も望まない。ただ安らぎを俺にくれ」と話した。

3日後にソウル某所で行われる大規模遊説で、ジェサンを討つと話すヒジェ。サンウを連れて来たインギョンは、改めて記者としてジェサンの不正を世間に知らせると語る。そんななか、今もジェサンの家にいる三女イネを心配したインジュは、ドイルと共にイネの救出へ向かう。その日の夜、サンウはジェサンに連絡を入れ、海沿いにある屋台へ来るよう告げた。コ室長を送り込み、高台でその様子を見守るジェサン。するとその背後に現れたサンウが、そっと拳銃を突きつける。



■第9話見どころ・感想
それぞれの策略と感情が入り混じり、ますます目が離せない展開となったドラマ「シスターズ」。全12話編成の本作は、残り3話の放送を残すところとなった。

昨夜放送された第9話では、突然姿を消したインギョンの行方に注目が集まった。てっきりジェサンの手に落ちてしまったかと思われたインギョンは、自らの足でサンウが入院する聖ベネディクト病院を目指したのだった。インジュの命と引き換えに大事な帳簿を渡してしまったインギョン。代わりにサンウを証人に立たせようと考えるも、今話のエンディングでは、サンウが自らジェサンを殺しに向かう場面が登場。次回予告でサンウの姿が一度も登場せず、不安をあおった。

そして、サンアの策略によって扉のない部屋に監禁されてしまったイネ。自らの死を悟るイネだったが、その堂々とした様子にはさすがのサンアも動揺したように見える。しまいにはクローゼットで首を吊る自分の姿を絵に描きたいと語るイネ。イネが閉じ込められた部屋は、かつてサンアの母親が2000日を超える時間を過ごした場所だった。以前、屋根裏部屋で見た一部が切り取られた写真はすべて、サンアの母親が映る写真だったのだ。サンアの母親を監禁したのはサンアの父？

また予告では、自分の死をヒョリンと姉たちには内緒にして欲しいと話すイネの姿が登場し、これまた緊張感が走った。それにしても、サンアはなぜヒョリンとイネの計画に気付いたのか。家中に仕掛けられたCCTVは、地下室も例外ではなかったということだろうか。

9話の視聴率はは、ニールセンコリア全国7.346％、首都圏8.935％。

残り3話でどのような結末となるのか、全く予想がつかない本作。今夜放送される第10話にも期待したい。
◇Netflix公式ページ
◇tvN「작은아씨들」番組サイト
　2022年9月3日-10月9日（予定） 土・日放送・配信

【作品詳細】【「シスターズ」を2倍楽しむ】