福原遥「舞いあがれ!」たくましくなって大阪に戻った舞(浅田芭路)は空に魅了される!第2週ネタバレと第3週予告

2022年10月14日09時40分ドラマ
©NHK

五島列島での祖母(高畑淳子)との生活ですっかりたくましくなった舞(浅田芭路)は東大阪に戻る。初めて乗った飛行機の魅力に取りつかれて、空へのあこがれを強める。NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第3週「がんばれ!お父ちゃん」(10月17日~10月21日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

1990年代から今を舞台に、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく舞(福原遥)の挫折と再生を描く「舞いあがれ!」の第2週が10月10日から放送された。自然豊かな場所でのびのびとするために、舞(浅田芭路)は祖母(高畑淳子)を二人で暮らす。失敗をしながらも少しずつ成長をする姿が描かれた。祖母との心のふれあいは共感を呼び、12日に放送された後、「あさイチ」にゲスト出演していた横澤夏子が開始5分からずっと号泣していたことを明かした。



第2週、10月11日に放送された第6話では教会でのミサの様子が描かれた。2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産にも登録されている長崎はキリスト教が禁止されていた時代にも迫害を逃れ祈りつづけた信者が多くいた。五島列島にもその痕跡は多く残されている。また、信仰の自由が認められると、五島列島にも多くの教会が建てられている。

10月17日から放送される第3週「がんばれ!お父ちゃん」からは、また、舞台が東大阪に移る。小さな町工場を経営している舞の父・浩太(高橋克典)だが、工場の経営は苦しい。それでも舞のために遊園地に連れてゆく約束も果たしてくれる。苦境に陥っていた浩太の工場もなんとか立ち直るきっかけを取り戻す。

出番はそれほど多くないものの、兄・悠人(海老塚幸穏)を心配する声も多い。成績優秀で中学受験にむけて勉強に励んでいるが、浩太やめぐみが身体の弱い舞にかかりっきりになってしまい、自分への関心が薄いと思っている節がある。繊細そうな一面を見せる悠人の今後にも注目が集まる。また、五島での舞の成長を大きく助けてくれたのは一太(野原壱太)だ。素直で優しい一太の「島にずっといたらいい」にぐっとくる視聴者の多かった。次週からは舞台が大阪に戻るため、かわいらしい一太君の姿がみれなくなってしまう。

【第2週(2022/10/10-10/14)ネタバレあらすじ】
めぐみ(永作博美)が東大阪へ帰ったことで、舞(浅田芭路)と祥子の二人暮らしが始まった。祥子は、舞が自分のことは自分で出来るようにとしつける。そして、いろんなことに舞を挑戦させる。しかし、舞は洗い物の皿を割ったり、寝坊して学校に遅刻したり、失敗ばかり。祥子はそんな舞を叱ることなく「失敗は悪いことではない」と舞を励まし、出来ないことは次に出来るように。出来ないなら、出来ることを探すようにと助言する。

休日に祥子の仕事の手伝いをすることになった舞。当日は熱も出ず、自分でかけた目覚ましで起きて、祥子についてゆく。畑でビワを摘み、ジャムをつくり、それを瓶詰めする。それを、祥子の手ほどきを受けながら、失敗をしつつも何とか出来るようになる。舞は一つのことをやり遂げる喜びを知る。五島列島での生活が徐々に舞をたくましくしていく。そんな舞の様子を電話で聞いて喜ぶ浩太(高橋克典)とめぐみ。浩太はめぐみと悠人(海老塚幸穏)に、これからは自分のことは自分で出来るようにしようと宣言する。中学受験をする悠人は塾の送り迎えをめぐみにしてもらっていたが、浩太はそれはやらないという。浩太はお茶碗を流しに運んだり、洗濯物を畳んだり、ゴミを出すという。そんな浩太と悠人をめぐみは笑って見つめる。

舞は、祥子が瀬渡しの仕事で乗っている船の名前がめぐみ丸という母の名前がつけられていることを知り、なぜ母と祥子が14年間も音信不通になっていたのかを祥子から聞き出す。そして祥子はずっとめぐみと会いたかったこと、舞や悠人と会いたかったこと、そして今、舞と一緒に暮らせて嬉しいことを語る。孫が生まれたと聞いて嬉しくてばらもん凧を作った。悠人の分は無事に作っていたが、舞の分は骨組みだけだったので二人で夢中になってばらもん凧を作り上げる。しかし、夢中になりすぎてしまい、磯釣りの客を迎えにゆく時間がとうに過ぎてしまった。民宿をとり、飛行機代も負担しなくてはいけなくなった祥子は「失敗した」と反省するが、舞はいつも祥子に励まされている言葉「失敗は悪い事ではない」と言って祥子の手を握った。

舞の症状は軽くなっていた。そんな舞の近況を通して、めぐみと祥子は自然に会話が出来るようになっていた。そんなある日、舞は近所に住む一太の家へジャムを届けに行く。妊娠中の一太の母が喜んで受け取ってくれるが、急に激しい陣痛に襲われる。助けを求められる舞は、無我夢中で祥子の元へ走っていく。聞きつけた祥子は、舞とともに今度は一太の父の信吾(鈴木浩介)に知らせようと、駆け出していく。無事に一太の弟が生まれた。

懸命に走り回った舞は熱も出さず、人の役に立てたことを喜び、自信をつけていた。一太の弟の誕生祝に作られたばらもん凧は2メートルもある巨大なものだ。最初は一太が凧揚げを誘ってくれたが、舞は自信がないので断ってしまった。一太はどうして舞が断るのか理解できないという。失敗を恐れた舞はひさしぶりに熱を出してしまう。祥子は「自分も沢山失敗した」といって、人の気持ちを考えすぎる舞に自分の気持ちも大事にするようにいう。

海を見下ろす高台の公園に集まる凧揚げメンバーである船大工の木戸(哀川翔)や近所のお姉さん・さくら(長濱ねる)たちが集まってくる。いざ始めようとすると、信吾の息子の一太から、舞が揚げるようにと勧められる。舞は不安を感じるが、勇気を出して凧揚げに挑戦する。凧は風にあおられてしまうが、みんなが助けに入って、空高く揚がる。舞は自信を付けた。そんな舞をみて、祥子はめぐみに「大阪に帰す」といい、めぐみは急いで五島にやってきた。

一太たちにお別れをいって舞は大阪に戻る。念願の飛行機に乗せて貰い、上機嫌だ。浩太や悠人の出迎えを受け、たくましくなった姿で大阪に戻った。

【第3週(2022/10/17-10/21)あらすじ】
■第11話(月)
東大阪に帰り着いた舞(浅田芭路)を父・浩太(高橋克典)と兄・悠人(海老塚幸穏)がカレーを作って待っていた。舞は初めて飛行機に乗った興奮を浩太に伝える。すっかり飛行機に魅了された舞。実は浩太も飛行機が好きだった。そして、浩太の夢が飛行機を作ることだったと舞は知る。そして、久しぶりの登校。同じ飼育係の久留美(大野さき)と再会するが、ウサギのスミちゃんが死んでしまったことを聞かされる。

■第12話(火)
浩太(高橋克典)が仕事に追われているため、週末の遊園地行きが延期になり気落ちする舞(浅田芭路)。江戸時代の絵図を参考にして、ばらもん凧(だこ)に翼をつけることを想像して凧を改造しようとする。しかし凧揚げを行うが、翼がもげて直ぐに落ちてしまう。そのことを浩太に話すと、模型飛行機を持った浩太の写真を見せてもらう。その後、模型飛行機の作り方を浩太に習おうとするが、浩太は仕事が多忙で舞は自力で勉強を始める

■第13話(水)
舞(浅田芭路)と貴司(齋藤絢永)は行きつけになった古本屋・デラシネに来ている。習慣的に舞はそこで模型飛行機作り。貴司は店主・八木(又吉直樹)の詩を読んでいた。舞の飛行機づくりは上手くいかない。そのころ舞の父・浩太(高橋克典)の工場の経営は日に日に苦しい状況になっていたが、それでも浩太は舞が模型飛行機作りで苦労しているのを手助けし、舞を遊園地へ連れていくという約束を果たす。

■第14話(木)
経営不振脱却の糸口を手にした浩太(高橋克典)は東大阪の仲間の助力も得て、新たなネジ作りに挑む。一方、舞(浅田芭路)は久留美(大野さき)を秘密基地と呼ぶ古本屋へ誘う。そこで舞、貴司(斎藤絢永)、久留美は三者三様の過ごし方をする。舞の「お父ちゃんを元気にするために模型飛行機を作る」という思いに共感した久留美も、舞の手ほどきを受けつつ、模型飛行機を作り始める。

■第15話(金)
模型飛行機を作り上げた舞(浅田芭路)と久留美(大野さき)は、それぞれの父親・浩太(高橋克典)と佳晴(松尾諭)のほか、めぐみ(永作博美)や工場の職人である笠巻(古舘寛治)、そして兄の悠人(海老塚幸穏)を校庭に誘って、内緒にしていた模型飛行機の初飛行を披露しようとする。舞と久留美の模型飛行機は無事に舞い上がり、苦境に立っていた浩太と佳晴を元気づける。そして10年の歳月が流れ、舞は大学生に成長する。

【脚本】桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
【出演】高橋克典,永作博美,高畑淳子,浅田芭路,海老塚幸穏,鈴木浩介,哀川翔,前川清,野原壱太,永井響,古舘寛治,山口智充,くわばたりえ,又吉直樹他
【語り】さだまさし
公式Twitterアカウント「@asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式サイト
NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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