水谷豊×寺脇康文「相棒21」まさか伊丹が亀山を復帰させるとは?いたみんの究極のツンデレ!第2話ネタバレと第3話予告

2022年10月20日10時13分ドラマ
©テレビ朝日

10月19日(水)テレビ朝日「相棒season21」第2話では殺人の罪を犯しながらサルウィンに逃げた外務省の厩谷 (勝村政信)だが、非情なミウ (宮澤エマ)は厩谷の殺害を指示した!妄想モンスター・右京(水谷豊)と出戻り亀(寺脇康文)のコンビ復活!26日(水)第3話を放送、亀山薫が容疑者に?予告動画は番組公式サイトで公開されている。

21シーズン目を迎え、亀山薫(寺脇康文)を相棒に迎えた「相棒21」の第2話は初回SPからの続きとなり、南アジアのサルウィンで腐敗政府を倒したアイシャ・ラ・プラント(サヘル・ローズ)を支えるメンバーとして帰国した亀山薫とパーティーに居ながらアイシャの死を防げなかった杉下右京(水谷豊)がそれぞれ捜査に挑んだ。



10月12日に放送された第1話と合わせて2時間以上の大作となった。第1話でアイシャを殺しかけた外務省幹部の厩谷 (勝村政信)が犯人だったが、海外逃亡したため、逮捕までには至らなかった。厩谷が国内にいて、かつ、右京や薫に捜査権があれば事件自体はすぐに解決するように、いろいろな証拠もあったが、海外に逃げてしまったことや警視庁が事件をなかったことにするために上から捜査を打ち切るように指示したことなどから逮捕には至らなかった。しかし、弟を殺されたミウ(宮澤エマ)はサルウィンで権力を手にして、厩谷のことを軍に殺すように指示を出した。そして、それを供養する計画まで練っている。日本への帰国を拒否した厩谷の命は風前の灯火となっている。

第2話の話題をさらったのは、なんといっても、伊丹(川原和久)と薫のコンビだ。薫に「土下座一択!」といって土下座を強要したり、股の下をくぐれと言ったり「ツン」な部分を見せるが、実際に薫が土下座などをしようとすると「プライドがないのか」とやめさせる。その上で、薫を警視庁に戻すためには自分は甲斐(石坂浩二)に土下座までしてしまう。まさに「ツンデレ」だ。10月26日に放送されす第3話以降、いたみんと亀の友情がどんどん深まる?

その薫は第3話で早速問題を引き起こす。なんと殺人事件の容疑者になってしまう。さらに、薫の逃亡を伊丹が助けていると言われ、伊丹も捜査から外されてしまう。捜査権がもともとない特命の右京と捜査権をはく奪された伊丹の即席コンビで薫の無実を証明できるのか?

■前回:第2話ネタバレあらすじ
サルウィン反政府運動のリーダー的存在だったアイシャ (サヘル・ローズ)が命を落としてしまった。責任を問われた右京(水谷豊)は、謹慎を申し渡される。

いっぽう、捜査一課では、脅迫されていた人間は、薫(寺脇康文)のほか、アイシャの親友ミウ (宮澤エマ)や外務省幹部の厩谷 (勝村政信)ら計6人いたという情報を把握する。

爆破予告されていた関係者が大勢のる飛行機には爆弾は仕掛けられていなかった。

そんな中、アイシャの死に責任を感じていた薫は、“親善使節団のメンバー”という立場を利用して厩谷のもとに押し掛け、右京の捜査復帰を官邸に働き掛けてほしいと直談判する。しかし、右京はそれには及ばないと亀山薫の申し出を断るようにいう。なにより、厩谷はアイシャの殺人未遂をしていた容疑がまだあるのだ。

薫のもとに妻の美和子(鈴木砂羽)から、ミウの弟であるクリス(トラウデン都仁)の行方がわからないと連絡がはいる。その後、クリスの溺死体が見つかった。頭部に打撲の痕はあるものの、死因は溺死だ。事件と事故の両面から捜査が始まる。

薫は国賓の立場を利用してホテルの監視カメラを見せてもらう。そこにはクリスがミウの部屋のドアになにかを差し込んでから出かけてゆく様子が映っている。しかし、ミウは何も受け取っていないという。

ミウは厩谷に会いに来ていた。厩谷は「恐ろしい姉弟だ」という。

薫は電話しても繋がらない右京と美和子にイライラしていた。すると右京から電話が入り、サルウィンにいるという。美和子も一緒だ。なんと調べるために出国していたのだ。美和子の話で、ミウはいつもアイシャに劣等感を持っていたのだという。なにをやってもかなわない。さらに、アイシャは大きな心を持っていて、ミウをライバルとすら見ていないのだった。そんなアイシャは幼少期はシングルマザーに育てられて、極貧の生活を送っていた。美和子とともにアイシャの生家に向かうと、近所の人が「アイシャの父親か?」と日本人の男性である右京をみて言った。どうやらアイシャの父親は日本人らしい。そこで、右京は薫にある依頼をする。

日本にいる薫はサイバーセキュリティ対策の土師太(松嶋亮太)に協力してもらってクリスが転落する前に厩谷と一緒だったこと、厩谷と飲み屋で祝杯をあげていたことを知る。そして、伊丹(山中崇史)たちの協力を得て、厩谷の毛髪を一本手に入れた。

厩谷はサルウィンに向かった。同じ飛行機にはミウも乗っている。サルウィンに到着した厩谷を迎えたのは右京だった。サルウィンまで来ていたことに驚いたが、その厩谷に薫がアイシャと厩谷の親子関係を示す証明書を見せた。

翌日、厩谷を呼び出した右京と薫は事件について語る。28年前に厩谷は外務省の役人としてサルウィンに来て、アイシャの母親と会った。そして彼女をレイプした。そのことはサルウィンの役人に金を払って口止めした。しかし、妊娠していることまでは知らなかった。母親は一人でアイシャを育てたが、自分が死ぬ前に出生の秘密をアイシャに話した。アイシャはせめて母親の墓前に手を合わせてほしいと頼んだのだが、昔の醜聞がばれることを恐れた厩谷はなんとアイシャが自殺するように仕向けたのだ。

アイシャが死んだ後、厩谷の前に現れたクリスはアイシャのことで厩谷を脅し、今後も自分へ便宜を図るように依頼し、厩谷が承諾したので祝杯を挙げた。証拠となるスマホのデータを消して見せたが、厩谷はスマホを川に投げ入れ、それを探しているクリスを襲って殺した。クリスは音声データをミウに渡していた。ミウはそれをもって厩谷の所に脅しにきていたのだ。右京は一緒に帰国して罪を償うように言うが、厩谷は全く相手にしない。サルウィンで悠々自適の生活を送る気だった。

そんな厩谷のところに片山雛子(木村佳乃)から電話があり、日本のほうがいいと帰国を勧めるが、厩谷は意に介さない。しかし、そんな厩谷の命をミウは部下たちに殺すように指示を出していた。そしてミウは薫と美和子を「ペルソナ・ノン・グラータ」(好まれざる人)として国外追放した。

日本に戻った薫のことを伊丹は土下座して、警視庁の嘱託として採用してもらえるようにした。特命に亀山薫が戻った。

■第3話あらすじ
池袋で輸入雑貨店の店長が殺害され事件が発生した。現場近くで発見された血ぬれのフライトジャケットや目撃者の証言などから、薫(寺脇康文)が容疑者として浮上する。被害者は覚せい剤密売の売人であり、薫が事件がらみの前科者を調べていたことも分かった。

美和子(鈴木砂羽)によると、薫は最近、運転免許試験場に異動させられていた当時に世話になった塩見(長谷川公彦)という人物について調べていたという。ただ、塩見は池袋中央署で会計課長の職にあった4年前、事故死していた。

右京(水谷豊)は独自の捜査を開始する。いっぽう、伊丹(川原和久)が薫の逃亡を助けているのではないかと言われ、伊丹は捜査から外されてしまう。そんな中、右京は塩見が死亡した当時、押収物が、署内から消える事件があったという情報をつかむ。

テレビ朝日 10月12日スタート「相棒season21」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒season21」番組公式サイト

【2022年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】