「鎌倉殿の13人」第41話鎌倉最大の戦い・和田合戦で小栗旬と横田栄司が激突!第40話ネタバレあらすじと予告

2022年10月24日09時36分ドラマ
©NHK

10月23日(日)に放送されたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)第40話「罠と罠」で“和田殿”横田栄司の髭リボンが話題に。10月30日(日)放送の第41話「義盛、お前に罪はない」で和田合戦がの火蓋が切って落とされる!予告動画は番組公式サイトで公開、NHKプラスで1週間見逃し配信、NHKオンデマンドでも配信中。



10月23日放送の第40話では、北条義時(小栗旬)暗殺を謀る泉親衡の乱を利用し、和田義盛を陥れようとする義時と、謀反の首謀者に仕立てられた和田家を守るために義盛(横田栄司)が対立する姿が描かれた。歴史上も謎に包まれた泉親衡を、後鳥羽上皇の息がかかった源仲章(生田斗真)が演じ、朝廷が鎌倉に混乱をもたらすように画策するという斬新な解釈が話題を呼んだ。さらに混乱を利用し和田義盛を葬ろうと罠を仕掛ける義時、パワーゲームを生き残るため義盛と義時の間を行き来する三浦義村(山本耕史)の動向にも注目が集まった。

また、これまでその猛々しい風貌とは裏腹に朗らかな癒しキャラで人気を博した和田義盛が、一族の謀反を疑われ義時と対立。実朝(柿澤勇人)や政子(小池栄子)が戦を避けるため奔走する中、義盛が御所の守りをかいくぐり実朝に会いに来る場面では、なんと女装を披露。政子が「我が家に伝わる秘策・・・今のところ1勝1敗ですが」として持ち出したが、これまでスマートな頼朝、美少年・義高と比べるとかなり大きめな女性が出来上がった。しかし豊かな髭にピンクのリボンもつけた義盛のかわいい姿に視聴者も盛り上がり「和田殿、大変な時にも愛くるしい・・・」「髭にピンクのリボンて何(笑)」など反応を見せた。

そして10月30日の第41話では鎌倉最大の戦、「和田合戦」が描かれる。和田一族が打倒北条家を掲げついに反旗を翻す。北条泰時(坂口健太郎)、時房(瀬戸康史)、巴(秋元才加)参戦し、激戦を繰り広げる。周囲の御家人だけでなく、実朝からも厚い信頼を得ていた和田義盛の退場となる来週は見逃せない大一番となりそうだ。

■“双六”は死亡フラグ
“双六”と言えば、当時の娯楽のひとつだが、佐藤浩市が演じた上総広常は、双六をしようとした時に斬られて亡くなっており、畠山滅亡の際も実朝が義盛と双六に興じている間に事態が悪化したことでも不吉なアイテムとしてドラマのファンの間では話題になっている。

そんな中、第40話では、実朝の仲介により、和解した北条義時と和田義盛。直後に義盛が実朝を誘い双六をするため退場するシーンがあるが登場。これを受けTwitterでは「双六が何より不吉・・・」「双六をやらなければ和田は早く帰れたのに 」「もしかしてのんびり双六やってたら戦闘になっちゃうの?」などの投稿が相次ぎ、すっかり双六が死亡フラグとして視聴者を震えさせた。これまで梶原善が演じた暗殺者・善児が出てくれば誰か主要メンバーが死ぬとされてきた「鎌倉殿の13人」だが、最終章に来て新たな“死亡フラグ”アイテム・双六が追加され、今後の登場には気をつけたい伏線となりそうだ。

■前回(第40話)ネタバレあらすじ
閑院内裏の修復を計画する後鳥羽上皇(尾上松也)は、鎌倉に引き受けさせるという藤原兼子(シルビア・クラブ)の進言に心躍らせる。一方、京から知らせが届いた鎌倉では重い負担に御家人たちが反発し、実朝からも慕われている和田義盛を筆頭に、八田知家(市原隼人)らが集まっていた。その様子を義時がわずらわしく思う中、信濃で泉親衡の乱が起こる。首謀者は聞いたことがない名前だったが、その乱はすぐに鎮圧され、後日、その中に和田一族の名前があった。

和田義直や和田義重、和田胤長らは泉親衡から誘われ乱に参加したが、大江広元(栗原英雄)が調べたところ、泉親衡は御家人を焚きつけておいて姿を消していた。広元は朝廷からの罠だと怪しんでいたが、その正体は源仲章だった。和田義盛は仲章にそそのかされたと主張、息子たちは赦免された。しかし、義盛の訴えも空しく、義盛の甥、和田胤長は周囲を巻き込んだ張本人として処罰が決まった。義盛は御家人の中でも最年長になり、周囲からも慕われていた。その様子を見て、広元と義時は人望厚いが故に頼朝に殺された上総広常を重ね合わせていた。

和田胤長は陸奥国に流罪が決定すると、義盛筆頭に和田家98人が胤長の赦免を訴えに御所へ詰めかけた。しかし一度下された沙汰は覆されることはなく、義盛が実朝との面会を願い出ても義時に軽くあしらわれてしまう。義盛は三浦義村に冷酷な義時への不満を打ち明けた。すると、義村は「力になってもいいぞ」と北条を一緒に倒そうとけしかけた。さらに病気がちだった胤長の娘が父に再会できないまま息を引き取り、この小さな悲劇が義盛の背中を押した。

「北条の世を盤石にするため和田には死んでもらう。」というあまりの理不尽な理由で義盛を殺そうとする義時に、泰時は激しく反発したため謹慎させられることになった。そこへ義村が義盛の動きを義時に伝えにやって来た。しかし義村は生義時についていると見せかけ、あわよくば和田に付こうとしていた。そんな中、義時は和田をたきつける良い手を思いつく。通常であれば罪人である胤長の屋敷は一族が相続するが、義時は彼の屋敷を自分のものにしてしまった。

泰時から義盛と義時の対立を聞いた政子は、義村を呼びつけ戦になったらどちらに付くのか問い詰めた。そして実朝も、歩き巫女から「鎌倉が火の海になる」というお告げに不安を募らせていた。これ以上挑発に乗らないよう義盛に伝え戦を避けたいと考え、政子の手引きで義盛と会い、必死の説得を試みる。義時の行き過ぎた行動に目を光らせること、和田義盛は鎌倉一の忠臣と話す実朝に、義盛の目に涙が浮かんだ。

それから実朝は、義時と義盛を引き合わせ、自分に免じてお互い矛を収めてもらないかと説得した。義時も義盛も鎌倉に尽くすと約束し、実朝は義盛を双六に誘いその場を後にした。政子は、義時が和田を滅ぼすことを諦めていないことを見抜いていたので、「戦することなく鎌倉を栄えてみせなさい」としかりつけた。

その頃、和田館では義盛の帰りが遅いことから、北条に謀られたと思っていた。その横では義村、八田知家、長沼宗政(清水伸)らが情勢を見守っていた。味方のフリをしながら「この乱は失敗する」と言う義村だったが、和田勢がいざ挙兵しようとする直前、巴に起請文を書くよう迫られる。義時に寝返る道を立たれた義村らを巻き込んで、鎌倉を舞台にした最大の戦、和田合戦の火蓋が切手落とされた。

■第41話「義盛、お前に罪はない」あらすじ
鎌倉を守るために大江広元とも共謀し、北条に反旗を翻した和田義盛の転落をもくろむ義時。戦を回避すべく、実朝と政子が奔走するが、三浦義村と八田知家ら有力御家人は、義盛の陣営に集い、情勢を見定めていた。そんな中、父、義盛の安否を心配する朝比奈義秀(栄信)らが打倒北条を目指し決起する。一方、謹慎中の泰時は失意に暮れるのだが・・・。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第41話は10月30日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:三谷幸喜、出演:小栗旬/坂口健太郎/山本耕史/菊地凛子/小池栄子ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_kamakura13」。第41話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」番組公式サイト

【大河ドラマ】【「鎌倉殿の13人」関連記事】

【2022年秋ドラマ一覧】