「祈りのカルテ」研修医も2年目!諏訪野(玉森裕太)たちは小児科で奮闘!第5話ネタバレと第6話予告

2022年11月06日09時18分ドラマ
@日本テレビ

11月5日に放送された「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(日本テレビ、よる10時)の第5話で患者(成海璃子)の死に諏訪野(玉森裕太 Kis-My-Ft2)は涙を流した。11月12日に放送の第6話からは小児科の志村雄一(勝村政信)の指導を受ける!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



研修医・諏訪野良太(玉森裕太 Kis-My-Ft2)がカルテを読み解き、患者たちの秘密と嘘を優しく見破っていくハートウォーミングミステリー「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」の第5話が11月5日に放送された。

第5話は、アメリカでの治療を前にしたVIP患者・女優の愛原絵理(成海璃子)が病院に入院してくる。そしてそれは絶対にマスコミに知られてはいけないトップシークレットだ。しかし、これがばれてしまい、病院の前はマスコミの人だかりとなり、マネージャーも怒り心頭だ。諏訪野(玉森裕太)が偶然出会った患者である広瀬(原田泰造)を経由して話が伝わったのか?絵理の妹である沙智(豊嶋花)を担当している曽根田みどり(池田エライザ)が気づかれてしまったのか?

実は、惠理の病気を治す気がない社長が横領までしていることを知った惠理のマネージャーがリークしたことだった。さらにそれを考えたのは絵理自身だった。リークによって集まった寄付は絵理のためではなく、同じ病気に苦しむ子供のために使われた。

第5話で患者の死に関わった諏訪野の涙は、患者と気持ちが通じ合い「前を向いて治療する」ことができるとなった直後に訪れたつらい死によって尊い涙となった。そんな諏訪野を精神科の立石(松雪泰子)や循環器内科の上林晃太郎(高橋努)は優しく見守ってくれる。そんな諏訪野の涙を視聴者も共感できたのは成海璃子の演技力による。難病を抱えながら、母親や妹に迷惑をかけるまいと振る舞う姿や諏訪野と会話するときの素に戻った姿をうまく演じていると評判になった。

11月12日に放送される第6話からは諏訪野たちも研修医2年目となり、後輩もやってくる。研修が終われば一人前になる諏訪野たちだが、看護師も製薬会社の営業もいままでとは違う接し方になる。そんな諏訪野が研修でむかうのは小児科。かわいい患者たちに囲まれるが、そこの指導医・志村雄一(勝村政信)は常に無表情で気配がなく、とにかく不気味な存在だ。志村が「ハメルーンの笛吹き男」よろしく子供たちを連れ去ってしまうのか?

■前回:第5話ネタバレあらすじ
初期研修11か月目、循環器内科で研修を受ける諏訪野(玉森裕太)とみどり(池田エライザ)は、指導医・上林晃太郎(高橋努)に連れられてVIPばかりが入院している特別病棟の最上階にやって来る。女優の愛原絵理(成海璃子)が特発性拡張型心筋症のために入院しているが、絶対口外しないことを約束させられる。

絵理は、アメリカでの心臓移植を希望しているのだ。絵理の本名が『四十住絵理』だと知ったみどりは、同じ苗字の沙智(豊嶋花)の顔を思い浮かべる。カルテをみると妹の欄に「沙智」と書いてあることを見つけ、絵理と沙智が姉妹であることを確信する。

VIP患者のため上林自らカルテを書くようにと病院長が指示を出した。上林の話では、絵理の手術には億単位のお金が必要だ。絵理は諏訪野やみどりに横柄な態度をとり続けるが、上林は「我々の任務は平穏無事に彼女をアメリカへお送りすることだけ」と言う。この病院でできる治療はないのだ。

絵理の横柄な態度にイラ立つみどりは、腎臓内科で血液透析を受けながらアイスをねだる沙智の前で、「そっくりだな、この姉妹」とつい口を滑らしてしまう。一方の諏訪野は絵理に頼まれて、中華屋で餃子と杏仁豆腐を買っていると、広瀬(原田泰造)の姿を発見する。声を掛けると広瀬はなぜか異様に驚く。諏訪野もまた、店内のテレビに映る絵理のことを知り合いのように言ってしまい、「もしかして患者さんだったりして?」と広瀬に怪しまれてしまう。

すると翌日、あろうことか週刊誌に『愛原絵理 重病か?純正医大に入院』の記事が載り――。絵理の事務所の社長・久米雅彦が病院に押し掛けて来て、病院側の責任を追及する。絵理の担当になったことを誰かに漏らしたのではないか…と疑われる諏訪野とみどり。

そんなとき、広瀬が病院にやってきて中華屋での飯代といって一万円を渡す。生活保護を受けている広瀬にとって少額ではない金を渡してきたことに「もしかして広瀬が週刊誌に話したのでは」と疑ってしまう。その様子を冴木(椎名桔平)が見ていた。冴木のことを見つけた広瀬は足早に去って行ってしまう。冴木は今度広瀬が来たら自分に知らせるようにという。

絵理の入院がばれると事務所の社長は会見を開き、莫大な費用について寄付をしてほしいと頼む。寄付はどんどん集まってきた。

週刊誌にすっぱ抜かれたことにより、沙智は同じ病院に姉がいることを知り、みどりに頼み込む。みどりが沙智を絵理のもとへつれてゆくが、絵理は冷たい態度をとる。子供の頃から重病の沙智のために働いてきて今こうなっていると文句までいう。沙智は病室を出た後泣いてしまう。

数日たって、週刊誌には絵理の事務所の社長の横領がすっぱ抜かれた。諏訪野は絵理の入院と社長の横領の2件を知っているのは絵理のマネージャーだけだと思い、マネージャーの横溝を問い詰める。すると横溝はあっさりと認めた。社長は絵理の治療費を出す気がなかったのでこの方法を思いついた。諏訪野は横溝が話していたアメリカの病院では心臓移植はやっていないことを告げる。すると横溝はそうそうに出て行った。アメリカに渡る話も手術の話も嘘だったのだ。

その夜、諏訪野が病室にゆくと絵理は夜空を見たがった。夜空を見ながら話している絵理はいつもと違い素直だ。絵理は「だって、今は、四十住絵理だ」という。女優としての態度をとらない絵理は素直そのものだった。実は横溝がやっていたことは陰で絵理が画策したことだ。自分と同じような病気の子供のために寄付金を回したいという。諏訪野は絵理のような患者を治せる医師になると絵理に誓った。

しかし、1週間後、絵理の病状は悪化し脳死状態になってしまった。ショックをうける諏訪野だが、上林は冷静だ。絵理は母親と沙智への手紙とともに臓器移植の意思カードを残していた。母親には「最後にお母さんの餃子が食べたかった」と、沙智には「生きていることは奇跡」と書いていた。そして沙智へ絵理の腎臓が移植された。

諏訪野は絵理の死を受け止めきれない。精神科の立石(松雪泰子)のもとへいき、思いを吐き出してしまう。そんな諏訪野を見て「これから沢山の死と向き合うことになる。でも今日の思いを忘れないで」と優しく諭した。諏訪野は絵理が生きた証を残そうとカルテに絵理の言葉を連ねていた。

冴木は広瀬を呼び出していた。

■第6話あらすじ
諏訪野(玉森裕太)たちは研修医2年目になり、研修期間も残り半年しかなくなった。諏訪野たちは白衣の着こなしも様になり、すれ違う看護師たちが折り目正しくあいさつしていく。百治製薬の営業マン・灰崎彰吾がすり寄って来る。灰崎は研修医の動向まで把握するほどの情報通だ。

小児科の指導医・志村雄一(勝村政信)は常に無表情で気配がなく、とにかく不気味。自信を見せる谷川(YU)に対して、志村は「でしたら、頼みたいことがあるんですが」と切り出す。志村が頼んだ仕事はキッズルームでの患者の遊び相手だ。諏訪野は馬になって男児患者を背中に乗せ、谷川は女児患者に絵本を読み聞かせる。

そこに救急患者が運ばれてきた。患者は姫井姫子(金子莉彩)、8歳。強いぜんそく発作を起こしていたが、薬の吸入で容体は安定する。母・裕子の話では、姫子のぜんそくが始まったのは3歳。一時期治まっていたが1年前から再び発作を起こすようになり、今年だけで3回入院しているという。今回初めて純正医大に搬送されたのだ。姫子は「怖い」と窓の外を指すが、外には誰の姿もなく…。

検査の結果、姫子の血液から、普段服用しているはずの薬の成分が検出されなかった。しかし姫子は「薬は毎日飲んでいる。昨日と一昨日はお父さんが薬をくれた」と言い、裕子も昨日と一昨日は夫が薬の担当だったと答える。谷川は父親が薬を飲ませるのを怠っただけだろうと考えるが、諏訪野は釈然とせず…。

諏訪野たちは灰崎から志村の妙なウワサを聞かされる。志村が幼い患者をまるで洗脳したようにつれていたというのだ。そんなウワサを聞いた直後、姫子が病室から姿を消してしまう!諏訪野たちが必死に探していると、姫子は志村と手を繋いで現れ…。姫子はケロッとして「笛の音についていったら道に迷っちゃって。もう怖くないから大丈夫」と言うが、その後、再び病室から姿を消し――!姫子が病室から何度も消えるワケとは!?

日本テレビ 10月8日スタート、新土曜ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」。出演:玉森裕太(Kis-My-Ft2)、椎名桔平、松雪泰子、池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、ほか。番組公式Twitterアカウントは「@inorinokartentv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

日本テレビ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」番組公式サイト

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