11月11日よりフィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦「イギリス大会」が開始され、2日目の競技を終えた。女子の三原舞依がショート1位にたち、男子はフリーを終え、佐藤駿3位、島田高志郎4位、壷井達也5位でフィニッシュ！関連動画がテレビ朝日フィギュアグランプリシリーズ特設サイトに公開されている。



6カ国を転戦するGPシリーズの成績上位6名のみが「GPファイナル」に進出し世界一の座を争うグランプリシリーズの第４戦、イギリス大会が現地時間11月11日から開催された。1日目に男子SP、2日目に女子SP、男子フリーが行われ、日本勢が上位に食い込んだ。

1日目の男子SPを終えた時点でカナダのサドフスキーが美しい4回転サルコーを決め首位に立ち、2位はイタリアのグラッスル、3位にラトビアのバシリエフス、4位に日本の佐藤駿、5位に島田高志郎、７位に壷井達也となった。佐藤はかなり緊張した様子だったが、表彰台を狙える順位でフリーに臨んだ。フリーの冒頭の4回転ルッツを失敗したものの、その後の4回転トーループにダブルトーループをつけ、前半最後のジャンプも4回転を見事に決めた。ラストの3回転ループにミスがあったものの、久しぶりの国際大会で3位表彰台に入る合計249.03をマークした。

日本勢男子は、4位に島田高志郎、5位に壷井達也が入った。首位はイタリアのグラッスル、2位には島田のリンクメイトであるラトビアのバシリエフスが入った。SP首位でフリーに臨んだサドフスキーはジャンプが決められず6位に沈んだ。2位のバシリエフス、4位の島田高志郎はともにステファン・ランビエールコーチについている。二人が上位に食い込んだことでランビエールの喜びも大きいと思われる。

2日目にショートが行われた女子。日本勢は三原舞依だけの出場となった。10月に行われた西日本選手権で2位となり、その悔しさを晴らすを大会と本人自ら話していた。迎えたショートの曲は映画『戦場のメリークリスマス』の「Merry Christmas, Mr. Lawrence」だ。冒頭の2回転半はきれいに決め、続く3回転フリップはなんとか着氷し、3回転ルッツ＋3回転トーループのコンビネーションもきれいに決めた。スピンステップもすべてレベル4をとり72.23点で首位にたった。体調不良で参加できない時期もあった三原は滑り終えた後のインタビューで「今年も演技できてすごくうれしい」と話している。

その三原に続くのはアメリカのイザボー・レビト、ジョージアのクバノワだ。3日目にフリーが行われ、三原はバレエ音楽の「恋は魔術師」で1位を目指す。

地上波ではテレビ朝日で録画放送される。また、テレ朝動画では有料でのライブ配信を実施している。フィギュアスケートファンにはリアルで見れることや臨場感から好評を得ている。詳細はテレビ朝日フィギュアグランプリシリーズ特設サイトにて紹介されている。

■グランプリ第4戦・イギリス大会　地上波放送スケジュール
11月13日　深夜2:00～　男女フリー

■グランプリ第4戦・イギリス大会　テレ朝動画配信スケジュール（有料）
11月14日　夜7:45～　女子フリー、アイスダンスフリー、夜3:30～エキシビション

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◇国際スケート連盟公式YouTubeチャンネル　Skating ISU