【最終回】「祈りのカルテ」玉森裕太、実の父親・原田泰造の過去が判明!近づく父の死!第9話ネタバレと第10話予告

2022年12月11日12時00分ドラマ
@日本テレビ

12月10日に「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(日本テレビ、よる10時)の第9話が放送され、心優しき諏訪野(玉森裕太 Kis-My-Ft2)は若い二人を守った!12月10日に放送の最終回・第10話で諏訪野が実の父親である広瀬(原田泰造)の緩和ケアを担当する!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



研修医・諏訪野良太(玉森裕太 Kis-My-Ft2)がカルテを読み解き、患者たちの秘密と嘘を優しく見破っていくハートウォーミングミステリー「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」の第9話が12月10日に放送された。

研修先で母親からの腎臓移植を待つ17歳の桐生鈴音(植原星空)には移植手術の前になると検査結果が悪くなると言う事象が発生していた。諏訪野や研修先の大賀寛太(片桐仁)も困惑してしまう。鈴音は手術が終われば17歳という若さであるが、結婚が決まっているという。大金持ちで、「母親から見れば」理想の結婚相手に見えた。しかし、鈴音には本当は恋人がいた。それは病院の臨床検査技師の小笠原一博(若林時英)だった。検査科にいる小笠原は病院内のどの科にも顔をだす。実はそこで手に入れた他の患者のカルテを鈴音の検査に流用していた。手術が終われば自分の手から離れてしまうと考えてしまったのだ。母親はそんな二人の気持ちを理解して、金持ちとの結婚はやめさせて、無事に移植を受けられることになる。

第9話では、諏訪野の実の父親である広瀬(原田泰造)と冴木(椎名桔平)、立石(松雪泰子)の同期3人の友情も話題となった。立石が医者を諦めそうになった時にそばで支えたのは広瀬、広瀬の希望をくんで広瀬のことを誰にも話さないでいた冴木。3人の厚い友情がしみる。

12月10日に放送される第9話で最終回を迎える。諏訪野の実の父親である広瀬は余命短い。緩和ケアに入院しているが、そこに研修にやってきたのは諏訪野だった。冴木や立石たちが指導医の窪啓太郎(髙嶋政宏)に手を回したのは確実と思われるが、諏訪野が広瀬の担当になる。ずっと離れていた二人に濃密な時間が訪れる。ただ、広瀬の過去にも驚きのことがあった。諏訪野の母と諏訪野を養うために医師の道を諦めた広瀬が就職したのは警備員。そこで1億円の窃盗事件と捜査にきた警官に怪我を負わせた傷害事件で広瀬は刑務所に入っていた。そのことがえん罪ではないかと刑事がやってきたのだ。

広瀬がえん罪を負わされ刑務所にいたというだけでも驚いたところに、実の父親という事実もわかる。さらにその父親は余命短い。感情がぐちゃぐちゃになるなか、広瀬からのアドバイスを受ける諏訪野はどんな道を選択するのか?

■前回:第9話ネタバレあらすじ
自宅で喀血して倒れた広瀬(原田泰造)は純正医大で意識を取り戻す。諏訪野(玉森裕太)と冴木(椎名桔平)は検査を勧めるが、広瀬自分が悪性胸膜中皮腫のステージ4だと告白すると、諏訪野たちが目を離した隙に姿を消してしまう。

初期研修1年11か月目の諏訪野は腎臓内科で研修を受ける。指導医の大賀寛太(片桐仁)。
回診に向かう途中、検査科の医師・竜崎勲(山中聡)と臨床検査技師の小笠原一博(若林時英)に鉢合わせする。医大生の頃から犬猿の仲でいがみ合ってばかりの2人を、諏訪野と小笠原が必死になだめる。

諏訪野と大賀は、末期腎不全の患者・桐生鈴音(植原星空)の病室を訪れる。17歳の鈴音は3年前から血液透析を受け続け、いよいよ明日、生体腎移植手術を行う予定。手術を前に緊張気味の鈴音の傍ら、ドナーである母・桐生麗香(松永玲子)は「娘のためなら腎臓の1つや2つ」と前のめり。その理由の1つが、手術の後に控えている鈴音の結婚だ。鈴音は有名ホテルチェーンの御曹司・松井蒼太と婚約中で、結婚すれば麗香が営む老舗料亭『桐生』は蒼太のホテルと業務提携する。麗香の店は落ち目でもあり、蒼太との縁談は願っても無い話なのだ。それを除いても、母親としては金持ちの蒼太との結婚は鈴音の幸せになると疑っていない。

ところが、鈴音の血液検査の結果、肝臓の数値に異常が見つかる。移植は延期となった。移植をして鈴音の体が回復することが先方の結婚の条件だ。

その夜、諏訪野は義父である幸一(矢柴俊博)に呼び出され、静岡への転勤が決まったことを告げられる。母親の千絵(小林麻子)と妹の亜衣(中島瑠菜)も静岡について行くらしい。「一緒に行かないか?」と誘われた諏訪野だが、本当はこのままの病院では働きたかった。幸一は知り合いの医師に就職を紹介してもらうというが、諏訪野は返事を保留した。そして、よく考えてから、自分は残るとはっきりと言った。今まで、幸一に遠慮して自分の気持ちを話さなかったが、これからは遠慮はしないといい、幸一も大きく微笑んだ。

翌日、鈴音は改めて血液検査を行い、問題なしと判定される。しかし、今度は麗香の心電図で心房細動が見られ、移植手術はまた延期になってしまう。移植手術が決まるたびに異常が起きる原因はなんなのか。

広瀬はまたこっそり退院しようとしていた。それを冴木と立石(松雪泰子)が発見してしまう。立石は広瀬を見て驚いた。冴木は広瀬のことを立石に黙っていたのだ。立石は広瀬が医者を諦めたことを許せないでいた。それは自分がやめようとしたときに助けてくれたのが広瀬なのだ。それなのに勝手にやめたと思い込んでいたのだ。広瀬は自分の子供を宿した妻との生活をするために医師の道を諦め働くことにしたのだった。そんな広瀬の気持ちをくみ取り、立石たちは入院を再度勧める。

鈴音の透析につきあった諏訪野は透析に来ていた沙智(豊嶋花)と話した。沙智は大切な人がいるから治療に向き合えるという。大切な人とは自分のことを見放さなかったみどり(池田エライザ)のことだ。その話をきいて諏訪野はピンときた。

後日、病室に母親、小笠原を呼んで話を始める。すべての検査結果を細工できるのは検査科の人間であり、小笠原だという。実は鈴音と小笠原は付き合っていた。移植がうまくいくと他の人と結婚してしまうと聞いてやってはいけないことをしてしまったのだ。それを聞いて、母親は二人の気持ちを尊重することにした。

諏訪野の最後の研修先は緩和ケア科だった。指導医の窪啓太郎(髙嶋政宏)は早速担当患者を割り当てる。それは広瀬だった。

■第10話あらすじ
諏訪野(玉森裕太)は緩和ケア科で最後の研修を受ける。指導医の窪啓太郎(髙嶋政宏)から広瀬(原田泰造)の主治医に任命された諏訪野は、広瀬に希望を尋ねるが、広瀬はただ諏訪野に看取られたいと静かに答える。

研修医室はもっぱら進路の話題で盛り上がる。みんなは既に研修終了後の行き先を決めているようだが、諏訪野は広瀬のことで頭がいっぱいで、自分のことを考える余裕がない。

昼休憩を終えた諏訪野は医局へ向かう途中、警視庁捜査一課桜井公康(山崎一)から広瀬のことで話があると言われる。24年前、広瀬はとある会社から金を盗み、さらに警察官に暴行を働いた罪で、7年間服役していたというのだ…。驚く諏訪野に、桜井は広瀬がえん罪の可能性があることも告げた。自責の念に駆られる桜井は、まもなく迎える定年前に白黒はっきりさせたいと広瀬に接触を試みるも、面会してくれないという。なぜ自分に広瀬を説得するようにと尋ねる諏訪野に、「諏訪野先生、広瀬さんの息子さんですよね」――諏訪野に衝撃が走る――!

――24年前、広瀬はビルの警備員をしていた。事件当日、広瀬の夜勤中に、ビルの不動産会社から現金1億円が盗まれた。防犯カメラに、大きなボストンバッグを抱えて出て行く広瀬の姿が映っていたことから、警察が広瀬の自宅を家宅捜索したところ、盗まれた金の一部を発見された。その際、広瀬が激しく抵抗し、捜査員の桜井に暴行したため、4月22日、現行犯逮捕されたのだった――。

当時を知る冴木(椎名桔平)の話では、広瀬は家族に迷惑を掛けたくないと言って諏訪野の母と離婚し、その後一切の連絡を絶ったらしい。冴木の話を聞いても、諏訪野は頭の整理がつかない。混乱のまま広瀬の病室に入ると、「なんか悩んでる?」と広瀬に見抜かれる。それが進路の悩みだと勘違いした広瀬は「俺が考えてあげる!良太先生にぴったりの科!」とメモとペンを取り出して――。

近づいてくる父との別れ…。医者として、息子として、諏訪野にできることは――!?そして研修医たちが選ぶ研修後の進路は!

日本テレビ 10月8日スタート、新土曜ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」。出演:玉森裕太(Kis-My-Ft2)、椎名桔平、松雪泰子、池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、ほか。番組公式Twitterアカウントは「@inorinokartentv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

日本テレビ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」番組公式サイト

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