【最終回】「PICU小児集中治療室」手術直前に地震が!吉沢亮、安田顕は災害支援へ!第10話ネタバレと第11話あらすじ

2022年12月13日11時14分ドラマ
@フジテレビ

12月12日、月9「PICU小児集中治療室」(フジテレビ、月曜夜9時)の第10話が放送され、志子田武四郎(吉沢亮)は立ち直り、圭吾(柊木陽太)も奇跡的回復に向かう!12月19日に放送される最終回・第11話、大地震に見舞われた北海道の災害医療はどうなる?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



吉沢亮主演の小児医療ドラマ「PICU小児集中治療室」の第10話が2022年12月12日に放送された。母親の南(大竹しのぶ)を癌で亡くし、重い心臓病の圭吾(柊木陽太)は感染症のため移植はおろか補助心臓を埋め込む手術さえできない。医師としての希望も自信も失う中、武四郎(吉沢亮)に助けを求めてきたのは稚内の小さな医院を経営している山田医師(イッセー尾形)だった。山田のもとに向かった武四郎は雑用までこなしながら、山田を助けつつ、これまでの辛い思いも吐露する。山田の「関係ない人には話しやすいから」といい、武四郎を抱きしめて「立派な医者だよ」と言ってくれた。イッセー尾形のひょうひょうとした中にも熱い思いを感じさせる演技は武四郎にとっても、武四郎を応援する視聴者にもささるものだった。

稚内にいる武四郎を丘珠に戻したのは、担当だった圭吾からの「会いにきて」という手紙とそれをもってきた悠太(高杉真宙)の友情だった。さらに武四郎は圭吾の感染症について北海道中の医師に問い合わせをしていた。植野(安田顕)も驚くネットワークが出来あがっていた。そして、圭吾は無事に手術できるまで回復する。手術に入ろうとしたそのとき、悲劇は起きる。大地震が北海道を襲ったのだ。最終回となる12月19日放送予定の第11話では、手術が延期になった圭吾のことや発生した大地震に対応する北海道の医療関係者が描かれる。最終回、悲しみの涙ではなく、喜びの涙で終わりたい。

武四郎の母親を演じた大竹しのぶは朝日新聞に週に1話のコラムを持っている。12月9日(金)のコラムに「PICU小児集中治療室」のことが書かれていた。有料記事なので詳細は避けるが、そこには自分の夫が癌で亡くなったことと役のリンク、息子役の吉沢亮との9分以上にわたる一発取りの旅館のシーンについての想いが詳細に書かれていた。二人は初共演だったが、本当の親子のように見えた理由もわかる。仲良し親子のオフショットは大竹しのぶのオフィシャルインスタグラムにも掲載されている。
大竹しのぶインスタグラム

毎話心に染み入る話の続く「PICU小児集中治療室」も12月19日でラストを迎える。

■前回:第10話ネタバレあらすじ
志子田武四郎(吉沢亮)は、母親(大竹しのぶ)の死、圭吾(柊木陽太)を救えなかったという思いから、PICU科長・植野元(安田顕)のデスクに退職願を置いて丘珠病院を後にする。

それを知った矢野悠太(高杉真宙)、涌井桃子(生田絵梨花)、河本舞(菅野莉央)の3人は、武四郎のことを心配して彼の家を訪ねる。だが武四郎は、「ひとりにしてくれ」と言って悠太たちを追い返してしまう。そして、自宅からも姿を消し、どこかに行ってしまった。

植野は自分が若い医師の希望を積んでしまったと後悔していた。

そのころ、武四郎は稚内にいた。実は、一人で自宅にいたとき、山田医師(イッセー尾形)から子供の症状について問い合わせの電話が入ったのだ。自分を頼ってくれた山田医師の元に武四郎は向かっていた。山田は武四郎のことを優しく迎えてくれて、今までの辛い思いなども聞いていた。武四郎にとって心のリハビリの時間が送れ、前を向き出した。そして丘珠病院にも自分の居場所を伝えた。すると、悠太がやってきた。驚く武四郎に悠太は一通の手紙を見せる。それは圭吾からのものだった。圭吾は「僕に会いに、函館まで会いに来てください」と書いてきたのだ。一時は意識もなくなるほどだったが、奇跡的に回復していた。

丘珠病院に札幌共立大学救急科科長の渡辺純(野間口徹)が武四郎に面会にやってきていた。今までしつこいくらい質問メールをしてきたのに、最近、全く来ないので心配になったという。それは渡辺だけではなく何人もの先生も心配していた。植野は驚くが、渡辺は「我々は医者なんだ」と権力争いと医療は別だといい、大勢の医師でカンファレンスを始める。

札幌の圭吾に会いに行くと、圭吾は武四郎の病院に戻って積極的な治療がしたいという。絶対に死にたくないと生きる意志を見せると、自分でご飯を食べるまでに回復を見せる。武四郎は丘珠病院に復職し、圭吾を迎え入れる準備を始める。

桃子は無事にかわいい赤ん坊を産んだ。陣痛の時に「医者を辞めようと思ってんだろ。そんなの南ちゃんが許さないからね」と武四郎を激しく罵ったことについては産後はとぼけて見せた。

武四郎は植野と二人で鮨屋で食事をする。植野は北海道の他の病院の先生たちが助けてくれないと思っていたことを反省し、北海道は広いけど心はつながっていると話した。そして武四郎に「医者を生涯の仕事にするか考えなさい」と伝えた。植野は丘珠をやめることを決めていた。現在のスタッフ全員を残すことを条件に札幌共立大学救急科科長の渡辺の息のかかった医師が自分の地位につくことを了承した。

圭吾の症状が軽くなり、ついに補助心臓を入れる手術が始まった。しかし、北海道で大きな地震が発生してしまい、手術は延期になってしまった。

■最終回:第11話あらすじ
北海道で大きな地震が発生し、徐々に各地の被害状況が明らかになってきた。武四郎(吉沢亮)は、地震の影響で直前になって手術が中止・延期になってしまった小松圭吾(柊木陽太)くんのことが心配でならない。やっと感染症が落ち着いて手術までこぎつけ、手術台にあがったのにと。

北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)を中心に、情報の収集が続けられ各市区町村に地域の病院と連携をとるよう通達を出す。

そんな中、丘珠病院のPICU科長・植野元(安田顕)のもとへ、道東総合病院のERから連絡が入る。地震の影響でトンネルが崩壊し大勢の人が巻き込まれた。植野は、体制を整えようとするが……。

フジテレビ 10月10日スタート、月9「PICU小児集中治療室」。出演:吉沢亮、安田顕、生田絵梨花、高杉真宙、菅野莉央、甲本雅裕、中尾明慶、正名僕蔵ほか。番組公式Twitterアカウントは「@PICU_cx」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ月9「PICU小児集中治療室」番組公式サイト

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