「百人力執事~願い、かなえます~」第9-10話:送れない手紙~発覚したウソ!ネタバレ、見どころ、キャスト・カメオ

2022年12月22日15時30分ドラマ
画像:MBC『일당백집사』番組サイトより

韓国MBC「百人力執事~願い、かなえます~」(水・木よる9時50分から)の第9話と第10話では、ドンジュ(ヘリ)に対して心を開いたキム執事(ジュン)がまた心を閉ざしてしまう!この回のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。本作はPrime Videoにて独占配信している。



「百人力執事~願い、かなえます~」は、死者と話ができる葬儀ディレクターのペク・ドンジュと、1件100ウォンから依頼者の執事となって奮闘する便利屋「百人力(イルダンペク)」従業員のキム執事が、力を合わせて故人の願いを叶える相互共助ロマンス。
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■キャスト
ペク・ドンジュ役:ヘリ(Girl’s Day)
キム執事(テヒ)役:イ・ジュンヨン(ジュン/U-KISS)
ヴィンセント役(キム執事の叔父):イ・ギュハン
ソ・ヘアン役(巡警):ソン・ドクホ
イム・イルソプ役(ドンジュの上司):テ・インホ
神父ミカエル役(ドンジュの叔父):オ・デファン
ペク・ダルシク役(ドンジュの父):パク・スヨン
ユ・ソラ役(ドンジュの友人、准看護師):ソ・ヘウォン
ヒョン・ジェンファ役(ドンジュの友人、卓球クラブ講師);アン・ションホ
 ほか

■第9話「送れない手紙」
キャンプでドンジュにこれまで封印していた弟の事故の話をする。かつて医師だったキム執事は、星を見に行く約束をした日に弟ジュノが交通事故に遭い、自分が勤務する病院に運ばれたが弟を救えなかったと。ドンジュも、これまでに一度だけ小学生の故人に出会ったが、自分よりほかの人のことを心配する少年だったので、今も胸が痛いと話し、ジュノもきっとその少年のように恨んでいないはずと慰める。

翌朝、一晩中星を見ていたかったのにと、悔しがるヨセフにテヒは、泣きたいときは泣けばいいと教えてやる。もう1泊したかったが、ヨセフが母を心配して帰るといい、残念ながら帰ることに。ヨセフはすっかり元気になり、テヒとドンジュの距離もぐんと近く。

一方、チョンハの母親は医者を辞めたキム執事を蔑み、未練を残す娘を叱咤し、チョンハはそんな母親が男にだらしのないのを嫌って家を出る。チョンハは荷物を持って百人力事務所に押しかける。キム執事はドンジュと食事に出かけようとしていたが、突然のチョンハの訪問にドンジュが気を利かせてその場を去る。

実は、ジュノが事故に遭った日。もう一人事故を起こした運転手が運び込まれた。チョンハが担当し、何とか一命を取り留めたが、あとでジュノを死なせた加害者だと知りチョンハはショックを受けた。さらに、ジュノはチョンハに渡す指輪を届けるため事故に遭ったのだった。そのことを知らないチョンハは、自分に罪がないならなぜ別れなくてはならないのかと、キム執事にしがみつく。苦しむチョンハを見て、キム執事は自分だけ幸せになってはいけないと再び心を閉ざしてしまう。

翌朝、チョンハはドンジュを強引に車に乗せて出勤し、「テヒ(キム執事)とよりを戻すためにやってきた。今夜テヒの誕生日に2人で食事する」とけん制する。

その日のドンジュが担当する故人は病弱な女子高生ソリン。ソリンは自分の治療費に苦労する両親のためにも死んだことを喜んでいた。ソリンの頼みは好きな先輩テヒョンに渡せなかった手紙を渡してほしいというもの。テヒョンは病気をからかう男子学生からソリンを助けてくれた。手紙にはその時の感謝と先輩への想いが綴ってあった。テヒョンのロッカーにソリンの手紙を入れてやるドンジュ。死んだことに後悔はないというソリンだったが、好きになってもらえなくても直接先輩に想いを伝えればよかったと話す。ドンジュは、ソリンの後悔をきいて、初恋の人がいることで素直になれなかった自分を反省し、キム執事の元へ駆けつける。

ジュノの事故と巡警ヘアンはどんな関係があるのか?そんなヘアンがドンジュに恋の病。ヘアンの症状がまさに自分と同じ心境だったことに戸惑うテヒ。せっかく距離が縮まったドンジュとの距離だが、チョンハの登場でまたしても距離を作ってしまったテヒ。また、最初に担当した少年がジュノだと知ったときドンジュはどうするのか?

ドンジュに勇気を与えた故人ソリンの初恋が描かれる素敵なエピローグもお見逃しなく。テヒョンもまたソリンが好きで、ソリンのロッカー52番に手紙を入れていた。ドンジュはその手紙を見つけ、ソリンの祭壇に供えた。




百人力画像:MBC『일당백집사』番組サイトより■第10話「発覚したウソ」
「好きです。テヒさんのことが好きなんです。負担をかけたくなかったから、自分の気持ちを抑えてみたけれど、もうそれがうまくいかない」と告白したドンジュ。だがキム執事は「僕は違う」と立ち去る。だがその後彼が向かったのはチョンハの母親の元だった。クリニックを開業できるビルの一室を用意してキム執事に医師に戻れと言うチョンハの母親。キム執事は、チョンハとは決してよりは戻さず、医師に戻る気もないと宣言。そして「ほかに好きな人がいる」と告げる。憤慨する母親はすぐにチョンハに電話してこのことを話す。戻ったチョンハはキム執事に「クズ野郎」と暴言を吐いて百人力から出ていく。

その頃、キム執事にフラれたドンジュは友人たちとやけ酒。帰り道でしゃがみこんで泣きだしてしまう。そんなドンジュを見かけたヘアンが見守りながら送っていく。テヒもまたドンジュへの想いをどうすることもできないでいた。翌朝、ぎこちなく挨拶するキム執事に、告白したことを謝るドンジュ。

ドンジュがヴィンセントと一緒に会社の命令でライバル会社の偵察に行った帰り、百人力に両親も友人もいないという女性ダミンから結婚式の代理友人の依頼が入る。ドンジュも友人として協力することに。

一方、ヘアンがドンジュに「好きです」と前触れ無しの告白。ドンジュは好きになってくれたことを感謝しながらも「好きな人がいる」と謝る。平気なそぶりをするヘアンは、百人力の事務所で「ドンジュに好きな人がいてフラれた」と大泣き。そんなヘアンは2年間配属願いを出していたボンス警察署への配属が決まり、刑事に昇進する。

依頼を受けた結婚式にドンジュとテヒが恋人同士として参加することになった。新郎はそんな二人の参席を喜んで迎えてくれるが、新郎の友人の一人がドンジュの元カレだった。おしゃれしてきたドンジュを見て惚れ直す元カレ。

新婦はかつてドンジュが担当した故人の妹だった。故人の最後願いは「いつか妹に会ったら、彼女の話を聞いてあげてほしい」と言うもの。妹の結婚式に出席したがっていた兄。はからずも故人の願いをかなえてあげたドンジュ。新婦がトスしたブーケをドンジュが受け取った。

代理人の仕事は順調にいったが、元カレがトイレに立ったキム執事を呼び止める。見逃してほしいと頼むテヒに、ドンジュと付き合っているのかと絡む元カレ。ドンジュを振ったことを残念がる元カレは、ドンジュを侮辱し結婚詐欺呼ばわりする。ドンジュを侮辱されて堪忍袋の緒が切れたキム執事が元カレを殴りつけ騒ぎを起こしてしまう。代理出席は新郎の家族にもバレてしまい、ドンジュは新婦に謝る。自業自得という新婦。一方テヒは新郎に謝罪するが、新郎は全て知ったうえで新婦のために知らないふりをしていたのだった。だが新郎はテヒとドンジュの関係だけは本物だと思ったと話し、後悔しないようにとアドバイスする。

帰路、ドンジュは自分のためにキム執事が騒ぎを起こしたことを謝る。ところが、キム執事は「好きじゃない」とウソをついたこと、勇気を出さなかったことを謝り、ドンジュにキスする。そして「好きだよ」と告白する。

その頃、ボンス警察署に刑事となったヘアンは、交通事故の取り調べで病院へ向かう。そこで、医師チョンハを見かけて驚く。

ドンジュが酔って帰ってきたことを知っていたキム執事。朝一番で彼女のために酔い止め薬を用意、そしてヴィンセントがドンジュを車で送ってやると知ると、さりげなく車に置く気配り。それを知りながらもそ知らぬふりで、ドジュに渡してやるヴィンセント。こんな優しい「百人力」なら安心して頼みごとができそうだ。

また、ドンジュの父親ペク・ダルシクの優しさが伝わるのもこの回。葬儀ディレクターを今もしていることを内緒にしているドンジュだが、ダルシクもまたマンションの警備員をしていることを黙っている。

9話、10話とチョンハの母ミラン役で出演するのは「黄金のポケット」などに出演しているチ・スウォン。


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MBC番組サイト
 韓国放送:2022年10月19日~ MBC 水・木21:50~
Youtube予告動画(日本語字幕なし)

kandoratop【作品詳細】【「百人力執事」を2倍楽しむ】