「なぜオ・スジェなのか」第1-2話：ソ・ヒョンジンとファン・イニョプの過去が明らかに！？ネタバレと見どころ

ソ・ヒョンジン＆ファン・イニョプ主演韓国ドラマ「なぜオ・スジェなのか」の第1-2話では、TKローファームのエースであるソ・ヒョンジンが最年少で代表弁護士に選ばれた矢先、予期せぬスキャンダルに巻き込まれる姿が描かれた。左遷先のロースクールでソ・ヒョンジンを待っていたのは、彼女の過去を知る謎の青年ファン・イニョプだった…。気になるあらすじと見どころを紹介していこう。「なぜオ・スジェなのか」は1月1日（日）より、Prime Videoにて配信を開始する。

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「なぜオ・スジェなのか」は、成功だけを追いかけて心が空っぽになってしまった冷徹非情な弁護士オ・スジェ（ソ・ヒョンジン扮）と、そんな彼女を守るためなら何も怖くないというロースクールの学生コン・チャン（ファン・イニョプ扮）による、切なくもどこか胸がときめく物語。

■キャスト
オ・スジェ役：ソ・ヒョンジン
コン・チャン役：ファン・イニョプ
チェ・テグク役：ホ・ジュノ
チェ・ユンサン役：ペ・イニョク
チェ・ジュワン役：チ・スンヒョン
チョ・ガンジャ役：キム・ジェファ
ナ・セリョン役：ナム・ジヒョン
ナム・チュンプン役：イ・ジニョク
ペク・ジンギ役：キム・チャンワン
他

■第1話あらすじ
真っ白なワンピースに飛び散った真っ赤な血…。鏡の前に立ったオ・スジェ（ソ・ヒョンジン）は、顔についた血を洗い流す。そして、ゴミ箱にハイヒールを捨てたスジェは、裸足のまま外へ出た――

国内大手のTKローファームでエース弁護士として活躍するスジェ。しかし、女性でしかも高卒の彼女に対する風当たりは強く…。先輩のミン・ヨンべ（キム・ソンヒョク）に代表弁護士の座を奪われそうになったスジェは、合同で進めるハンスバイオ売却に関するミーティングの場で、ヨンべが相手側から賄賂を受け取っていたと暴露。これによって、ハンスバイオの件を単独で担当することになるスジェ。さっそくクライアントのハン・ギテク（チョン・ジェホン）に提出された資料が不足しているようだと指摘したスジェは、「近々取りに伺います」という。隣でこれを聞いていたソン・ミリム（イ・ジュウ）は、GOサインを出し…。

しばらくして、オフィスに現れた強面の男たちに資料を根こそぎ持ち去られたと聞いたギテクは驚愕。すぐさま叔父でハンスグループの会長ハン・ソンボム（イ・ギョンヨン）にこれを報告すると、ソンボムは怒りをあらわにした。ひとまずスジェの暴走を止める為、スジェを代表弁護士に就任させるというTKローファームの会長チェ・テグク（ホ・ジュノ）。スジェが次期代表弁護士に内定したという知らせは、またたく間に広まった。

その夜、女性弁護士の集まりに参加したスジェは、そこでSPパートナーズのユン・セピル（チェ・ヨンジュン）と顔を合わせる。SPパートナーズはスジェが担当するハンスバイオの売却に、最も意欲を見せている会社だった。余計な誤解を招くとし、すかさず席を立つスジェ。するとセピルはスジェが持ち去った資料の中には、想像以上のものが隠されているはずだと話す。

翌朝、テグクに呼び出されたスジェはとある任務を任されることに。それは国会議員のアン・ガンフン（イ・テソン）に関する案件だった。水商売の女性と関係を持ったガンフンが、強制的に強姦されたと相手の女性から訴えられたというのだ。これにはどこか気に入らないといった表情のスジェ。実はガンフンはスジェの交際相手だった。予期せぬ形で恋人の浮気の事実を知ったスジェは、必死に許しを請うガンフンに向かって「土下座して頼め」と一言。

その後、被害者のパク・ソヨン（ホン・ジユン）と会ったスジェは、同じハイヒールを履くソヨンを見て「家族は知っているの？あなたの仕事のこと」と尋ねた。あくまでも同意の上での性関係だったと主張したスジェは、「パク・ソヨンさん、あなたは酒に酔って判断力がなくなっていた。アン・ガンフンとは会ったこともない。いいわね？」と告げ、部屋を後にした。

ガンフンの一件を処理したスジェが会社を出ようとすると、上から何かが落ちてくる。それは他でもない、スジェに性被害を訴えていたパク・ソヨンだった。タクシーで自宅へ戻ったスジェは、ワインで睡眠剤を流し込む。しかし、先ほどのソヨンの大きく見開いた目が忘れられず、一晩中うなされるスジェ。気を引き締めて会社へ向かうスジェだったが、マスコミはスジェのせいでソヨンが自殺をはかったと騒ぎ立てた。社内でもスジェの代表弁護士就任を懸念する声が相次ぐと、「この中に私ほどTKに貢献した人がいる？私がTKよ、そしてTKこそがこの私よ」とスジェ。

テグクに誘われて水産市場へ向かったスジェは、しばらく休むようにというテグクの言葉に耳を疑った。テグクから告げられたのは、ソジュン大学のロースクールで兼任教授を務めるというものだった。もちろんスジェはそれを断るも「これは提案ではない、命令だ。TKはお前のものではない、俺のTKだ。忘れるな」とテグク。憤りを隠せないスジェは、誤って足元に魚をこぼした市場の青年にビンタを食らわす。その後、海に向かったスジェは一人、涙を流した。

結局、言われた通りロースクールの兼任教授を務めることとなったスジェ。教室には、先日スジェがビンタした青年コン・チャン（ファン・イニョプ）の姿が。自己紹介を終えて教室を出ていくスジェを追いかけたチャンは、そこに佇むスジェを見て「また会った、オ・スジェに…」と呟く。
©SBS

■第2話あらすじ
かつての恩師で、現在はロースクールの院長を務めるペク・ジンギ（キム・チャンワン）に挨拶へ向かうスジェ。パク・ソヨンの一件で奈落に落ちた自分のイメージを払拭しようと、スジェはリーガルクリニックのセンター長を引き受けたいと話す。

スジェに代わって代表弁護士に就任したのは、テグクの長男チェ・ジュワン（チ・スンヒョン）だった。勝手に出された休暇届けのせいで、ローファームへの立ち入りまで制限されてしまったスジェ。一方、ロースクールではスジェが教授だと知って、学生たちが次々に授業をボイコット。教室に残ったのはチャンとチェ・ユンサン（ペ・イニョク）の二人だけだった。するとスジェは、授業の成績優秀者へTKローファームのインターン弁護士の席を約束し、さらに1年分の学費を支援すると公示した。これを知った学生たちは慌てて教室へ戻った。

パーティー会場でテグクと顔を合わせたスジェは、自分が持ち去った資料を巡ってソンボムと議員のイ・インス（チョ・ヨンジン）がそれぞれコンタクトを図ってきたと明かす。何が望みかと聞かれたスジェは、「売却の総括責任者は私です」とスジェ。その後、廊下でスジェに声をかけたソ・ジュンミョン（キム・ヨンピル）は、慣れた手つきでスジェの身体に触れる。嫌がるスジェを無理矢理抱きしめようとするジュンミョンを見て、チャンが止めに入る。謝罪しろと引き止めるチャンに平手打ちを食らわすジュンミョン。その瞬間、スジェは市場でチャンにビンタした日のことを思い出した。市場での件を謝り、「今日の件は見なかったことにして」とスジェ。

翌日、女子学生の一人がジュンミョンにセクハラされたと掲示板に告発文を貼り出す。二次会の場でジュンミョンに身体を触られ、無理矢理キスされたと主張するナ・セリョン（ナム・ジヒョン）。同じくその場にいたナム・チュンプン（イ・ジニョク）が証人だというセリョンだったが、チュンプンはセリョンの誤解だと語った。結局、セリョンがジュンミョンを陥れようと嘘をついたことにされてしまう。セリョンはスジェに助けを求めるも、「名誉毀損で控訴されたくなければソ教授に謝りなさい。それしか方法はない」とスジェ。無念を晴らしたければ確かな証拠を持って来いと言われたチャンは、友人たちと協力して捜査を行う。

その後、カラオケボックスのCCTVを入手したチャンは、皆の前で映像を再生。そこに映っていたのは、ジュンミョンが部屋を出たすぐ後に乱れた洋服を直しながら部屋から出て来るセリョンの姿だった。さらに、ジュンミョンが検事時代に売春で摘発された事実を明かすチャン。しかし、ジュンミョンの妻は証拠能力がないと一蹴。つづいて意見を求められたスジェは、持参したUSBの映像を流す。そこには、ホテルの廊下でスジェに抱き着くジュンミョンの姿が映っていた。

まさかスジェがホテルのCCTVまで公開すると思っていなかったチャンは、「素敵でした」と一言。そして、セリョンを好きだと勘違いするスジェに「僕が好きなのは教授です」と告白するチャン。エレベーターの中で手を握られたスジェは、驚きのあまりその場に固まってしまう。

――10年前、腹違いの妹を殺害した疑いで捕まったチャンは、必死に無実を訴えたが、誰もその声に耳を傾ける者はいなかった。そんなチャンの弁護を務めたのが、当時まだ弁護士になりたてのスジェだった。チャンの言葉を信じて最後まで戦ったスジェ、しかし結果は惨敗。裁判で懲役10年の判決が下ると、スジェは隣で絶望するチャンの手をそっと握りしめた。翌年、真犯人が捕まりチャンは釈放されたが、相変わらず世間の風当たりは強かった。その後、キム・ドングからコン・チャンに名前を変えたチャンは、新たな人生をスタートさせる。

■見どころ・感想
©SBS

「浪漫ドクター キム・サブ」「僕が見つけたシンデレラ～Beauty Inside～」「君は私の春」のソ・ヒョンジンが、トレードマークの笑顔を封印して冷徹非情な女弁護士に扮する！ソ・ヒョンジンが演じる主人公スジェは、自分の感情を押し殺してただ上に登り詰めることだけを目標に生きる女性。第1話の冒頭では返り血を浴びても悲鳴一つ上げず、淡々と鏡の前で血を洗い流すスジェの姿が登場した。てっきりスジェが誰かを殺したのか？と思わせるワンシーンだったが、すぐにそれが誤解だとわかる。しかし、スジェが担当する事件の被害者がよりによってローファームの屋上から飛び降り自殺を図ったことで、スジェに対する風当たりはより一層強くなり…。結局、ロースクールの兼任教授として左遷されてしまう主人公。

一方、そんなスジェに想いを寄せる青年役に「女神降臨」「アンナラスマナラ－魔法の旋律－」のファン・イニョプが抜擢された。序盤から惜しみなくスジェに愛情を注ぐコン・チャンの姿に、胸キュン間違いなし！第2話では、スジェとチャンの過去が明らかとなった。新人弁護士時代にチャンの弁護を担当していたスジェ。しかし、すっかり大人になって名前を変えたチャンに、スジェはそれがかつて共に戦った少年だとは気付いていない様子。裁判には負けてしまったものの、唯一自分の言葉に耳を傾けてくれたスジェは、チャンにとって忘れられない存在となった。2人のロマンスの行方から目が離せない！

また、チャン・チョンファ扮するスジェの唯一の親友で医師チェ・ジュニの夫役でクォン・サンウ、スジェの恋人役でイ・テソンがカメオ（特別出演）出演。それぞれどの場面で登場するのか、お見逃しなく。

ソ・ヒョンジン主演の「なぜオ・スジェなのか」は、Prime Videoにて1月1日より配信される予定だ。
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