「百人力執事~願い、かなえます~」第11-12話:秋がくる時~対面!ネタバレ、見どころ、キャスト・カメオ
秋、「ごめんね」のキスでついにキム執事(ジュン)とドンジュ(ヘリ)の恋が実った!韓国MBC「百人力執事~願い、かなえます~」(水・木よる9時50分から)の第11話と第12話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。本作はPrime Videoにて独占配信している。
「百人力執事~願い、かなえます~」は、死者と話ができる葬儀ディレクターのペク・ドンジュと、1件100ウォンから依頼者の執事となって奮闘する便利屋「百人力(イルダンペク)」従業員のキム執事が、力を合わせて故人の願いを叶える相互共助ロマンス。
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■キャスト
ペク・ドンジュ役:ヘリ(Girl’s Day)
キム執事(テヒ)役:イ・ジュンヨン(ジュン/U-KISS)
ヴィンセント役(キム執事の叔父):イ・ギュハン
ソ・ヘアン役(巡警):ソン・ドクホ
イム・イルソプ役(ドンジュの上司):テ・インホ
神父ミカエル役(ドンジュの叔父):オ・デファン
ペク・ダルシク役(ドンジュの父):パク・スヨン
ユ・ソラ役(ドンジュの友人、准看護師):ソ・ヘウォン
ヒョン・ジェンファ役(ドンジュの友人、卓球クラブ講師);アン・ションホ
ほか
■第11話「秋がくる時」
自分の心に素直になったキム執事がドンジュに「好きだ」と告白し、二人はキスを交わす。「喜びも悲しみもなく暮らすつもりが、ドンジュと会って幸せになりたくなった。この手を離さない」というキム執事の頬にキスするドンジュ。そんな2人を予想したように、叔父たちヴィンセントとミカエル神父は2人が結ばれるまであと少しと予想していた。
ドンジュの次の担当は、地方(チョナン)で葬儀する老夫婦。介護施設で妻が亡くなって1分後に夫が亡くなった。故人の願いは、妻は世話の焼ける夫と別の墓にしてほしいというモノ。口では文句を言いながらも死んでからも夫の世話を焼く妻。夫の願いは夫婦仲よく並んだ祭壇の前に妻の好きな柿を備えてほしいというもの。老夫婦は仲良く手を繋いで天国への道をゆっくり歩いて行った。
ヴィンセントはミカエル神父を食事に招待する。2人でデートをしたかったキム執事とテヒも仕方なくお付き合い。食後のレクリエーションは花札。買い出しを理由に抜け出したキム執事とドンジュは夜のデートを楽しむ。ところがその様子をチョンハの母親が見ていてチョンハに教える。傷口に塩を塗るような母親の仕打ちに、チョンハは死ぬまで会わないと絶交を言い渡す。
そんなある日、チョンハの母親ミランが亡くなり、ドンジュが担当となる。喪主を務めるチョンハは母に言った酷い言葉を後悔する。訃報はキム執事にも届くが弔問に行くのをためらっていた。そんなキム執事に弔問に行くように勧め、そこでチョンハとの関係を終わらせてほしいと頼むドンジュ。故人となったミランの願いはキム執事をチョンハに返せと言うモノ。ドンジュは「私もキム・テヒさん(キム執事)を愛しています」と故人の頼みを始めて断る。
ドンジュが弔問にやってくる。キム執事の顔を見てチョンハは初めて涙を流す。休憩で外に出たドンジュは、医師たちがチョンハとキム執事が寄りを戻すといううわさ話を聞いてしまう。それに気づいたキム執事は帰ってきたドンジュに「今はペク・ドンジュだけだから、余計な話は聞かなくていい」と話す。
納骨の後、チョンハは母の墓前で「自分自身を傷つけることを辞めるから、心配しないで」と最期の挨拶をする。
ドンジュは訪ねてきたキム執事の祖母と偶然出会う。祖母は息子がヴィンセントと名乗るのも便利屋稼業も気に入らない。孫のキム執事に母親の為にも医者に戻るよう話す。翌朝、キム執事とドンジュは祖母と3人で散歩に出かける。明るく気遣いのできるドンジュを気に入っていた祖母だが、葬儀会社に勤めていると聞くと「テヒともども、早くいい職場を探さなきゃいけないね」と言う。その時祖母が取り出したスマホの待ち受けを見たドンジュは驚く。弟ジュノは、ドンジュが初めて担当した少年だった。
ヘアンもまた、ドライバーを借りに来てキム執事と弟の写真を見つけ、事故に遭って死んだのがキム秘書の弟と知りショックを受ける。
外国名コンビのヴィンセントとミカエル神父のやり取りが可笑しい。聖歌をバックの花札も傑作だ。素直に好きと告白してからのキム執事のデレデレぶりがすごい。出張先まで花束を持って迎えに行ったり、職場への送り迎えまで…。そんな明るい雰囲気の中、ヘアンの存在が気になる。
画像:MBC『일당백집사』番組サイトより■第12話「対面」
ドンジュが初めて担当した故人がキム執事の弟ジュノだった。その時ドンジュは自分の不思議な能力に気づかされ、恐怖に少年を置いて逃げ出した。ドンジュは後悔し、部屋のナンバーロック鍵の数字を少年の命日にしたのだった。
キム執事を呼び出したドンジュは、故人になったジュノに会った日のことを打ち明け、ジュノを一人にして本当に悪かったと謝る。ドンジュはやっと指輪をキム執事に渡して故人の願いをかなえた。キム執事はドンジュに謝ることはないと言ってやる。翌朝、祖母は冷蔵庫いっぱいにおかずを入れて、ジュノの命日に出るのが辛いとひと足先に帰っていく。
一方、ヘアンもまた事故に遭った少年がキム執事の弟と知り、ショックを受ける。当時、警察学校の卒業式を目前にしたヘアンは警官服を着て現場にいた。チョンハが助けた加害者男性は今も昏睡状態で病院にいた。そしてヘアンは加害者の弟だったのだ。
仕事帰りに、迎えに来てくれたキム執事に指輪を見つけてジュノ家に届けに行っていたのだが、キム執事の家族は引っ越した後だったことを話す。会話の中で、当時現場に警察官がいたとジュノが話していたと聞き、気になるキム執事。
別の日。昼休み時間にドンジュは、看護士の母親を訪ねてきた少女をみかける。少女はお腹を空かしておりドンジュにトッポギを御馳走してほしいと出ねだる。少女はアイドルを目指していて、オーディション用の動画をドンジュに撮ってもらい、2人はまた会う約束をして別れる。
キム執事の両親がやって来て2年ぶりに親子は対面する。祖母が残したご馳走をみんなでいただく。キム執事は幼い息子を亡くした両親の悲しみの原因を作ったことを申し訳なく思っていた。そしてドンジュと会って、自分も葬儀の席にいるのがつらすぎで逃げ出したと話す。そんなキム執事に「故人たちは残された遺族を生かしてほしい、悲しみを和らいでほしいと願っている」と教え、ジュノのことを覚えてあげるよう慰める。その頃、ヘアンは兄の病室で、事故の日のことを思い返していた。
キム執事は母の手を握り、明日一緒に納骨堂に行こうと誘う。キム一家は、やっとジュノの死と向き合うことができた。だが、キム執事にはもう一つかたずけることがあった。寒そうな格好をして出勤したヘアンにジャケットを渡し、ドンジュと付き合っていることを打ち明け謝る。警察署からの帰りに2年前の担当のソ刑事と遭遇したキム執事は、事故当時に近くの交番の巡査がいたと聞く。
ドンジュが次に担当した故人は仲良くなった少女ソラだった。生活苦に耐え切れず母が心中を図ったのだ。素敵な部屋やきれいな洋服を着せられてはしゃいでいたソラだったが、自分が死んだと聞き、「生きたい」と泣き出してしまう。ドンジュは次に母親に触れるが、故人は起き上がらなかった。
神父に会ってそのことを話すと、「母親は娘と自分の命を奪う2つの大罪を犯したため、ドンジュに会えるという神からのギフトをもらうことはできないのだ」と教える。だが、ドンジュはソラの願いを聞いていない。せめて歌っている動画を撮ってやればよかったと悔やむ。何もしてやれなかった。ジュノにも、苦しむキム執事にも何もしてやれない自分が神の祝福なのかと涙する。
一人ソラの動画を見るドンジュはその動画をSNSにアップする。動画はニュースでも取り上げられ、動画の中のソラは「“永遠”に生きたいからアイドルになりたい」と話していた。アナウンサーは、「子から苦しみを除くという心理の裏に、子を個人より所有物として扱う態度が見えます」と、“心中”という親のエゴに警鐘を鳴らした。ドンジュは、「あなたを永遠に記憶するわ」とSNSに書き込んだ。ソラは一人で天国への道を歩いていた。
ドンジュとキム執事の出会いは偶然ではなかった。必然、運命だった。ジュノを見捨てたと謝るドンジュだが、彼女のお陰でキム執事たちはジュノの死に向き合うことができた。また今回は、“心中”についても考えさせられた。
第3話、11話、そして今回、ジュノの祖母役で登場したのは「ミス・モンテ・クリスト」のソヌ・ヨンニョ。
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◇MBC番組サイト
韓国放送:2022年10月19日~ MBC 水・木21:50~
◇Youtube予告動画(日本語字幕なし)
【作品詳細】【「百人力執事」を2倍楽しむ】