百姓軍団が大活躍!宮藤官九郎脚本、染谷将太主演によるNHK正月時代劇「いちげき」を1月3日に放送!

2023年01月01日11時20分ドラマ
©NHK

2023年1月3日(火)に放送される宮藤官九郎脚本のNHK正月時代劇「いちげき」(夜9時から)は百姓が主人公の新感覚の時代劇!染谷将太、町田啓太、伊東沙莉、松田龍平ら豪華俳優陣が幕末の江戸を舞台に躍動する痛快青春エンターテインメント!予告動画は番組サイトで視聴できる。



小説『幕末一撃必殺隊』が原案のコミック『いちげき』を原作とした物語を宮藤官九郎が脚本を担当し、染谷将太が主演を務める2023年正月時代劇「いちげき」。舞台となるのは大政奉還直後の江戸。町を騒がせている勤王浪士を自称する者や薩摩藩士により結成されたテロ集団「御用盗」に対抗するため、秘密裏に結成された農民たちによる特殊部隊“一撃必殺隊”の活躍を神田伯山の講談を織り交ぜながらコミカルかつエネルギッシュに描く。

小柄だが高い身体能力を持ち、頭が切れる主人公・丑五郎(ウシ)役を染谷将太、丑五郎の友達で侍への強い憧れを持つ市造(イチ)役を町田啓太が演じる。他にも元新選組隊士・島田幸之介役に松田龍平、隊の飯炊き娘・キク役の伊東沙莉をはじめ、神通力が使える癒しキャラ・ワサこと和三郎役を塚地武雅、ひょうひょうとしたお祭り男センこと仙太郎役を岡山天音、心優しい大男ヨネこと米吉役を高岸宏行、お調子者で女好きのウメこと梅吉役を細田善彦、俊足のマツこと千代松役を上川周作が演じる。そして隊を指揮する勝海舟役に尾美としのり、敵対する御用盗最強の男・伊牟田役に杉本哲太、御用盗首謀者の相楽総三役にじろうなど個性豊かな俳優陣が集結した。

歴史に名を残した偉人ではなく“百姓たち”庶民を主人公とした本作。百姓たちが権力の弾圧にもがき苦しみ、その中で成長していく姿が描かれるところは新しい感覚の時代劇と言えるだろう。そしてその脚本を担当するのが「木更津キャッツアイ」(TBS、2002年)や「あまちゃん」(NHK、2013年)「俺の家の話」(TBS、2021年)などテンポの良い展開に加え、笑いあり涙ありの群像劇で記憶に残るドラマを生み出してきた宮藤官九郎による脚本となれば期待に心躍るというもの。

また、脚本を読んだ染谷将太は「原作にはない宮藤さんオリジナルの部分がたくさん入っていて、あの時代にはないセリフが出てきたり、講談が入ったり、バラエティー豊かだなと感じました。」とコメントし、あえて時代劇だということを意識しないように努めたことを明かしている。(「NHK_PR」より)本作が宮藤官九郎にとって初の本格時代劇の脚本となるが、果たしてどんな言葉や演出で楽しませてくれるのか、クドカンワールドに期待が高まる。また、大立ち回りもこのドラマの見逃せないポイントだ。新選組仕込みの訓練を受ける一撃必殺隊の面々だが、大河ドラマ「青天を衝け」(2021年)では土方歳三を演じて注目を集めた町田啓太が、今度はどんなアクションを見せてくれるのかにも注目したい。

侍たちに虐げられてきたウシたち百姓に巡って来た“一撃必殺隊”への入隊というチャンス。葛藤を抱えながらも、侍になる覚悟を固める彼らを待ち受ける厳しい訓練、そして迎えた一撃必殺隊と薩摩藩による御用盗との激突。果たしてウシたちは侍たちとの戦いに勝利することができるのか?笑って泣ける青春活劇「いちげき」で爽快に2023年の年明けのスタートを切ろう。

■あらすじ
大政奉還直後の江戸では、薩摩藩が幕府を挑発し、武力による討伐を企んでいた。ろうぜきの限りを尽くす薩摩藩士に対し、大規模な戦を避けたい勝海舟(尾美としのり)は、村の力自慢や大男、機転の利く男などを集め、秘密裏に“私設部隊”を立ち上げる。多額の報酬が目当てで集まった丑五郎(染谷将太)や市蔵(町田啓太)ら百姓たちは、初めて握る刀に動揺を隠せない。元新選組隊士の島田幸之助(松田龍平)に特別な訓練を受けながら日に日に成長を遂げる丑五郎たちに、ついに襲撃の命が下る。「一撃必殺隊」と名づけられた彼らは、雄叫びを上げて勢いよく出陣するのだが・・・。

■キャスト
染谷将太 
町田啓太
伊藤沙莉
塚地武雅
岡山天音
高岸宏行
細田善彦
上川周作
西野七瀬
工藤阿須加
じろう
奥野瑛太
尾美としのり
杉本哲太
松田龍平

■スタッフ
原作:松本次郎『いちげき』/『幕末一撃必殺隊』永井義男
脚本:宮藤官九郎
音楽:遠藤浩二
語り:六代目 神田伯山

NHK正月時代劇「いちげき」番組公式サイト