水谷豊×寺脇康文「相棒21」犯人役常連の中山忍が登場!心中事件なのか、殺人なのか?第12話ネタバレと第13話予告

2023年01月12日10時54分ドラマ
@テレビ朝日

右京(水谷豊)の推理力と亀山薫(寺脇康文)の体力は還暦すぎても衰えていなかった!1月18日の夜9時からは第13話「椿二輪」が放送予定!右京の行く先で事件は起きる!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

1月11日に第12話「他人連れ」が放送された。「ひょんなことから」知り合った親子連れと思われる中年男性・南野(駒木根隆介)と小学生・武志(潤浩)のコンビに「気になる」ところを見つけてしまう特命係の右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)。些細なことが気になって仕方ない右京の観察眼と記憶力が事件を解決に導いた。犯人の部屋で一瞬見た「猫柄」のエコバック、倒れた女性の持ち物の診察券に記載された住所、目撃者の部屋にあった作業着に書かれていた会社名などなどだ。ドラマ内では亀山薫に「若い頃と違う」と指摘されていたが、その能力は健在だ。



そして、体力勝負の亀山薫も最初にかなり肥満体の南野をおいかけても巻かれてしまった際には「やっぱり還暦か」と思わせたが、その後、真犯人の岡村を仕留めた際「俺もまだ現役バリバリなんだよ!」と宣言し、年齢に負けていないことを主張した。14年ぶりに相棒となった右京と薫の会話も注目されている。

1月18日に放送される第13話は、愛人と心中したと思われる画家をめぐる妻と愛人の憎悪が描かれる。一緒に心中を企てながら一命を取り留めた愛人・アカネ(花澄)が画家を殺したのか?殺人事件だと訴える妻(中山忍)の隠したい真実とは?

■前回:第12話ネタバレあらすじ
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)が車で住宅街に出ていたところ、突然、小学生くらいの男の子・武志(潤浩)に声を掛けられ、父親とみられる南野(駒木根隆介)という男性と一緒で、家まで送ってほしいという。南野が財布を落としたということで、要望に応えて、マンションまで送るが、右京は2人の様子に違和感を覚える。南野は不登校気味の子どもをたまに外に連れ出したというのだが、2人が助けを求めてきた場所には子どもが楽しめそうなものは何もなかった。

同じ頃、都内のアパートの203号室で、半グレのメンバーが刺殺される事件が発生していた。被害者・安田は5年前に押し込み強盗で5千万もの大金を奪った前科があり、最近、主犯格の男・中山が刑務所内で急死し、5千万もいまだ見つかっていない。角田(山西惇)の話ではカジノで全額使ったということを中山が話していたが、それは怪しいということだ。

そんな中、201号室のアパートの住民から、子連れの男が逃げるのを見たとの証言があることを右京は聞きつける。場所から考えて、前日、家まで送った親子が、何らかの事情を知っていると踏んだ右京と薫は、再びマンションを訪問する。2人の周辺を調べ始めるが、その矢先、親子は行方をくらましてしまう。南野はリフォームの訪問販売をしていた。勤務先に行ってみると、南野に子どもなどいないことがわかる。

2人を探すために、南野が最近訪問していた場所を探す。すると一軒の家の前で近所の人から、武志はその家の子どもだということを知る。両親は離婚していて、今は弁護士の父親と武志がその家に住んでいるが、父親は不在がちで、武志は家に引きこもっていることが多い。しかし、最近は中年の男性と一緒に笑っている声が聞こえていたという。そして南野の写真を見せるとそれがその中年男性であることがわかった。

実はそのとき、家の中に南野がいた。武志をかくまってもらっている元恋人・亜紀(土居玲奈)の機転で南野は家から逃げ出すことに成功した。

右京と薫は武志の父親である工藤弁護士が務めている事務所に行く。すると、工藤の元に安田が訪ねてきていて、中山の5千万円を返せと言っていたという。さらに工藤がトランクルームを契約していることを知り、そこの調査に向かう。トランクルームの中は空。防犯カメラを調べると、南野と武志が一回訪問して大金に驚く様子が映っていた。しかし、そのときは金に手をつけていない。さらにテープを進めると南野が全額持ち出していることもわかった。

そのころ、武志は父親を監禁しているという男性に連れ出されていた。そして南野にも連絡が入る。慌ててその場に向かう。武志の口に貼られたテープをとり、縄をほどこうとしていると男性がやってきた。安田が死亡していたときに目撃者となった201号室の岡村だ。2人に向かってナイフを下ろそうとすると右京と薫がやってきた。右京と薫は岡村の元を訪ねた時、部屋にあった作業着から岡村が務めている会社を割り出していた。さらに、岡村の部屋にあった猫柄のエコバックが「ふさわしくない」と思って記憶に残っていた。猫柄のバックは南野た亜紀とおそろいで買ったものだった。

事件の真相は、安田が工藤弁護士から中山の金を奪うために202号室に監禁した。そこで工藤を脅していたが、おんぼろアパートのため、201号室の岡村にその声が聞こえていた。トランクルームの鍵を工藤から安田が奪ったところでそれを獲ろうと計画したが、その前に安田をもめて安田を殺してしまった。そこにやってきた南野を遅い、財布を盗んだが、そこには鍵はなかった。そして、武志と南野を脅して金を取ろうとしたところを右京に捕まったのだ。

南野に「どうして警察に届けなかったのか」と聞くと、南野は武志から「きっと父親が悪いことをしている」と聞き、警察に行かないでほしいと懇願されたという。訪問販売で工藤の家に行った際、さみしそうにしている武志に自分の子どもの頃を思い出して、声をかけたのが始まりだったと話す。武志は母親に引き取られたが、南野にむかって満面の笑みを浮かべていた。

■第13話あらすじ
右京(水谷豊)は、亀山薫(寺脇康文)とともに画家・牧村遼太郎の展覧会を訪問していた。男が、油絵を切り裂き、来場者に怪我を負わせる事件に遭遇してしまう。その絵『椿二輪』は、遼太郎が自身と愛人を二輪の花に例えたといわれる遺作で、完成直後に心中を企てた曰く付きの作品だった。心中相手は、画家・大宮アカネ(花澄)だけが一命を取り留めていた。

しかし、遼太郎の妻・智子(中山忍)は、自分こそが『椿二輪』のモデルだと主張する。心中騒動は、アカネによる殺人だと訴えていた。確かに、心中の様相は不可解で、遼太郎が自分の胸にナイフを突き立てていたのに対し、アカネは神経毒を摂取するというチグハグなものだった。

テレビ朝日 10月12日スタート「相棒season21」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒season21」番組公式サイト

【2022年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】