NHK「DOC あすへのカルテ」第11話で医療過誤の証拠をマルコが盗み出そうとするが…ネタバレと第12話のあらすじと予告
1月15日(日)「 DOC(ドック)あすへのカルテ 」(NHK総合、夜11時)第11話“すれ違い”が放送され、アンドレアはジュリアと恋人同士だったことを知らされた。次回第12話“二度目のチャンス”は1月22日(日)に放送される。NHK番組公式サイトで予告動画と15分のダイジェスト動画を公開、NHK+では最新話を見逃し配信中だ。
「DOC(ドック) あすへのカルテ」は、イタリアの病院で医長を務めていた実在の医師の実話をもとに制作されたオリジナルドラマ。過去12年間の記憶を失った主人公アンドレアが、医者から患者へと立場が変わったことに戸惑いながらも、1人の男として、そして医師としての人々の人生に関わりながら、自らの人生を再建していくヒューマンストーリーだ。
1月15日に放送された第11話「すれ違い」 で、ついにパヴェシに対する医療過誤の証拠が公表された。しかし、記憶を失っているアンドレアは、それがマルコの故意によって引き起こされたこととは知らず、すべては医長である自分の責任だと思い込み直接パヴェシの両親に謝罪した。そんな中、マルコは妻に指示されて証拠の医療記録を盗みだすことになるのだが、慣れない不正行為にドキドキ。そのコミカルな様子は、彼が決して悪い人ではないことが物語られた。しかし、せっかく盗み出した証拠も、アンドレアが書類を写真で残していたため、マルコの苦労は水の泡に…。評議会はマルコとアンドレアに責任を取らせようとするが、アニェーゼによって阻止され、2人は辞職せずに済んだ。
一方、アンドレアはジュリアから自分たちが恋人同士だったことを明かされ、いけ好かない人物になっていた自分がジュリアを利用していたのではないかと危惧する。ジュリアからきちんと愛されていたと聞かされたアンドレアは、2人の関係を始めからやり直そうと決意した。ところが、実は2人がつき合っていたとアンドレアから聞かされたアニェーゼは思わず嫉妬にかられる。
ダヴィデと養子をもらう手続きを進め、断ち切ったはずのアンドレアへの愛に、再び心かき乱されるアニェーゼ、そうとは知らず、自分が新たな一歩を踏み出すことを嬉々として報告するアンドレア。2人の心のすれ違いはまだまだ続きそうだ。
次回1月22日に放送される第12話では、重大な列車事故で大勢の患者が病院に運ばれてくる。人手が足りなくなり、アンドレアも医師として患者と接することに。そんな中、パヴェシの件で医師としての罪悪感にさいなまれたマルコが苦悩、そして、リッカルドはかつての恋人マリアと偶然再会を果たし…。
■前回:第11話「すれ違い」ネタバレあらすじ
司法試験の最中に突然記憶障害を起こしたモニカが入院してくる。司法試験へのチャレンジが原因で離婚し、夫と子供を失ったモニカにとって、今回の試験は重要だった。診断書をもらえば再試験が受けられるというのだが、医師たちは病名を特定できずにいた。
そして、パヴェシの医療記録を見つけたアンドレアは、マルコに相談する。マルコはこの事実が公表されると内科の評判、しいては研修医たちの未来にも関わってくると今は公表しないようアンドレアを説得する。パヴェシの件で悩むアンドレアは、ジュリアに2人の関係が恋人同士だったと明かされさらに苦悩する。
ガブリエルとアンドレアは、モニカの首のリンパ節が腫れていることに気付き、トキソプラズマ症と診断するが、それだけでは症状を改善できず白血病も疑いCTと骨髄採取を行なう。その後、見舞いにやってきた元夫・エドアルドの腕に、カポジ肉腫をみつけたアンドレアはエイズの可能性に気が付く。エイズウイルスの潜伏期間が長く、エドアルドが、8年前モニカが娘を出産した後に感染し、モニカに移していたことが明らかになる。モニカは昏睡状態に陥るが、正しい診断が下された結果、なんとか持ち直し、再試験を受ける権利を受け取ることができた。
一方、突然両腕が動かなくなったという若いドラマー を担当することになったアルバとリッカルドは、様々な検査を行なうがまったく原因が見つからない。近々ニューヨークでの重要な仕事があるというドラマーは苛立ちを隠せず、研修医たちを非難する。ところが、ドラマーがこれまでにも重要な仕事が入るたびに同様の症状が出ていたという言葉から、リッカルドは精神的な症状ではないかと気がつく。ドラマーの腕は元通り動くようになり、精神科のエンリコがこれも病の一種だと説明する。
ジュリアに告白するも失恋し、大事にしてきた妹の引っ越しも決まり傷心のロレンツォは、学生時代の恋人キアラを訪ね、薬物におぼれるように…。そして、故郷エチオピアの婚約者からのメッセージを受け取ったガブリエルは、村の診療所建設が着々と進められていることを聞かされ、恋人となったエリサとの関係を断ち切ることを決める。
なかなかアニェーゼと予定が合わず、パヴェシの医療記録を明かせなかったアンドレアは、誰の許可も得ずにジョバンニ・パヴェシの両親を訪ねてしまう。療養のために自宅に戻っていたジョバンニの父は、アンドレアに息子の死の原因は同じ名前の患者を対象とした薬の投与であったと聞かされ激怒。翌日、パヴェシ家の弁護士は病院を告発、アンドレアは評議会に召喚され、患者の医療記録を見つけたことを明らかにする。評議会はアンドレアとマルコに責任を取らせようとするが、アニェーゼが従業員を不当に解雇することに反対する。
■次回:第12話「二度目のチャンス」あらすじ
電車の脱線事故で大勢の患者が運び込まれ、内科でも負傷者を受け入れることになり、アンドレアも特別に許可を与えられて、医師として対応する。頭痛を訴えるジョヴァンニはしきりに帰りたがるが、彼の行動や所持品を見てアンドレアは不審に思う。顔に大やけどを負ったモデル、腹部から出血している女性とその息子と思われる子ども、心肺停止の車掌、次々と患者が運ばれてくるが、リッカルドが担当することになったのは義理の姉で恋人でもあったマリアだった…。
■キャスト
アンドレア・ファンティ:ルカ・アルジェンテーロ(声:安元洋貴)
ジュリア・ジョルダーノ:マティルデ・ジョリ(声:沢城みゆき)
アニェーゼ:サラ・ラッザーロ(声:日髙のり子)
マルコ・サルドーニ:ラファエレ・エスポジト(声:星野貴紀)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
マルコ・サルドーニ:ラファエレ・エスポジト(声:星野貴紀)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
リッカルド・ボンヴェーニャ:ピエルパオロ・スポッロン(声:大河元気)
アルバ・パトリツィ:シルヴィア・マッツィエリ(声:上杉華子)
エリーザ・ルッソ:シモーナ・タバスコ(声:葉山那奈)
ガブリエル・キダーネ:アルベルト・ブバカル・マランキーノ(声:野澤英義)
ほか
原題:DOC - NELLE TUE MANI
制作:2020年 イタリア
【放送予定】 総合 毎週日曜夜11時 2022年10月9日スタート!
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:イタリア語)字幕放送有り]
◇NHK「DOC(ドック)あすへのカルテ」番組情報サイト
◇YouTube「DOC(ドック)あすへのカルテ」吹替版予告編
◇YouTube「DOC(ドック)あすへのカルテ」字幕版2分30秒予告編