チョン・ドヨン、チョン・ギョンホが出演する『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』の第7話と第8話が2月4日（土）、5日（日）に韓国tvNで放送され、Netflixでも独占配信開始、ネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。

●Netflixで独占配信の韓国ドラマ



「イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜」では、ハンドボールの元韓国代表選手で、現在は総菜屋の社長のナム・ヘンソン（チョン・ドヨン）とトップ数学講師チェ・チヨル（チョン・ギョンホ）のほろ苦いロマンスを描く。
※各話のネタバレあらすじと場面写真、見どころ、キャストなどは【「イルタ・スキャンダル」を2倍楽しむ】でまとめて紹介。

ナム・ヘイ（ノ・ユンソ）のために家庭教師をするチェ・チヨル（チョン・ギョンホ）。ヘイの家庭教師をするために自宅へ向かっているところを、ヘイのクラスメート、パン・スア（カン・ナオン）と母親のスヒ（キム・ソニョン）が、車の中から見つめていた。

■第7話あらすじ
tvN drama 公式YouTubeチャンネル映像よりキャプチャー

ナム・ヘンソン（チョン・ドヨン）は、パン・スア（カン・ナオン）と母親のスヒ（キム・ソニョン）が、車からチヨルのことを凝視しているのを発見。急いでチヨルの携帯に連絡し、ヘイの家庭教師の件がバレることを阻止する。

チヨルの家庭教師のおかげで、ヘイは9月の模試で、数学で満点を取り校内1位となる。ヘイをライバル視しているスアはいら立ちがおさまらない。そんなスアは昼食時に激しい腹痛に襲われ、病院へ運ばれる。スアは「ソンジェ（イ・チェミン）がスアに医大対策クラスのテキストを渡していたから1位になれたんだ！」と母親に訴える。

ヘイが校内1位になったことでヘンソンは大喜び。早速チヨルに連絡し、お礼を言う。「俺が教えているから当然」とチヨルはクールに決めるが、ヘンソンとの電話を切ったあとにガッツポーズをする。

ヘンソンはヘイが1位になったことを祝うため、パーティーを計画した。チヨルを誘い、パーティーが盛り上がった勢いで、男女に分かれハンドボールとフットバレーで対決することになる。

ヘンソン、ヘイ、ヨンジュ（イ・ボンリョン）のチームにチヨル、ジェウ（オ・ウィシク）、チ室長（シン・ジェハ）のチームは歯が立たない。圧勝して喜ぶヘンソンの笑顔を見て、チヨルはときめいてしまう。そしてフットバレーをしている時に腕をケガしてしまったチヨル。ヘンソンが手当をするために顔を近づけてきたことから、チヨルの胸は高鳴る。

ヘンソンのことを既婚者だと思っているチヨルは、胸が高鳴っている自分に対して動揺し、カウンセラーに相談する。「いつもと違うことをしてみては？」とアドバイスをされ、プライド学院のチョン室長の紹介で、チヨルのファンだというピアニストとデートをすることになる。

一方でプライド学院のビルから転落死したヨンミンに事件性があると感じている刑事が、パチンコ玉を打たれ、被害届を出したヘンソンを訪ねる。その様子を不安気な様子で見ているソンジェの母、チャン弁護士（チャン・ヨンナム）。

ある日、ヘイの家庭教師が終わったあと、腕をケガしたチヨルを心配してヘンソンが昔から通っている韓医院に誘う。戸惑いながらもOKしたチヨルは「俺はケガしている。講師にとって手は大切だ」と自分に言い聞かせて帰宅する。

韓医院へ行く当日、どんな服を着ていけばいいのか、あれこれ考えるチヨルだが、そんな自分にいら立つ。一方でヘンソンもヘイに「今日、チヨル先生と韓医院へ行くんでしょ？　洋服を着替えたら？」とアドバイスされる。

韓医院の医師は、チヨルの身体はボロボロだと全身に鍼を打つ治療をし、怖がるチヨルは思わずヘンソンの手を握ってしまった。

治療のあと、ヘンソンはチヨルを馴染みの食堂に誘う。ヘンソンの指示どおり車を走らせると、チヨルにとって懐かしい場所にたどり着く。それはかつてヘンソンの母が経営していた食堂で、チヨルが常連として通っていた場所だった。

そこでようやくチヨルは、ヘンソンが貧しい時に食べさせてくれた恩人の娘であることに気付く。

tvN drama 公式YouTubeチャンネル映像よりキャプチャー

■第8話あらすじ
ヘンソンがチヨルを連れて行った食堂は、母の死後、知り合いが経営している食堂だった。
店の中はチヨルが通っていた頃と何も変わっていないため、タイムスリップしたかのような感覚をチヨルは味わっていた。

チヨルは父親が急な事故で突然亡くなってしまった時、喪服姿で歩いているところをヘンソンの母に呼び止められ、たくさんのごちそうを出してもらった。泣きながら食べたことを思い出したチヨル。

チヨルは思わずヘンソンに「お母さんはいつ亡くなったのか」と聞くと、ちょうどチヨルの父が亡くなった時期と同じころに交通事故で亡くなったことを知り、愕然とする。そしてなぜヘンソンの料理しか食べられないのか、ヘイをはじめとするヘンソンの家族に力を貸したくなるのか、理由がはっきりしたチヨル。

ヘンソンから母親の墓の場所を聞いたチヨルは、チ室長とともに墓参りに行く。そして親子で自分を食べさせてくれることに感謝し、なんとかヘンソンの力になりたいと思うようになる。そこでヘンソンが店舗を借りているビルのオーナーになり、家賃を半額にしたり、全部屋に冷房を入れたり、チヨルが持っている財力で世話を焼くようになる。

ヘンソンはなぜそこまでチヨルがしてくれるのか、不思議でたまらないのだが、ヨンジュが「あなたのことが好きなのよ。未婚者だって打ち明けたら？」と言い、戸惑う。

その頃、チヨルの評判を落とそうと躍起になっている同僚の数学講師、チン（チ・イルジュ）が、チヨルがヘイの家庭教師を内緒でやっていることに気付く。そしてそのネタを受験ママたちが集うSNS「SKYママ」に投稿しようと画策するのが、ネタ提供者と電話で話しているところをチヨルに見つかってしまう。「ナム・ヘイに手を出すな！　出したら名誉棄損で訴えてやる」とチンを殴り飛ばす。

ある日、ヘンソンの総菜屋のお弁当をチヨルの依頼でプライド学院まで配達すると、チヨルがデートしたピアニストにバッタリ会ってしまう。若くて美人な女性にヘンソンは複雑な思いを味わう。彼女はリサイタルの招待状をチヨルに直接渡すため、職場までやってきたのだった。

チヨルはリサイタルへ行くことは気が進まなかったが、チ室長に説得され、花束を持って会場に向かった。休憩時間中にヘイから勉強のことでメールがきたため、電話をするチヨル。するとヘンソンの悲鳴が聞こえ何事かとびっくりしたチヨルは、後半の演奏を聞かずに急いでヘンソン宅へ向かう。

ちょうどその時、ソンジェの兄・ヒジェのスマホに位置情報がわかるアプリをダウンロードしたチャン弁護士は、ヒジェが向かったマンションの前にいた。

そのマンションには、チン講師が住んでいるのだが、黒いフードをかぶった男がチン講師の部屋に押し入り、パチンコ玉で攻撃をしたのだった。

そしてもう一つの事件も起きようとしていた。ヘイがチヨルから家庭教師を受けていることが、スアとスアの母にバレてしまったのだ。ヘンソンが自宅前で「なぜリサイタルを抜けてうちに来たんですか？　ヘイのため？　他に理由はないんですか？」と問い詰めているところに、スアの母親をはじめとした、医大対策クラスに通う母親たちが車で待ち伏せていたのだった。

■第7話、第8話の見どころ
とうとうチヨルは、ヘンソンが貧しい頃に自分を食べさせてくれた食堂のおばさんの娘であることに気付いた。かつて常連として通った懐かしい食堂にヘンソンとともに行った時のチヨルの表情がとてもいい。昔を思い出し、ヘンソンの母親との素っ気なく見えるけれども温かいやりとりを回想するシーンを見ていると目頭が熱くなる。

「辛い時に思い出すと気力がわくことがある」とチヨルはチ室長にいっているが、それがまさにヘンソンの母とのやり取りだったのだ。食べ盛りの少年に「焦げたから食べな」といい、「焦げてないですよ…」と答えるチヨルを無視して厨房へ消えていく姿に、泣き笑いしてしまう。面倒見がいいヘンソンは、明らかに母からの遺伝子を受け継いだものだとわかる。

チヨルは「恋心ではない。恩人の娘だから気になるだけだ」と決着をつけようとしているが、次回はチヨルが自分の本心に気付きそうだ。

そしてヨンミン転落事故とチン講師襲撃事件の犯人が同じ黒いフードをかぶっていた。この犯人はソンジェの兄、ヒジェなのか？　またチヨルの心に傷を残した「中学生実母殺害事件」との関連性はあるのか？かつては有能な刑事として活躍していたソン刑事（ファン・ジェヨル）が、ようやく後輩刑事とともに事件の真相を暴こうとしているところに期待したい。

それにしても、今回はチヨルを敵視する数学講師、チン講師を演じるチ・イルジュがさりげなく存在感を示していた。イルジュは端正な顔立ちだが、「その男の記憶法」で、ムン・ガヨンが演じるハジンの主演映画の監督という役どころで出演していたが、実はストーカーだったというびっくりな展開だった。そのサイコパスぶりに震え上がった人もいるのではないだろうか。

今回もなかなかの悪者ぶりで、今後チヨルにどんな影響を与えるのかとドキドキしていたが、黒いフードの男に襲撃されたことで、彼の運命はどうなってしまうのだろう。

そして何よりもスアの母親をはじめとする受験ママたちにチヨルの家庭教師がバレてしまったことは痛い。いつかはバレるだろうと覚悟はしていたが、スアの母親が興信所を使って調べ上げたことに「そこまでやるか！」と突っ込みを入れてしまった。

今後、ヘンソンVS医大対策コース受験ママがどのように展開していくのか、ヒヤヒヤしながら見守りたい。

■スタッフ
演出：ユ・ジェウォン
脚本：ヤン・ヒスン、ヨ・ウノ
原題：일타 스캔들
制作：STUDIO DRAGON

■キャスト
ナム・ヘンソン役：チョン・ドヨン
チェ・チヨル役：チョン・ギョンホ
チ・ドンヒ役：シン・ジェハ
ナム・ヘイ役：ノ・ユンソ
ナム・ジェイ役：オ・ウィシク
キム・ヨンジュ役：イ・ボンリョン
他

Netflixシリーズ『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』2023年1月14日より独占配信開始！

◇Netflix
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【作品詳細】【「イルタ・スキャンダル」を2倍楽しむ】