韓国ドラマ「カジノ シーズン2」シーズン1冒頭の殺人事件に繋がる！第1-3話あらすじ・見どころ

チェ・ミンシク主演、カジノ王となった男の波乱万丈の人生を描いたディズニープラス スターで配信中の韓国ドラマ「カジノ」。12月21日から1月25日まで配信された全8話の続編となるシーズン2が2月15日より配信を開始。シーズン1同様初回は3話分が一挙に公開された。気になるあらすじや見どころを振り返ってみよう。

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「カジノ」は貧しい幼少時代を経て激動の時代の中で違法カジノで財をなしながらも全てを失った主人公、チャ・ムシクの再起を賭けた波乱万丈な人生物語だ。シリーズ各話のあらすじと見どころは【「カジノ」シリーズを2倍楽しむ】でまとめている。

■第1話「戻れない川」あらすじ
屋敷を襲ったテソク（ホ・ソンテ）を撃退しフィリピンから出ていくように警告したムシク（チェ・ミンシク）だが、テソクはマニラに移り、用心棒として再び職を手に入れる。やって来たコ会長（イ・ヘヨン）がムシクのカジノで大金を奪われた事を知ったテソクはムシクの陰謀だと吹き込む。

一方、サムギョプサル屋を営むチン社長（キム・ジュリョン）の自宅からは見に覚えのない麻薬が見つかり、罰金を巻き上げる為に警察が関与していると疑ったスンフン（ソン・ソック）は周囲の同僚と溝を深めてしまう。

そんな中、ムシクのホテルでは三合会と呼ばれる中国系マフィアと喧嘩したテソクが銃撃戦を繰り広げ、警察が出動する騒ぎに。自分に内緒で出動したと知って現場に急行したソンフンは、同僚のマーク（二コ・アントニオ）までもが逮捕したテソクをお金と引き替えにムシクに引き渡すのを目の当たりにして憤りと失望を覚える。

■第2話「暗殺者たち」あらすじ
テソクに対する中国系マフィアの敵意は深まる一方。そんな中、コ会長の金とムシクの関与を尋問する為に釜山を拠点とする暴力団ヤンド派の一味がフィリピンにやってくる。人脈を利用されておびき寄せられたムシクは絶体絶命のピンチに陥り、身柄をテソクに引き渡されたかと思えば今度はトランクに閉じ込められたまま貯水池に沈められてしまった。

絶望的な彼の運命を救ったのはテソクを尾行していた中国系マフィアだった。ムシクは一命を取り留め、中国系マフィアがテソクの部屋に毒蛇を放ち、テソクはその餌食に…。サングは偶然ムシクが彼らといる場面に遭遇するが、それがソジョン（ソン・ウンソ）らが殺された現場にいた男だと気づくと、ムシクに対する疑念を募らせる。

麻薬所持をでっち上げた犯人がムシクだと疑うチン社長、ホテル建設の際に投資した金の分け前を要求するもソクチュン（キム・ホンパ）に断れれたチェ代表（ソン・ヨンギュ）、ムシクと対立するチョ領事（イム・ヒョンジュン）。三人はふと殺し屋の話題で盛り上がるが、これが事態を思わぬ方向へ向かわせる事に…。

■第3話「はかない人生」あらすじ
三合会と組んでビジネスを始めようとムシクに相談するジョンパル（イ・ドンフィ）。しかし、相手をよく知るムシクはこれに反対。自暴自棄になったジョンパルはカジノで大金を使い果たしてしまい、ムシクは彼を韓国に送り返す事に決める。それでも裏で話をつけてジョンパルを借金から救ったムシクだが、フィリピンに戻っても金にだらしないジョンパルは悩みの種だった…。

一方、ソジョンらの殺害事件やコ会長の金の強奪に警察が関与している事を知ったスンフンは、裏でムシクが関与していると疑い、独自に捜査を始める。そんな彼の姿を見たマークは一度は溝を深めたものの、彼の捜査に協力し始める。両替商の防犯カメラを調べたスンフンは彼が事件前後にムシクと通話していた事実や、彼の背後には「ビッグボス」と呼ばれるダニエルという大物がいる事を突き止める。

そして運命の日が訪れた。こじんまりとしたオフィスにいたソクチュンはやってきた殺し屋によって白昼堂々銃殺されてしまう。

■見どころ
銃を持って屋敷に侵入してきたテソクと対面し、銃声が鳴り響く緊迫した展開で幕を閉じたシーズン1。視聴者が待ち望んだシーズン2がいよいよ配信を開始。しかも、シーズン1同様、初回は3話一挙配信とボリュームたっぷりだ。

第1話と2話ではシーズン1から続くテソクとの対立の結末が描かれ、銃撃シーンや、韓国からマフィアが殴り込んできて捕らえられたり生きたまま貯水池に沈められたりと手に汗握る展開が連続し、シーズン1の冒頭で描かれた殺人事件に繋がる「殺し屋」という新たな歯車が回り始める様子が描かれた。

奇しくも最近日本のニュースでも連日取り上げられるフィリピンの公権力の汚職についても触れられ、のん気だがスンフンと協力する姿が頼もしいマークまでもが現地の警察の汚職体質に染まっていたという事実や、それを知ったスンフンの葛藤する姿も印象的だ。

スリリングな展開が連続する中でも、隠喩的に描かれていたのは主人公ムシクの人情だ。自分を殺そうとしたテソクにも逃げるチャンスを与え、更には塩酸で溶かして始末すると恐ろしい脅しをかけながらも、それがフェイクである等、自分より年齢や立場が下の人物には目をかけている様子が描かれ、これが第3話でもメインに描かれる事になる。

第3話では忠告も聞かずに大金を失ったジョンパルに呆れ、彼の意識の低さに怒りながらも、「自分たちが見捨てたらあいつは終わりだ」と、本物の兄弟のように気にかける姿が描かれ、主にムシクの人としての情の深さに焦点が当てられた。

スンフンの活躍と、マークとの和解も印象的に描かれ、ソジョンらが殺された事件の真相に迫っていく展開に興味が掻きたてられる。

第3話のラストではシーズン1第1話の冒頭で描かれたソクチュンの殺害事件に繋がる。チン社長らが雇った殺し屋による犯行と見るのが妥当だが、当初描かれた展開どおりに進めばムシクがソクチュン殺害の容疑で逮捕される事になる。果たしてムシクはこのピンチをどう切り抜けるのか？これまでに描かれた時系列の明かされていない闇にはどんな思惑や真相が隠されているのだろうか？毎週水曜日に届くシーズン2のエピソードからも目が離せない。

「カジノ シーズン2」はDisney+ (ディズニープラス)スターにて2月15日に初回3話を配信開始、以降毎週水曜日に1エピソードずつ追加配信予定だ。

■スタッフ
監督・脚本：カン・ユンソン「犯罪都市」

■キャスト
チャ・ムシク：チェ・ミンシク『オールド・ボーイ』『悪魔を見た』「新しき世界」
オ・スンフン：ソン・ソック「私の解放日誌」「恋愛体質〜30 歳になれば大丈夫」
ヤン・ジョンパル：イ・ドンフィ「恋のスケッチ〜応答せよ 1988〜」
ソ・テソク：ホ・ソンテ「イカゲーム」
ほか

◇公式サイト
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【作品詳細】【「カジノ」シリーズを2倍楽しむ】

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