「罠の戦争」“目撃女性”冨手麻妙が“鴨井大臣”片平なぎさを脅迫!草彅剛の巧妙な罠に愕然!第7話ネタバレと第8話予告

2023年02月28日11時06分ドラマ
ⓒカンテレ、フジテレビ

2月27日(月)カンテレ/フジテレビ「罠の戦争」(毎週月曜、よる10時)の第7話が放送され、味方良介が突き落とし犯人で鴨井大臣の一人息子・文哉役で登場し、文哉が語れなかった“真実”に視聴者の注目が集まった。予告動画が番組公式サイトで公開されている。

「罠の戦争」 は、草彅剛が主演を務めた「銭の戦争」(2015年)「嘘の戦争」(2017年)に続く“復讐シリーズ”の第3弾。愛する家族を傷つけられた議員秘書・鷲津亨(草彅剛)が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快なエンターテインメント作品だ。



2月27日に放送された第7話で、亨の息子・泰生(白鳥晴都)を歩道橋から突き落とした犯人が、鴨井大臣の一人息子・文哉(味方良介)だということが判明した。亨が追及した当初は、息子が犯人だということを認めなかった鴨井大臣だが、目撃者を使って罠を仕掛けられ、やむなく真相を打ち明けることとなった。

冨手麻妙が演じた、行方がわからなかったOL風の女性・鯨谷美也 は、雑誌の記事が出たとたんに亨の元を訪れたのだが、目撃証言をする前に、ちゃっかり謝礼のことを持ち出してくるような狡猾をもち、実に怪しい…Twitterでも「あの目撃者の女性は本物なの?」「お金目当ての虚言じゃない?」「目撃者の女性、脅し慣れてる」と、実は彼女は謝礼金目当てにやってきた詐欺師ではないかという説が浮上。そうだとすれば、鴨井大臣を手慣れた様子で脅した度胸にも納得。あと30秒でいいから、彼女が何者だったかの種明かしのシーンが欲しかった。

亨の罠で息子が事件を起したことを認めた鴨井大臣は、自分勝手な“欲望”も認め、今後は息子を切り捨て、どんな手を使っても“日本初の女性総理”になり、そして弱い人たちのために闘うと誓う。息子に罪を償わせず、自分の名誉を守ために隠ぺいするというやり方は、息子のためにも自分のためにも間違っていたが、弱い人たちのために闘うという政治家としての信念は本当のものなのだと…思いたい。

それとは別に、鴨井は息子からきちんと事件の話を聴いているのだろうか?亨が文哉を“殺すつもりだったのか”と詰問したとき、「違う、僕は…」と何か言いたげだった文哉。その言葉の後には、何が語られるはずだったのだろうか?まだ何か“嘘”や“罠”が隠されているということなのだろうか?

次週3月6日に放送される第8話で、鶴巻に敵対した亨に竜崎総理が救いの手を差し伸べる。はたしてそれが、吉と出るのか、凶と出るのか…。そして、鶴巻に亨つぶしを頼まれた鷹野は、どう動くのだろうか?

■前回:第7話 ネタバレあらすじ
代議士となった鷲津亨(草彅剛)は、竜崎総理(高橋克典)の手助けで、鶴巻幹事長(岸部一徳)に“もみけし”を頼んだ人物が鴨井大臣(片平なぎさ)だと知った。険しい表情で鴨井の執務室を訪れた亨は、鴨井が庇う犯人が彼女の一人息子ではないかと問いただす。

しかし、鴨井は息子とは7年も会っていない、どこで何をしているかもわからないと言う。息子の話を持ち出したとたんに饒舌になった鴨井の様子に、亨は犯人が彼女の息子・鴨井文哉(味方良介) だと確信する。

亨は熊谷記者(宮澤エマ)に文哉について調査を依頼するが、女性の支援に心血を注ぐ鴨井を心から尊敬している可南子(井川遥)には、本当のことを言い出せないでいた。一方、鴨井は鶴巻幹事長から、息子を庇い続けるか、次期総理の座をとるかの決断をせまられていた。

蛍原梨恵(小野花梨)と蛯沢眞人(杉野遥亮)は文哉の居場所をつきとめるため、鴨井の秘書の小鳩を利用する。文哉が潜むアパートを突き止めた2人は、文哉が務めているファミレスで文哉の情報を聞き出すが、周囲に対し穏やかで優しい青年だということしか掴めなかった。

文哉を探っている途中で、眞人が泥棒に間違えられたことを知った亨は、危ない真似はするなと2人に釘を刺す。亨は自分がいつクビになるかわからないため、国会議員でいる間にできるだけのことをしようと、全ての陳情に目を通し仕事に励む。そして、眞人に兄のことを正直に話して謝ると蛍原に伝えた。

温厚な文哉が、7年前に一度だけキレて、同級生を追いかけてカッターナイフで怪我をさせたという事実を熊谷が掴んでくる。通行人に取り押さえられて通報されたが、結局事件はうやむやになっていた。事件を取り扱った管轄署は今回の事件と同じ警察署で、その当時すでに鶴巻派のホープとして注目を集めていた鴨井を守るために、鶴巻が隠ぺいさせたのだ。

亨は文哉が何を思っているのか知るために本人に直接問いかけることにした。何故息子を突き落としたのかと追及する亨に、文哉は「違う、俺は…」と何かを告げようとするが、パトロール中の警官に邪魔され、駆けつけた小鳩に文哉を連れ去られてしまった。

熊谷に「帽子の男」と「現職国会議員」の関係を記事にしてもらうと、身元が掴めなかったOL風の目撃者・鯨谷美也 (冨手麻妙 )が亨の元を訪ねてきた。帽子の男の顔を覚えているという彼女に文哉に写真を確認してもらおうとすると、女性は「いくら謝礼がもらえるのか?」と突然言い出し…。

その直後、今度は鴨井大臣の前に目撃者・鯨谷美也が現れ、現場に落としていったという帽子を見せ、息子が犯人だと知っていると鴨井を脅した。鴨井は彼女が望む金額を支払うと言うと、隠れていた亨が姿をあらわし、帽子も脅迫も罠だったと明かす。亨は鴨井の口から息子が犯人だということを語らせたかったのだ。

鴨井は鶴巻から息子がまた事件を起したことを知らされ、対処はすべて鶴巻に任せていた。その後亨の息子が被害者だとしり、贖罪のために病院を紹介したり、可南子をNPOに誘ったりしたのだという。

亨は鴨井の行為がすべて自分のためだけにやったことだと断罪する。「いちばんかわいいのは自分だけ。息子のためというのも嘘。全部自分の思い通りにしたいだけのくせに何が贖罪だ、ふざけるな!」すると鴨井は開き直り、「あなたのいう通り。でも、ほかに女性で総理大臣になれる人がいる?弱い人を守れる人がトップに立たなければ!…狂ってるわね。でも、総理になるって、そういうことじゃない?」と今まで以上に力強く政治への熱意を語る。

その晩、熊谷記者は真犯人が鴨井大臣の息子だったというゲラ記事をもって亨宅を訪れた。すべてを聞かされた可南子は、鴨井大臣への失望を隠せないが、仕事はこれまで通り続けると言った。

ところがその翌日、鶴巻幹事長の圧力で、記事は差し替えられてしまった。直接抗議しにきた亨に、鶴巻は「おかげで彼女は一皮も二皮もむけた」と礼をいい、これからは手加減しないと告げた。そして鷹野(小澤征悦)に亨をつぶすように命じ、鷹野は承諾した。

■次回:第8話 あらすじ
鶴巻が本気で自分をつぶしにくると覚悟をきめた亨。そうなる前になんとしてでも鶴巻の権力を奪うだけのネタを手にしたい…そう考えていると、鶴巻が国内債王手のIT企業と特別な関係にあることを匂わせるメールが届く。しかし、その差出人の名前を盗み見た眞とはみるみる顔を曇らせ…。

そのころ、政権交代を目論む取る麻紀は、鴨井を日本初の女性総理にしようと暗躍していた。竜崎総理は鶴巻をけん制するため、泰生(白鳥晴都)の事件を表沙汰にしようとする亨のバックアップする動きをみせる。すると事件は注目の的となり、可南子の元に多くのマスコミが押し寄せる事態に。そんな状況をある人物が離れた場所から見つめておりの…。


カンテレ「罠の戦争」は1月16日夜10時よりスタート。主題歌:香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」/出演:草彅剛、井川遥、杉野遥亮、小野花梨、坂口涼太郎、白鳥晴都、小澤征悦、宮澤エマ、飯田基祐、本田博太郎、田口浩正、玉城裕規、高橋克典、片平なぎさ、岸部一徳、水川かたまり/第7話ゲスト出演:味方良介 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@wananosensou」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「罠の戦争」番組公式サイト

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