チョ・スンウ主演、離婚を専門に扱う弁護士シン・ソンハンが様々な事情を抱えた依頼人の離婚訴訟に立ち向かうドラマ「離婚弁護士シン・ソンハン（原題：神聖なる離婚）」（全12話）が3月5日（日）より韓国JTBCで放送開始し、Netflixでも独占配信を開始した。気になる第1話のあらすじと見どころをチェックしてみよう。
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※視聴率は全国7.3％、首都圏8.1％。前々作「財閥家の末息子」、前作「代理店」に続き、本ドラマも高視聴率を記録し、JTBCドラマ第1回放送視聴率1位を獲得した（リールセンコリア調べ）。

「離婚弁護士シン・ソンハン」はある出来事を機にピアニストから法律家に転身した離婚専門の弁護士シン・ソンハン（チョ・スンウ）が、様々な事情を抱えた依頼人とともに複雑な離婚訴訟に立ち向かう、ウェブ漫画を原作としたリーガルドラマだ。

■第1話あらすじ
離婚を専門に扱う小さな法律事務所を営むシン・ソンハン（チョ・スンウ）。事務長として彼を支えるのは中学時代からの友人ヒョングン（キム・ソンギュン）だ。いつになく不機嫌なヒョングン。その理由は大好きだったラジオDJのイ・ソジン（ハン・ヘジン）が番組を降板してしまったせいだ。そんなタイミングで法律事務所のドアを叩いたのはまさにイ・ソジンだった。

不倫や性行為の動画が拡散した事で社会的信頼を失った彼女の依頼を一度は断るソンハンだが、一人息子ヒョヌの養育権を勝ち取りたいという彼女の切実な表情を見て依頼を引き受ける事に。

30分毎に誰といるのか写真を送らせたり、毎日誹謗を書き記したメモを妻に残す夫の過剰な執着心が明らかになる。離婚調停に臨むソジンとソンハンだが、息子ヒョヌが心に負った傷は思った以上に深く、ソジンを動揺させる事件が起こってしまう…。

■見どころ
「秘密の森～深い闇の向こうに～」シリーズ、「シーシュポス：The Myth」など近年出演した作品ではクールでカタいキャラクターを多く演じてきたチョ・スンウの久々の主演作が遂に公開された。

今回彼が演じるシン・ソンハンはこれまでの作品とは打って変わり、コミカルな役柄が新鮮なキャラクターだ。広いマンションに暮らしながらもトロット（韓国の演歌）に合わせて熱唱したり、ベッドに飛び込んでおならをしたりと、だらしなさも目立つ悠々自適な独身貴族を演じている。また、親友で事務長のヒョングン（キム・ソンギュン）と（日本円で600円程度）のキムチのシェアで揉めたりと、これまでにない演技で笑わせている。

事前に発表された設定では元はピアノ専攻でドイツで音楽大学の教授として過ごしていたが弁護士に転身したとあるが、第1話時点ではまだ彼の過去や弁護士になるに至った経緯は語られていない。それでも「養育権」というキーワードが、一度は依頼を断った彼を突き動かすきっかけになった事が明かされ、過去の出来事との関連性を示す伏線になりそうだ。

彼の中学時代からの友人で同僚のヒョングン（キム・ソンギュン）は元貿易会社の商社マンで早くに結婚したが別居状態。不動産を営むジョンシク（チョン・ムンソン）はソンハンに払う家賃を滞納して車や時計に大金を注ぎ込む派手な独身貴族だ。第1話では彼らが登場したものの、彼らの繋がりや、それぞれが抱える事情は描かれず、次回以降どのように作品に関連してくるのかも興味をそそる。

また、今回依頼人として登場したハン・ヘジン演じるソジンはメインキャストとして公式ポスターにも登場し、書類を持つ姿からは一過性のゲストではなく、ソンハンらの法律事務所で働き始めるのではないかという憶測を呼ぶ。

第1話では息子の心の傷が思ったよりも深い事を痛感したソジンが涙ながらに離婚調停を辞めたいと申し出るのに対して、離婚調停ではなく裁判に持ち込むと意気込むソンハンの想定外の発言に視聴者は驚かされると同時に、第2話への期待が一気に膨らんだに違いない。

「離婚弁護士シン・ソンハン」は、韓国 JTBCにて3月4日（土）より土・日曜午後10時30分から放送を開始、同日Netflixでも配信を開始した。

■スタッフ
脚本：ユ・ヨンア
演出：イ・ジェフン、イム・ジュンヒョク
韓国放送：2023年3月4日～4月9日（予定） JTBC
原題：신성한 이혼（神聖な離婚）
配信：2023年3月5日スタート Netflix

■キャスト
シン・ソンハン役　チョ・スンウ
チャン・ヒョングン役：キム・ソンギュン
チョ・ジョンシク役：チョン・ムンソン
イ・ソジン役：ハン・ヘジン
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