【最終章】「罠の戦争」正義の政治家・草彅剛の“闇堕ち”が話題に!第9話ネタバレと第10話予告

2023年03月14日11時28分ドラマ
ⓒカンテレ、フジテレビ

3月13日(月)カンテレ/フジテレビ「罠の戦争」(毎週月曜、よる10時)の第9話が放送され、鷲津亨の“闇落ち”が話題となった。次週第10話で、疑心暗鬼に陥った亨は裏切者探しにやっきになり!?予告動画が番組公式サイトで公開。第1話~8話のダイジェスト動画がTVerで配信中。

「罠の戦争」 は、草彅剛が主演を務めた「銭の戦争」(2015年)「嘘の戦争」(2017年)に続く“復讐シリーズ”の第3弾。愛する家族を傷つけられた議員秘書・鷲津亨(草彅剛)が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快なエンターテインメント作品だ。

3月13日に放送された第9話で、亨は鴨井大臣の辞任から弱体化した鶴巻幹事長をつぶすため、元警察署長に直談判、その後熊谷記者の協力の下、暴露記事で鶴巻をゆさぶり、さらに総理から辞任を提案されたことを記者たちにリークし、ついに鶴巻を幹事長の座からひきずりおろした。



しかし、その後政界で躍進していく亨は、権力の闇に導かれ、一転して人が変わってしまう。そのやり方は今まで犬飼や鶴巻らがやってきたような、自分の秘書に罪を肩代わりしてもらったり、支援者の便宜を図るために記事を差し替えるといった、悪どい方法だった。Twitterには「やっぱり黒鷲津 来ちゃった 」「鷲津さんがどんどん政界の悪しき人になっていく様は見てて心が痛む」と亨の豹変を悲しむコメントが寄せられ、このまま闇堕ちENDになるのではないかと不安も寄せられている。

誰かにとっての正義はだれかにとっての悪…自分が常に正義側にいると思い込んでいた亨は、ドラマ後半、自身の不正を虻川に暴かれて狼狽える。鶴巻に「恨まれる側、復讐される側に回った気分はどうだい?」と亨が自分たち側に堕ちてきたきたことをせせら笑われ…。

次週3月20日に放送される第10話では、政治家としての野心に火がついた亨がさらに暴走、今度こそ鶴巻を完全に排除すると(今は味方の)竜崎総理にに宣言する。鷹野や秘書たちからの信用も失墜しはじめ、家族をかえりみなくなった亨は、息子からも「カッコ悪い」と言われる始末…。

SNSでは「鷲津徹は偽善者」という中傷ビラを送りつけている人物への考察がとびかっている。予告動画では蛍原を疑うシーンがあがっているが、一番可能性が高いとされているのは兄の復讐相手が亨だと気づいた眞人。しかし、同時に眞人は何もかも承知したまま最後まで亨の味方になるはずという意見もでている。亨に出世で先を越されてしまった鷹野という可能性、そして後から味方についた貝沼という説も。

どちらにせよ、亨が“闇堕ち”した状態のまま進んでいくのは辛い…。

■前回:第9話 ネタバレあらすじ
鷲津亨(草彅剛)と妻・可南子(井川遥)のもとに、地元警察署の署長に就任した羊山が挨拶と“突き落とし事件”の経過報告にきた。前署長・辰吉(岩谷健司)は辞職し、隠ぺいも政治家からの圧力もなかったし、監視カメラ映像を消したのは初歩的なミスだと説明される。亨たちは当然納得できない。

鴨井(片平なぎさ)が関与を匂わせた鶴巻幹事長(岸部一徳)のもとには苦情や問い合わせが殺到。幹事長陣営が隙だらけの今が、鶴巻つぶしのチャンスだ。亨の後押しをするように、竜崎総理(高橋克典)がひきつづき事件の調査をすると発表する。

鷹野(小澤征悦)に辰吉の所在を調べてもらった亨は、いつものように眞人(杉野遥亮)と蛍原(小野花梨)に居場所を突き止めてもらう。妻の実家にいた辰吉を追いかけた亨は、辰吉と幹事長とのつながりに言及して挑発。すると辰吉は7年前に鴨井文哉(味方良介)の事件をもみ消したことを明かしてしまう。亨はこのまま辰吉だけが悪者になってしまっていいのかと問いかける。そこに熊谷記者(宮澤エマ)が現れる。後日、幹事長が隠ぺいを指示したことと体調不良であることが暴露記事として週刊誌に掲載された。

眞人が、亨に幹事長への復讐が終わったこの先、どうするのかと尋ねると、自分のように弱い立場の人を救いたいから、国会議員を続けると語った。

鷲津や可南子のもとに取材が殺到する。娘のいじめ被害解決に尽力してくれた、と朱雀も鷲津の人柄を記者たちに語る。可南子は、泰生(白鳥晴都)に、復讐も終わるのだから新しいことをどんどんやればいいと勇気づけられる。

暴露記事をうけ、幹事長が記者会見を開いた。事件の日、警察から犯人が鴨井大臣の息子だと連絡は受けたが、あとのことは秘書が勝手にやったことで自分はあずかり知らぬことだと言い切る。そして、軽い腎不全だが体調は大丈夫だと公言した。

総理に呼ばれた亨と幹事長。総理は提案として幹事長に辞職を促すが、幹事長は従うつもりはないと答えた。次に総理は亨に、マスコミを煽るようなことはやめて仕事に専念するべきだと助言し、亨の不正献金が明るみに出ることはないと保証。2人は総理の顔を立ててということで表面上和解した。

その直後、記者に囲まれた亨は、自分と妻の苦しみはわかるはずがないと怒りを表し、今、総理の前で幹事長から直接謝罪を受けたと話す。そして総理が幹事長に辞職を提案したことをわざと漏らす。亨は幹事長が地下駐車場にいることを記者たちに告げる。たちまち記者たちに詰め寄られた幹事長は体調を崩してその場で倒れてしまい、幹事長を辞職することに…。

夜、幹事長が倒れるニュースを見ていた亨は、可南子が今まで見たこともないような怖い顔をしていた。

総理は亨を内閣総理大臣補佐官に抜擢した。いじめ撲滅問題に力を貸してほしいという。退院した泰生と共に、久しぶりに3人で食卓を囲み、亨の出世も祝う。

NPOで働く可南子のもとに、地元に戻っていた鴨井がやってきた。鴨井はまた一から支援活動を始めているといい、息子の文哉も罪を償ってやり直すと話した。亨の出世を祝福するされた可南子は、亨が最近忙しすぎて家族との時間がとれなくなったこと、そして、ときどき何を考えているかわからなくなると不安を口にした。

亨は、朱雀の職場でのパワハラを記事にしないよう熊谷に頼み、その代わりに、野党参議院の議員の買春ネタを提供する。熊谷は、娘がイジメの被害者だからといって、父親のパワハラが許されるわけじゃないと断る。しかし、亨はすでに編集長に手を回し、記事を差し替えるよう手配していた。熊谷は「最低!」と亨をなじり出て行く。亨は「いつまでも記者と仲良くしているわけにはいかない」とつぶやく。

その夜バーで、やけ酒をあおる熊谷と鷹野が出くわした。熊谷は亨に記事を潰されたことを語り、場合によっては亨は鷹野も裏切りかねないと話す。鷹野は、そうなったらそれなりの対応をするまでと余裕をみせた。

そんな中、鷲津の不正について記事が出た。記念品代の水増しが暴かれてしまったのだ。貝沼(坂口涼太郎)は亨に責任を押し付けられ、それを知った眞人と蛍原は驚くしかなかった。

新任の蛭谷新幹事長の部屋に行った亨は、そこで主人然としている鶴巻と、鶴巻の私設秘書となった虻川と対面する。亨の不正記事は虻川(田口浩正)の手土産だったのだ。一方で、“鷲津亨は偽善者、必ず破滅させる”という内容の怪文書が各所へ送られ始めていた。

鶴巻は怪文書への関与を否定し、「恨まれる側、復讐される側に回った気分はどうだい?」と亨に問いかけた。

■次回:第10話 あらすじ
週刊誌に政治資金規正法違反の疑いをとりだたされた亨は鷲津は、それが幹事長を退いた鶴巻(岸部一徳)の仕業だとにらみ、虻川(田口浩正)が鶴巻の私設秘書として永田町に戻ってきたことにも一抹の不安を覚える。しかし、竜崎総理(高橋克典)のある一言で、いつの間にか芽生えた政治家としての野心に火がつき、今度こそ鶴巻を完全に排除すると竜崎に宣言。

鶴巻の不正を暴くことに躍起になった亨は、次第に代議士としての本来の職務をおろそかにするようになり、事務所内での結束が弱まり、可南子も、多忙を理由に家庭を顧みず、人が変わったかのような夫に複雑な思いを抱いていて…。

カンテレ「罠の戦争」は1月16日夜10時よりスタート。主題歌:香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」/出演:草彅剛、井川遥、杉野遥亮、小野花梨、坂口涼太郎、白鳥晴都、小澤征悦、宮澤エマ、飯田基祐、本田博太郎、田口浩正、玉城裕規、高橋克典、片平なぎさ、岸部一徳、水川かたまり ほか。番組公式Twitterアカウントは「@wananosensou」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「罠の戦争」番組公式サイト

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