【最終週】NHK朝ドラ「舞いあがれ!」新型コロナの時代を福原遥たち一家はどう生き抜くのか?第25週ネタバレと第26週予告

2023年03月24日09時31分ドラマ
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第25週のネタバレと第26週「私たちの翼」(3月27日~3月31日)のあらすじと見どころをご紹介!空飛ぶクルマを最初に操縦するのは舞(福原遥)なのか?柏木学生(目黒蓮)も再登場!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

1990年代から今を舞台に、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく舞(福原遥)の挫折と再生を描く「舞いあがれ!」の第25週が3月20日から放送された。ばんば(高畑淳子)を大阪に迎え入れた生活も落ち着き始め、長崎と大阪で遠距離恋愛している悠人(横山裕)と久留美(山下美月)の2人の関係もいい方向に向かっている。舞は仕事に邁進しているが、貴司は短歌が詠めずに苦しみ始める。



舞は東大阪の工場の技術と刈谷(高杉真宙)と玉本(細川岳)が開発する空飛ぶクルマを結つけるためにいろいろ奔走する。そんな中、2冊目の歌集を出版してから2年が経つ貴司はスランプに見舞われている。そんな貴司の様子に少し気がつきながらも、自分のことに精一杯で舞もなかなかその思いがくみ取れない。ついに貴司は短歌をやめるとまで言い出してしまう。しかし、それは「作りたいのに作れない」ためで、歌をやめたくはなかった。そんな貴司の創作意欲を取り戻させるために、パリにいる八木(又吉直樹)の元に向かわせる。ただ、それは2020年1月のこと。3月にはヨーロッパ、日本で新型コロナが蔓延しはじめ、緊急事態宣言が出されてしまう。この後、パリにいった貴司は、東大阪で空飛ぶ飛行機を開発する舞たちはどうなってゆくのか?

3月27日から放送される第25週で、半年続いた「舞いあがれ」も最終週となる。子どもの頃、父親である浩太(高橋克典)に連れて行ってもらった公園で飛行機に憧れ、その後、五島から帰る時に乗った飛行機にますます幸せを感じた。大学に進むと人力飛行機に出会い、それはパイロットへの夢へつながった。厳しい訓練で資格を得た者のリーマンショックによりその夢は絶たれ、父が残した町工場の再建に挑む。ここでも空への夢は忘れていない。飛行部品のネジ作りに挑戦したこともあった。その夢はかなわなかったが、最後に見ているのは空飛ぶクルマだ。実はオープニングの映像では、紙飛行機がばらもん凧に変わり、プロペラ機、人力飛行機、旅客機となって、最後に姿を現すのはホンダ社が設計している電動垂直離着機のような形なのだ。最終週に夢見る空飛ぶクルマで空を飛ぶのは舞と思われ、オープニング映像と舞の人生は見事にリンクしていることがわかる。

24日の放送後に公開された最終週の予告には、朝ドラの最終週らしく、これまでに登場した主要人物がみな勢揃いしていた。「その後」が不明だった柏木学生(目黒蓮)のにこやかな笑顔も登場している。念願だった空を飛ぶ舞の姿も見られ、明るい楽しい結末が待っている。

【第25週(2023/3/20-3/24)ネタバレあらすじ】
大学時代の人力飛行機サークル「なにわバードマン」の先輩、刈谷(高杉真宙)と玉本(細川岳)は電動垂直離着機「空飛ぶクルマ」の開発に取り組んでいる。舞(福原遥)は協力したいと御園(山口紗弥加)を説得する。東大阪の工場にとって大きなチャンスだと考えた。

そんな中、貴司(赤楚衛二)の元に編集者のリュー北條(川島潤哉)がやってくる。雑誌に連載しているエッセイの打ち合わせだが、北條はそろそろ次の歌集について準備をしたいという。しかし、貴司は短歌が詠めずに苦しんでいた。祥子(高畑淳子)が貴司の歌を褒めるものの、今現在、歌が読めなくなってしまい、苦しんでいる。北條は「苦しんで出てくる俳句」がいいからととりあえず帰って行くが、貴司はなにかを思い詰める。

舞は空飛ぶクルマについてさらに協力したいと工場を訪ねる。しかし、刈谷と玉本はもめていた。玉本曰く、開発が遅れているが、刈谷は理想通りに進めようとしている。開発が遅れれば開発費用が無くなり、スペアパーツも満足にできなくなるという。舞はなにか協力できないかと思うが、玉本は忙しい舞に自分たちで解決するという。しかし、空への夢は舞にとっても大きな夢だ。御園を説得して、業務提携を結ぶことにした。悠人(横山裕)には投資家を紹介してもらう。

投資家に見てもらえる水準の試作機を作ることに刈谷たちは没頭する。雑事はすべて「コンネクト」で引き受けているのでできることだ。なにわバードマン時代の先輩で大学の教授になっている渥美(松尾鯉太郎)も手伝い、開発が進んだ。そして、投資家に披露することができた。

コンネクトには順調に仕事が入ってくる。2人だけではこなせなくなり、バイトを雇う話まで出るほどになった。そこに投資家から連絡が入る。3人に見てもらったが、そのうち2人から投資したいというのだ。刈谷達を喜ぶ。

長崎の病院に勤めている久留美(山下美月)が久しぶりに東大阪に戻ってきた。悠人とは遠距離ながらもいい付き合いが続いている。悠人は将来について真剣に考えたいと久留美に告げる。

なかなか歌が読めない貴司は、ある決心をして舞に相談する。

【第26週(2023/3/27-3/31)あらすじ】
2020年1月。舞(福原遥)は、貴司(赤楚衛二)をパリにいる八木(又吉直樹)のもとへ送り出した。コロナ禍前のことだった。

そして、東大阪に残った舞は「空飛ぶクルマ」の有人フライトを目指して、刈谷(高杉真宙)や玉本(細川岳)をはじめ新たに加わった仲間たちとともに開発に取り組んでいた。なにわバードマン時代の先輩たちも週末には開発に参加し、徐々に形になってきていた。

しかし、4月には緊急事態宣言が出てしまう。

【脚本】桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太
【出演】福原遥,永作博美,高畑淳子,赤楚衛二,横山裕(関ジャニ∞),山下美月(乃木坂46),山口智充,くわばたりえ,古舘寛治,松尾諭,浅田芭路,葵揚,山口紗弥加,鈴木浩介,哀川翔,長濱ねる,若林元太,高杉真宙,吉谷彩子,目黒蓮,山崎紘菜,吉川晃司,鶴見辰吾,川口春奈,他
【語り】さだまさし
公式Twitterアカウント「@asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式サイト
NHKあさドラ「舞いあがれ!」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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