奈緒を捨てた衝撃の告白とは?「Mother」予告動画-日テレ

2010年05月26日08時52分ドラマ
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3分に1回泣ける凄いドラマ「Mother」が口コミで話題になっている!「母性」という愛を通して、女としての生き方や幸せについて問いかける本格派ヒューマンドラマである。4月から始まった日本テレビの水10の枠で放送している。番組サイトには、第7話の予告動画が公開されている。ナビコンでも注目しており、過去2回にわたってニュースで取り上げている。4月14日の記事5月11日の記事

主人公は、今作で3年ぶりの連続ドラマ出演となる松雪泰子。1993年のドラマ「白鳥麗子でございます!」での強烈なキャラクターがハマリ役となり、一躍女優として注目されたが、私生活では2001年に長男を出産したこともあり、演技の幅をぐんと広げ、せつない大人の女性を演じることの出来る貴重な女優だ。2009年には、映画「余命」で癌(がん)に冒されながらも、授かった子供を出産する母親を見事に演じている。

「Mother」で松雪は、小学校教諭の奈緒を演じている。教え子の怜南の身体に虐待による痣(あざ)を発見し、衝動的に怜南を誘拐し母親になる決意をするという、なんとも大胆な物語だ。
これまでの水10枠のドラマは、スタジオで収録されたドラマが多かったが、今回はロケも多用した映像が深みのある映画のような印象を与えている。

主演の松雪の演技もさることながら、注目を浴びているのが怜南を演じる子役の芦田愛菜だ。前回の第6話では、自分のために奈緒が窮地に立たされたと知った怜南が、「おかあさん なってくれたの ありがとう。/おかあさん だいすき。/おかあさん ずっとだいすき。」という置手紙を残して家を出て行ってしまう。学習帳のマスにひらがなで書いた怜南。その後の奈緒との再会シーンなど、名子役の演技にこれだけの視聴者の涙を誘ったことだろう。

今回の7話では、奈緒を産んで捨てた望月葉菜(田中裕子)が行き場を失った奈緒たちを引き取り世話をする決心をする。葉菜の申し出を受け入れた奈緒だが、自分を捨てた理由だけは知りたいと葉菜に迫る。ここで衝撃の告白がされるのだ。
ドラマのテーマは重く好みはあるだろうが、「母性」が消えたのかと疑うような事件が後を絶たない昨今、女性だけでなく、男性にもぜひとも観て欲しい素晴らしい作品だ。

ちなみに、子役の芦田愛菜は、ドラマの中で小学1年生を演じているが、実年齢はまだ5歳。5歳にしてこの演技力とは驚きだ。すでに映画やドラマにも出演している売れっ子子役で、嵐の櫻井翔が主演したドラマ「特上カバチ!!」の第3話で石黒賢の娘枯草美咲や、6月公開予定の映画「告白」主演の松たか子の娘の愛美役などを演じている。わずか5歳にして、健気な少女をやらせたらピカイチの存在感を放っている。

ドラマ「Mother」第7話は、日テレにて26日夜10時から放送放送。予告動画は、番組サイトで視聴できる。

日本テレビ「Mother」番組公式サイト